へし切長谷部(刀剣乱舞) 単語

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へし切長谷部(刀剣乱舞)とは、PCブラウザゲーム及びスマホアプリゲーム刀剣乱舞-ONLINE-」に登場するキャラクター刀剣男士)である。

「へし切長谷部、と言います。
主命とあらば、何でもこなしますよ」

種類:打刀

長谷部重作の打刀
名の由来は、信長棚の下に隠れた坊主をその棚ごと圧し切ったことから。
への忠厚く、の一番であることを渇望しているが口にすることはない。
汚れ仕事気で行う。

新垣樽助 / 絵:小宮

お任せあれ、概要でも斬って差し上げましょう。

煤色に近い色のに、色の瞳の青年の姿をした刀剣男士
元については、爛図録には「ツリ目ではない、勝ち気なツリ」と書かれている。
非公式の発言であるが、イラストレーター小宮氏は外見年齢について2729歳位か?と質問された際に「外見年齢は20歳代、くらいしか考えてないですね……イメージされているよりは若造だと思います」と答えている。

戦装束はカソックやストラといった、キリスト教職者を彷彿とさせる洋装。
これは彼に名を与えた織田信長キリスト教に寛容だった事、後のである黒田キリシタンであった事を反映していると思われる。
内番衣装・金を基調としたジャージ

パラメータは打刀の中では機動はトップで、上位の短刀に並ぶほど。ただその一方で統率は低く、装が剥げやすいという一面がある(機動特化の刀剣男士全般に言える事だが)

本人希望称は「長谷部」。織田信長藉から成る特徴的な名前を気にし、その名を与えながら直臣ではない者(黒田官兵衛)に下げ渡された事にわだかまりを残している。後述のように当時は陪臣に直接褒美が贈られるのは異例の事態だった。
アイデンティティコンプレックスを与えた名付けである信長には辛辣で、複雑な感情を抱いている。が、割り切っている様子もある。ちなみに信長は史実でも命名センス破天荒なのでさもありなん。息子の幼名に「人」とか。

審神者の呼び方は「(あるじ)」。一人称は「」、時々「この長谷部」とも言う。
の命には何でもこなす自負を示し、フランク敬語執事のように随従する。
汚れ仕事気で行う忠臣とのことだが、ゲーム内では特に描写はなく「汚れ仕事」が何なのかは
近侍に据えると「何をしましょうか。臣の手討ち?寺社の焼き討ち?ご随意にどうぞ」と、「ご飯にする?お風呂にする?」みたいな気軽さでおっかない冗談(多分)を言ったりする。こわい
しかし、審神者に放置されると待てと言うのなら、いつまでも。…迎えに来てくれるのであれば」と、悲し気な忠を思わせる健気な台詞を口にする。このギャップに思わず落ちた審神者も多い。

一方で、戦闘では恐ろしい逸話を持つ名らしく苛な姿になる。
索敵時には「状況を報告しろ。怠慢許さんぞ」と、審神者に向ける柔らかい音とはまるで違う厳格な態度で揮を執り、敵には容赦なく「恨みはないが、主命だ。……死ねり捨てる。
傷を負うと多くの刀剣男士が焦ったり苦するなかで、長谷部「っ…はは!」「だからァ?」と敵を嘲笑って挑発したり、更には死ななきゃ安いとまで言い放つ。ワンチャンアレバカテルゥ
負傷グラフィック不敵な笑みを浮かべることも手伝い、戦闘狂の要素がかなり強い。
窮地に発動する真剣必殺では
なす敵はる!」昂し、戦場でも忠心の篤さを見せる。

一見すると事務的に仕えてるようにも見えるが、胸中ではに対して渇望とまで表されるほど強い気持ちでその一番を望みつつ、口にすることなく献身にしている。
初期に消去された負傷時本丸ボイスには詳細は不明ながら「どうして…どうしてじゃないんだ」と苦するものもあった。

ユーザー間では物騒で含みのある口調から不穏な印を抱かれることもままあり、情報の少ない初期は『面従背の臣下』『裏切りそう』と誤解され、破壊ボイスで本当に審神者に最期まで忠実なことに気付き謝罪される光景もあったり。現在は忠臣像が補強され、数ある刀剣男士の中でもガチ審神者LOVEとして名前が挙がるほどに大出世した。

