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ぼくの名前はエンポリオですとは、とてもよく知ってる、初めて出会った人物への自己紹介である。
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あなた…『覚悟して来てる人』…ですよね。 この記事は、ジョジョの奇妙な冒険・第6部「ストーンオーシャン」の結末についてのネタバレを擁してます。 |
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」Part6ストーンオーシャンに登場する、エンポリオ・アルニーニョの台詞。
物語の黒幕であるエンリコ・プッチ神父は、「天国へ行く方法」によって手に入れたスタンド「メイド・イン・ヘブン」によって、宇宙は時の加速により終焉と新たな宇宙の誕生を迎える。この一巡した宇宙によって全ての人類は未来を体感し、予め自分の「運命」を知ることが出来る世界が生まれてしまう。これがプッチの求めた「天国」なのだ。
だが、消し去りたかった自分への因縁を消すために、逃がしてしまったエンポリオ少年を追い詰めるため、時の加速を始めた2012年3月21日より前のグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所で一時中断したが、そこでプッチに斃された空条徐倫の意志を受け継いだエンポリオによって逆にプッチは斃され、これによってプッチの求めた「天国」は完成することなく、決められた「運命」に縛られない新たな世界へ人々は行き着くこととなる。
新しい世界に行き着いたエンポリオは、グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所外のバス停に立っていた。そこで出会ったのは、エンポリオと共に闘い、プッチ神父の前に敗れてしまった仲間に似た人達だった。エルメェス・コステロ似のエルディス[1]、ナルシソ・アナスイ似のアナキス、そして空条徐倫似のアイリン。
エンポリオは一度、プッチ神父によって一巡した世界で、空条徐倫と空条承太郎に似た人物がG.D.st刑務所の面会室で、一巡する前の世界と同じ運命を辿ったのを目撃している。しかし今であった彼女たちの運命は違っていた。父親と関係の良好なアイリン、恋人であるアイリンと結婚を誓ったアナキス、姉が今も生きているであろうエルディス。刑務所に入る原因となった運命がこの世界では起こらず、それでいて「引力」のように刑務所の外でエンポリオは彼女らに出会ったのだ。
彼女らとの出会いに、エンポリオは言葉も出ず震え始める。エンポリオは一緒に闘った仲間である徐倫たちとの思い出はあるが、アイリンたちにはその記憶はない別人。再会を果たせた仲間なのに、その事実を受け入れなければならないのだ。
雨が降り始め、その寒さのせいで震えていると思ったアイリンは上着を脱いでエンポリオに掛けようとする。その時にアイリンの左肩に見えたのは、ジョースター家の一族の証である「星形のアザ」…。エンポリオはとうとう堪え切れずに涙を流しながら、アイリンに自分の名前を明かす。
エンポリオです……
ぼくの名前はエンポリオです
雨の中、アイリンとアナキスの車はエルディスとエンポリオの二人を乗せて走り出す。アイリンの父の元へ、結婚の許可を取りに、それと、ケープ・カナベラルに…。その途中でヒッチハイカーを見つけ、彼も乗せる事に。そのヒッチハイカーの姿は、ウェザー・リポートそっくりの男だった。
ジョジョの奇妙な冒険Part6ストーンオーシャンは、このエピソードをもって幕を閉じる。アイリンたちの幸せは、徐倫たちが命を賭してプッチ神父との闘いに身を投じ、その命が失われても遺志を受け継いだエンポリオが勝利したという証であるが、その事実をアイリンたちは知らず、エンポリオのみしか知らない(もしくは、その闘いを見届けた読者たちも)。徐倫たちとの思い出がある故に、その面影があるアイリンたちと出会えた事は喜ぶべき事だが、同時に悲しみも感じてしまう。そのエンポリオの複雑な心境は、読者に痛いほど通じるだろう。
本シリーズのテーマとして用いられた、「記憶(思い出)」「人の出会い(引力)」「愛」の全てが詰まった集大成とも言えるこのエピローグは、ストーンオーシャン本編を「愛=理解!!」した読者が涙なくして語れない名場面であると言えるだろう。
(メイド・イン・ヘブンのスタンド能力が、作者自身の感覚としてアイデア的に究極に達してしまい、創作的な満足感や達成感を味わったが、それを拭い去るために「原点に返ろう」と思い立ち)
ラストのボス・プッチ神父のスタンド能力をさらにパワーアップさせよう。そうすりゃあ、時間も主人公たちも血統も宇宙一周して原始に返れる。ジョジョの奇妙な冒険は――現代文明を捨てて自然に返ろう。
それが当時、終了直前に変更して描いた、「ストーンオーシャン」のラストです。しかもノスタルジイの感覚も出せた。空条徐倫の記憶は別のものだが、愛と情は残って永遠のものとなり、きっと成長して行くでしょう。
このエピローグは、当初予定してたものから変更して描いていたものである事が明かされている。そして、作品の世界観がパラレルワールドに達した事で再び時代設定を19世紀末に戻し、新たな舞台に突入した『ジョジョ』Part7が「スティール・ボール・ラン」である。
このPart7につながる構想は、このPart6最終回執筆中の時点で考えられている。2003年当時、フジテレビ721で放送された『週刊少年「」』の第1回ゲストとして荒木飛呂彦が選ばれ、この最終回の原稿を描き上げたところで作者の仕事場で番組を収録。この番組のコーナーである100の質問のひとつとして「第7部の構想は?」と聞かれ、「ある」と回答。編集者と全く打ち合わせをしていない状態だったが、タイトルが「スティール・ボール・ラン」と決めていた事を明かした。また、当番組内では最終回のネームも一部公開され、そのページが「ぼくの名前はエンポリオです」のシーンだった。ちなみに、同じく100の質問の中で聞かれた「最近、涙を流したのはいつ?」という質問に対して「(Part6の)最終回のネームを描いてて」と回答している。
掲示板
21 ななしのよっしん
2024/05/09(木) 02:49:47 ID: ThqZhn9