1周年記念イラストexitではのしつきのを手にしていた。
就任一周年ボイスでは、審神者が未熟な頃から成長を見守っていた様子で、感慨深そうなが聞ける。

そんなこんなで「」のイメージを抱くユーザーも多く、審神者長期留守後御迎ボイスでは宗三左文字からも不動行と並べて名しで「じみている」と揶揄される。

  

ボイスを担当する新垣樽助氏は長谷部について以下のように語っていた。

『一人のに一生をげたいというのがサムライというものでしょうか^^

2015年3月10日 自身のブログコメント欄にて)

『恐ろしい由来の人をった不吉な雰囲気が性格にも出ていて、戦闘られても挑発的な台詞を言ったり狂気染みた戦闘狂のような部分もあり、に対する忠心が純
『純すぎて危ない、アンバランスな感じ』

2016年2月7日 「刀剣乱舞-ONLINE-ステージ弐)

Q.なぜそこまでのことを想えるのでしょう?

A.彼のとしての歴史にも関わっていると思います。持ちであるが変わっていったことを、へし切長谷部は良いことだとは思っていない。は使われてこそだし、使われるからには良い仕事をすべきで、その自負もあった。にも関わらず、直臣ではない黒田に下げ渡されてしまい、どこか裏切られたと思っているんです。それは彼にとって、ある種の挫折だったのでしょう。ずっと一人の人に仕えて良い結果を出すことがが彼の美学だったのに、理由はわからないけど下げ渡されてしまった。これは「きっと自分の仕事が認められなかった」という挫折で、だから「今度こそは」という想いが強くあるんだろうなと思います。

アニメージュ2016年12月

『根底にあるのはへの忠心、やっぱりそこが大事』
丸の作品にいては、「のために」という想いが色んなところに飛び交っている』

2017年2月19日 「刀剣乱舞-ONLINE-ステージ四)

『元々は織田信長の所有物で、臣にあげちゃったことを根に持っている。そんな簡単にあげちゃうの!?みたいな。信長で居たかったしまだまだ仕事してないのに。
その事があって、持ちであるの為にもっとを尽くしたいっていう想いを常に抱き続けている、それが彼の色んな行動の原動になっている。強い想いを持っていて、もう強すぎて強すぎてその想いは色々拗らせているかもしれない。』

2022年2月11日 ファミ通LIVE

2時間30分?バグ部? 入手方法について

にかかる時間が他のコモン打刀より1時間長い2時間30分となっている。
大太刀3振り(石切丸、太郎太刀次郎太刀)と同じ鍛時間なため、「02:30:00が出たので大太刀かと思った長谷部だった」という事が稀によくある
大太刀は資を一定の率で盛らないと出現しないのにべ、打刀は幅広いレシピで出現する。15面ステージ大太刀一強のため、初心者審神者の中には長谷部が出て肩を落とした者も居るだろう。
しかも、ごく稀に全く違う時間で鍛されるバグがあり、一部においてバグ部と称されている。限定鍛では玉の刀剣男士の時間だと喜んで開けたらバグ部だったという恐ろしい報告も…。
yaggyWBCを一手に引き受ける不憫な存在とも言える。この手のゲームあるあるだが、お当てが出ないからといって刀剣男士ヘイトは向けないように気を付けよう。

ドロップ範囲も他のコモン打刀とは異なり中盤以降のステージになっている。

時間やドロップ範囲の違いは、初期実装の中では厚藤四郎宝)・平野四郎(御物)の打刀だったからかと思われる。

なに、長谷部がよく出る?新垣氏が「会いにきてるんですよ」exitと言ってるから気にするな

とか言っていたら2018年7月3日の鍛ドロップ変更によって3-4以降のボスドロップに変わり、鍛の出現率も低くなってしまった。
乱舞レベルのために収集するなら、同様の変更を受けた刀剣男士今剣鳴狐などが居るが彼らは変更の対象外のイベントexitで稼ぐ手がある。しかし、長谷部の場合は元々イベントドロップ率が低いので通常マップと鍛で地に集めるのが良いだろう。

回想の連中が帰ってきましたねぇ……。

『黒田家の話』『黒田家の話・その後』

作中で織田信長のことはよく口にするが、その次のであった黒田の話はほとんどしない。
この点についてはゲームサービス開始当初からプレイヤー達によって様々に理由が推測されていたが、2015年8月11日実装された日本号との回想イベントで、その意外な理由が明らかになった。なお、長谷部の胸中が聞ける後編は15回以上出ランダム発生という面倒くさい特殊な仕様
黒田長政について初めて言及し、「本当に、良い方だったのだ」と告白
付喪神にあの世があるならばついていきたかったが出来なかった、自分たちは人間より長く残る存在だからこそ「忘れること」にした、と痛切に不器用な死生観で語った。そして最後に日本号に向かい、「だが一番は今のだ!それだけは覚えておけ!」と毅然と宣言した。
後編の内容を踏まえると、前編で今のに関して「が忘れるか!」と返した長谷部の言葉も意味深に思えるが…?

『悲しみと、なぐさめ』

2016年2月16日実装。不動行と3-2マップ寺に出すると発生。
炎に包まれる本寺を前にして嘆き信長を救おうと歴史修正しかける不動を制止する。信長がどうなってもいいのかという訴えに長谷部は辛辣な返答をするが、信長が生前に好んだ「敦盛」になぞらえて諸行無常を説いた。しかも、敦盛」は不動が破壊で口にする歌でもある。どこまで意図した言葉なのか、長谷部意は測りがたい。
引用は「人間五十年、下の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。一度生を得て、滅せぬ者のあるべきか」、意味は「人の生の50年は、世界の時間の流れからするとのように一だ。一度生を受けたら死なない者などいるはずがない」
信長を深く慕い本能寺の変で救えなかったことを悔やみ続ける不動は、彼の人に倣った長谷部の言葉に思う所が出来て「……お前は、信長様のところにずっといるべきだったのかもな」と言う。しかし長谷部は「ははっ。二度とごめんだね。は、今の」と審神者への姿勢を再度表した。

長谷部が下賜された3年後の正6年(1578年)には有岡城の戦いが起きており、黒田官兵衛が自身を裏切ったと誤解した織田信長によって寿丸(のちの黒田長政)は命の危機した。それらの事柄も信長への態度に関係するのではないかという見方もある。

この状態の不動とは良くない関係のように見えるが、極めた不動とは手合わせで気心知れた間柄が見られる。長谷部は他の刀剣男士の配下として、今後も共に頑ろうじゃないか」と牽制するような口調で言うが、不動が言うには言葉の裏には「の一番は譲らない」という想いを抱いているらしい。

『命を果たすのは俺だ』

2017年7月4日実装薙刀戦場に出ると発生。
個別の銘や由来を持たない形が顕現してから審神者にべったりな事に対し、警心と嫉妬心を抱いて怒りを露わにし、素性の分からぬのすぐ側に居るのは見過ごせないとお前の事を信用しきれていない」と切り込むが、過去の「物語」を持たず、その為自分にはしかいないとする形からは、逆に「(審神者を)譲れ」と、これまたっすぐに打ち返され、速攻で断った
ともあれ、を選ぶのかは「が決める事」として結論をつける事となったが、改めて審神者に対する思い入れの強さを見せる事となった。へしかわ。

 

過去を清算してきたへし切長谷部です。
もはや過去に含むことはありません。この刃は、今代の主のためだけにあります。

2017年10月31日、宗三左文字と共に「極(刀剣乱舞)」が実装
Lv70以降、修行具一式を消費して96時間修行に旅立つことで極の姿になれる。
極になった打刀男士の特性として遠戦で稀に両隣のどちらか片方の刀剣男士を「かばう」が追加、2019年1月22日に上方修正されかばった際はダメージ効化するようになった。
ステータスは最大で生存69・打撃109・統率99・機動70・衝68・必殺71・偵察82。

審神者として恥じぬように切れ味を増して帰ると決意するが、連れてこられた修行先は、因縁の相手・織田信長の居がある安土だった。
信長は15761582年は安土城に、へし切長谷部が下賜された1575年7月には岐阜15671576年)に居したとされる。
安土に来た以上、信長との対面は避けられぬ問題。あるいは、信長してこその強さを得られるのか。「問題はを忘れてりかかったりしないかですが」とブラックジョークり、ヒヤリとさせる場面も。しかし、方の歴史を守るためのなのですから」と使命を遵守する意思を改めて示す。ずっと下げ渡された理由を考えていたのに信長の答えに拍子抜けするも納得し、今後は、今ののことだけを考えて生きていくこととします」と一生をげる宣言をする。

カソックを模した衣装い生地に金の縁取りのされたものになり、その上にケープのような外套を着用ており、の武装の下にはい生地に金の十字の刺繍の入ったストラっている。
胴はを装着し、にはコルセットを着け、摺が追加された。以前にも増してキリスト教祭を思わせる恰好となった。
戦闘時には身に炎のオーラっている。焼き討ちが出来る。

心が一層厚くなり、台詞の随所から審神者を最後のとし添い遂げようとする覚悟える。
元から多かった審神者す呼称を発する回数も大幅に増えた。に加えて、方」とも呼ぶようになり、2018年10月の時点で「」「方」と発した回数は30回にまでなる。これは今までトップだった厚藤四郎極える。

コンプレックスを解消したことで自尊心が高まり、審神者情かけて育てたであることが高い自信となっている。の命に最も忠実で役に立つ者を自負し、戦功を褒めれば「ええ、方のですから」心臓掴みの直球デレで返す。
審神者過去とは異なる存在と特別視し、以前は避けていたへし切呼びも解禁。
放置ボイス「待てというのなら、いつまでも。方は迎えに来てくれますから」強い口調で信頼を寄せる台詞に変化。情が伝わったことにする審神者が多数に上った。

独占欲や嫉妬心の強さをあまり隠さないようになり、鍛で新しいめるのは渋々許容するが、他の刀剣男士修行に見送る際には「あいつがどう強くなるかは知りませんけど、をお忘れなきよう」と釘を刺してくる。

就任記念ボイスでは一周年二周年で審神者の自慢の」「立と大いに褒め、三周年では審神者の成長を側で見守ることを幸せとまで言ってくれる。

戦闘での苛な面も増しており、職者のような格好に反した戦闘狂な言動も強くなった。
「お任せあれ!方になす尽くを血祭りにあげましょう」悪役みたいな血生臭い台詞で意気込むのは序の口。敵大将を前にして「さあ!ろう!倒そう!の敵を!」と意気揚々と叫ぶ姿には狂気すら感じる。
索敵では「状況を報告しろ!敵の退路は全部潰すぞ!」と容赦ない揮を執り、真剣必殺では死ね向かったというだけで、理由は十分だ!」気迫る形相で敵にを向ける。
中傷グラフィックでは血だらけになっても敵に鋭い眼を飛ばし口元の血を拭い不敵な笑みで仁王立ちする。手負いの狂犬のような迫で必見。

当番ではだった「汚れ仕事」に言及。長谷部の想定は泥仕事ではないようだが、血生臭い汚れ仕事を命じない審神者を好ましく思っているようだ。では設定の「汚れ仕事気で行う」はどこで行っているのか…?

乱舞レベルボイスでは審神者セクハラキンシップに戸惑う初心な反応や、負傷時でも審神者に構われすぎたら献身しようとする健気な姿、装作成失敗で唸りを上げたり慌てて言い訳が飛び出すなどの新しい一面も見られる。

審神者への信頼の表れゆえか、皮屋な彼のブラックジョークか、負傷時の本丸では「…ッ!まだ行けますよ。死んだら死んだで、捨てられることもないですからね」という言葉まで飛び出す。
過去に手放されたり置いて逝かれたことにトラウマを抱えている長谷部だが、審神者に身体を与えられたことで今のに対しては一つの答えを得てしまったことが死に際に明らかになる。

破壊台詞に関するため以下反転
破壊はゲームシステム的に考えるとプレイヤーが重傷進軍の警告を無視して故意に行った結果であるため、信頼を寄せる審神者に捨てられた想定なのか、「……はぁ……っ、すみませんねえ……、は…もう主に捨てられたくなかったんですよ……。だから……先に逝きます……。いずれ、地獄でお会いしましょう……!」と凄絶な最期の言葉を残す。
自ら死を選んだような言い方であるのが、審神者のまま生きて死ぬこと長谷部の望みなのだと痛感させられる。死後の世界で再会を誓う言葉には「審神者は必ず迎えに来てくれる」という強い信頼関係も示されているのかもしれない。

審神者の逝く先が地獄とも取れる言い方をする刀剣男士平野藤四郎極も居るが、長谷部も言及したことで審神者と刀剣男士は死後どうなるのか多様な解釈がされている。

刀剣乱舞4周年では四周年と言わず五〇周年でも六〇周年でも祝いたいと未来を見据えた言葉を告げ、就任4周年ではいつまでも審神者の記念日を祝いたいと、審神者とずっと一緒にいるつもりであることを示した。まるでプロポーズのような台詞に、いつの間にケッコンしていたっけ…と錯覚する審神者が続出。
さらには就任5周年では審神者の記念日をこうして毎年共に祝えることが「の何よりの幸せ」と告げ、お花見ボイスでは告白紛いな言葉まで溢すなど、審神者と一緒に在ることが長谷部最上幸せであることを幾度となく伝えてくれる。

主の命とあらば、メディアミックスであろうとも……。

ネタバレ注意 この項は、ネタバレ成分を多く含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

刀剣乱舞-花丸-

2番に顕現した初鍛刀剣男士にして「お世話係」として登場。
前面に出ない審神者の代わりに本丸のまとめ役&ツッコミ役を担う。お世話係=近侍ではなく、近侍は交代制だが、お世話係は長谷部固定の模様。さらに長谷部近侍を兼任していた話数もあった。

丸は所謂「日常系」のため、長谷部原作版よりも砕けた性格になっており、仲間との関係も良い。汚れ仕事を行う設定は審神者に任せられたハーブの世話になっている。
審神者は出不精でだらしないが刀剣男士想いで慕われる人柄。は高そうな描写はあるが、長谷部が言うには生活面では「長谷部が居ないと何にも出来ない」らしい。口では窘めながら嬉しそうに身の回りの世話を焼いている姿に聴者からは「ダメ審神者製造機」と言われることも。
とはいえ、審神者が立場上言えない言葉を意をんで仲間に伝えたり、審神者の側にずっと居たからこそ審神者の心を理解して仲間を思いやる言葉を代わりに伝える良き忠臣の顔も見せている。

第2話では本寺出で待望の隊長を拝命。隠れた木ごと敵を凄まじい切れ味と腕を発揮。
長谷部と宗三が信長に辛辣なため嫌ってるのかと思われるが、本寺が燃える様子をぶ姿から、「言葉通りのことを思っているとも限らない」と、審神者が彼らにゆっくりしてくるように言った理由を察した。「もし今信長が生きていて会うことができたら何て言葉をかける?」という問いに、長谷部「言いたいことなんて何もない晴れやかな笑みで言い、未練のない様子であった。
ED曲「心の在処」を宗三左文字薬研藤四郎三振りで担当。映像織田信長の生き様に翻弄されるたちの無常に揺らぐ心とぐ心をコンセプトに作られている。

4話の浪費が祟って6話では刀剣男士のために頑り過ぎた審神者が発熱してしまう。当然長谷部も大慌て。病人食としてうどんを作ることになり、突然ミュージカル調で歌い始めた急に歌うよ
審神者を想って懸命に臣の手討ち」ならぬ「うどんの手打ち」を行い、が助ける!何としてでも! 」「…!死ぬな…っ!!」まで流す長谷部
次々に繰り広げられるミュージカルに、まるで意味がわからんぞ!状態の視聴者
なお、審神者はただの風邪らしい。長谷部愛が重い
完成した鍋焼きうどんは、黒田官兵衛の故郷(播磨現在兵庫県西部)で食される播州うどんのような出来となった。長谷部黒田に仕えていた頃を憶えていたようだ。あの工程だと台切がほぼ作っていたのになぜ播州うどんになったのか?それは突っ込んではいけない。
長谷部の過剰な心配は、敬慕してる黒田長政は出先で病死しているからなのかも…?
食べた審神者は「うまい」「少ししょっぱい」と言っていたそうだが、塩分は控えめにしたとのことなので、のせいだろうか。もしかしたら審神者感動で泣いていたのかもしれない。

最終話でも審神者の世話を甲斐甲斐しくい、外はなのもあって審神者のために徹夜で縫った袢を贈る。聞き取りにくいが襟巻きも編んだと言っている。

ニュータイプロマンス2017SPRINGの全12話を振り返る記事では新垣氏から「最初から最後までひと筋でしたね」とまで評されている。

その後、カオス回の6話のを受けてはなまるうどんとコラボがされ、長谷部のうどんが再現されたexit2016年12月15日から全コラボ実施店舗で販売され、一部店舗ではノリノリ店員達によっておおいに盛り上がり、好評のうちに終了した。
さらに、2017年12月1日から二週間限定開される劇場版総集編を記念してはなまるうどんとのコラボが復活し、長谷部のうどんが再び食べれることになったexit

 続『刀剣乱舞-花丸-』

1期から引き続き「お世話係」。さらに、2期から「新刀剣男士お世話係」に任命された加州清光と共に「お世話係コンビ」としてラジオパーソナリティーに抜される。 
大晦日掃除では部屋はもちろん自分が担当すると宣言し、正月にはのぶんのお屠蘇雑煮も運んでいた。このことから審神者は飲できる年齢の可性があるが、10話の一期一振の台詞から結婚することはない模様。

審神者を慕う気持ちはとても強く、3話の運動会では審神者が寄贈した金メダルを手に入れようと薬研藤四郎・宗三左文字茄子紺色で出場。しかし、悪戦苦闘の末に獲得したメダルは本物の金ではなく煎餅に金を貼り付けものだと明かされる。煎餅は太鼓鐘貞宗にあげて、破れた金長谷部は一人で涙目で貼り合わせていた…。かわいそうかわいい

4話で不動行が顕現した際は、過去に拘る彼と衝突してしまう。
長谷部過去への想いについて話題になり、スナックにてほろ酔い日本号と不動と次郎太刀に問われて黒田長政への想いを打ち明ける。締めには「一番は今のだからな!」と強調して宣言。
信長を慕うあまり出先で歴史修正に足を踏みかけた不動を叱責するも、長谷部も言いすぎたことを気にする。不動が遭難してしまう急展開に突入し、長谷部ダイナミックな構図の荒波のなか浮き輪を担いで物凄い速さのパドリングで辿り着き、ごねる不動行を説得し(その間長谷部は荒れ狂うで立ち泳ぎ)、難救助をするスーパープレイを見せた
帰還後は回想台詞で不動を諭し、審神者の人柄を聞かれた際には優しい微笑みを浮かべて惚気話を繰り広げた。
「何を考えているか分からない不思議な方だ。だが優しく、いつも俺達のことを想ってくれている。
ちょっと整理整頓が苦手で、出不精なところもあるが、部屋掃除がやるし、望むものは部屋まで運ぶから…(以下フェードアウト)」
審神者が重度の出不精なのは長谷部が助長しているせいでは…?

7話では本丸博多園山が開催。屋台の中にはうどん屋まであり、うどんミュージカルの一節を歌で歌いながら調理をする長谷部の姿があった
放送の3日後にはなまるうどんと再び期間限定コラボすることが告知。「へし切長谷部おうどん」も再び販売された。イラストで長谷部が稲荷寿司を持っているexitことから、3話の稲荷寿司シーン伏線だったか…。

8話で審神者大好きなわんこ亀甲貞宗をディフェンス。お世話係についてはが快適に過ごせるよう身辺を整え、時にの職務を補佐し、時にの命をみなに伝え、その他諸々のために勤め上げる、重要かつ最も誉れ高い職務だ」と誇り、私生活のみならず仕事も補佐していることが判明した。
ラジオ第5回では甲と長谷部について、二人ともを大切にしており、が好きでしょうがなくて、隙あらばの顔を見ようとして近くに居たがり、のために頑るという面では共通していると語られている。

人肌しい季節になった11話では審神者の懐に入ろうとした信濃四郎をさりげなくディフェンスしつつ、審神者が何ヶもかけて62振りぶんを手編みした防寒具を配る。一人一人を思いやってデザインが異なり、長谷部のぶんは戦装束のストラを模した襟巻き長谷部は感して「生涯大事に致します!」と宣言。愛が重い

本丸にまだ3振りまでしか顕現していない頃、審神者に与えられた身体にまだ不慣れな姿も描かれた。
ついていけなかった過去を顧みてか「自分の思い通りに動けるなど昔は想像もしてなかった」と嬉しそうに語り、既に審神者デレ気味で世話を焼いていた。お世話係は審神者仲間を思いやって自的に言い出し、当初は長谷部料理担当だったことが判明した。

新垣氏はアニメディア2018年4月号で長谷部は以前からひと筋ですけど、今回は仲間という言葉を結構使うようになった」と述べている。

2018年6月16日開催のスペシャルイベント丸◎まつりパンレットでは新垣氏は長谷部の好きなところを「一途にをおもっているところ。一途ゆえの危なっかしいところやコミカルに見えてしまうところもひっくるめて魅だと思っています。」と答えている。

活撃 刀剣乱舞

六話の食堂シーンで大勢の刀剣男士と一緒にモブとして登場。
本丸では基本ジャージだった丸とは異なり武装を解除したカソック姿。食事中のため手袋を外して素手だった。他の刀剣男士兄弟友人知人と談笑しながら食事して仲まじい様子だったのだが、長谷部無表情で淡々と食事しているだった。

刀剣乱舞無双

第三部隊隊長を務める。隊員は薬研藤四郎薙刀三章からは面も加わる。

これまでの生の中では原作キャラにわりと近い解釈で描写されている。

戦闘スピードパワータイプ主命と怒りに心を燃やし、高い機動で次々と敵を討ち倒す””のアクションが特徴。原作を踏まえて16人の中では最も移動速度が速く設定されている。
戦場での苛さがより凄まじく、相も見せる。

本作では本編開始前に本丸が敵に襲撃され審神者は皆を守るために自ら消息を絶った。そのため原作でよく見る対長谷部ではなく、対仲間長谷部の姿がメインとなる。本丸に配置するとを想って告白めいた独り言を発したり寂しげな表情をする切ない面もある。

特別バディ台詞相手は、薬研藤四郎薙刀、面蜻蛉切、一期一振。

来歴と言えど、主が勝て、と言っているんでな。

刀工長谷部重(はせべくにしげ)の作と伝えられる
重は建武期(1334年1336年)頃(延文年間1356年1361年に活躍したとの説もあり)の山城国現在京都府)の刀工だが、鎌倉時代に相州伝を完成させた岡崎五郎正宗子で、「正宗十哲」の一人とされている。「正宗十哲」には他に、左文字三兄弟の左文字慶、江の郷義、山姥切長義の備前長船長義などがいる。

正式名称は嵌銘長谷部重本黒田筑前守(名物へし切)」黒田筑前守とは黒田長政のこと。
紋が身全体に見られる皆焼(ひたつらば)であり、重の垂れ紋として有名。
波打つ紋が先だけではなく地鉄部分を含む身全体に見られ、鎬(しのぎ)や棟(むね)にまで焼き入れを行う加工を施されている。皆焼は非常に難しい技法とされており、製作に失敗するとの品質を大幅に落としてしまう可性が高いという。

文化庁国宝指定文化財等データベースexit解説によると「現存する長谷部の作の中でも、有銘無銘を通じて肩すべきもののない傑作とのこと。また、もとは大太刀であったものをに仕立て直しているとされており、磨り上げ前は三尺近かったとみられている。

「へし切」という特徴的な名は、織田信長観内という坊主(使用人)の不始末を咎めた際、彼が台所へ逃げ棚の下に隠れてしまったために「圧し切り身を当てて切る)」にして殺したという話に由来する。

そもそもる際には「振りかぶってりつけ、引く」という動作が必要だが、で押し付けるだけで人間ったという事になり、凄まじいれ味があった事が伺える。
なお、ゲーム内の設定やデータベースの記述のように「棚の上から圧しった」説と、「を差し込んで棚の下から圧しった」説とで別れており、書籍によっても記述が異なる。現所蔵元の福岡市博物館では後者の説を提唱している。

その後は、『黒田譜』には正3年(1575)に小寺黒田官兵衛小寺政職の使者として信長に面会した折、中国攻めの策を提言した褒美として信長から「御太刀賜」ったとあり、その太刀がこのへし切であったという。当時は陪臣に直接褒美が渡されるのは異例であった。
『享保名物帳』には織田信長から豊臣秀吉に贈られた後に黒田長政に下賜されたと記されているが、現在では誤伝とされている。また、長谷部重作と判明したのは黒田に渡った後、黒田長政研師の本徳に鑑定依頼してからで、黒田記録によるとそれまでは「圧切御と呼ばれていた。

黒田文書』第2巻112によると、黒田長政の死後は、遺言書により2代黒田忠之ではなく四男・黒田高政相続する。
ちなみに、忠之は博多藤四郎の元の一人で、彼の修行場所にも選ばれている。忠之は素行の悪さから・長政に嫡を検討されたこともあり、のちに36歳のときに「黒田騒動」と呼ばれる御家騒動を引き起こしている。
忠之は祖・如から太刀日光一文字」を相続しており、『黒田文書』第2巻234には・長政が逝去した一ヶ後に日光一文字の拵を注文したときの書が記されている。注文書には細かく示を書いたあとに、「へし(圧)切之に少もちか(違)ひ不申様ニ」、つまり「へし切の拵と全く同じにしてね」と書いている。何故そう注文したかは不明。そのときの拵も残っていない。アルック期その1

黒田高政は筑前の初代だが、福岡3代黒田の遺品録にはへし切長谷部が登場するため、18世紀初めには福岡に戻ってきていたとされる。

現存する拵は10代黒田斉清の代、文化文政期(180430)頃に制作されたとされる。
打刀拵(きんあられさめあおうるしうちがたなこしらえ)と呼ばれ、同じく黒田宝として伝わった安宅切(あたきぎり)」の拵を写したもの。アルック期その2

19世紀に編纂された『黒田台帳』のへし切長谷部切御)の名の横には、「中将様御」(中将様=福岡11代黒田長溥が普段ししている)と書いてある。
これは、長溥が養子として黒田に入ったが故、初代・長政や祖・如の威を掲げ、自らをその後継者であると中に再認識させて論統一を図った策の一環ではないとされている。

このように、黒田代々の重宝として大切にされていた。
黒田に伝わる文書『名物三作』でも、太刀日光一文字」、薙刀権藤鎮教」と並んでその名を挙げられている。

昭和4(1929)年に開催された「日本名宝展覧会」では黒田侯爵所持として、日本号と共に出展
昭和8(1933)年には重要美術品に認定され、昭和11(1936)年に旧宝(現在の重要文化財)に定。昭和28(1953)年に改めて定を受けた。

その後、黒田14代黒田長礼氏が昭和53(1978)年に死去。生前の遺言に伴い、多くの宝物と共に福岡市に寄贈された。現在福岡市博物館exitに所蔵。

2016年1月5日1月30日黒田名宝展示」において、日本号(常設展示)と並んで開。
初日には200~300人の行列が形成。12時間待ちという賑わいを見せた。
また、身の写真の等身大ポスター売・予約待ちになった他、刀から「おまたせ」という台詞の吹き出しが出ているポスターexitも好評を博した(ちなみに展示終了時には「またね」になっていたexit)。

2017年1月5日2月5日、前回から更に会期を拡大して開。
前回以上の盛況を見せ、テレビカメラの取材が入るなどして注された。
更に、展示を記念して描き下ろしイラストが公開exit。会期中は記念バッジの販売のほか、等身大パネルや描き下ろしイラストが展示、黒田ゆかりの施設をめぐるスタンプラリーが開催された。

2018年9月29日11月25日京都国立博物館で開催される「のかたな のわざとこころ」に出展。ニトロプラスが協刀剣乱舞-ONLINE-の23振りの刀剣男士コラボと発表された。
360度眺められる独立ケースに展示されており、希少な鑑賞機会となっている。

2019年9月7日11月4日福岡市博物館で開催される「侍 ~もののふの美の系譜~ The Exhibition of SAMURAIexit」に拵と共に出展。また同展ではゲームとのコラボが実現し、立ち絵ネルおよびイラストの展示、グッズ販売が行われた。

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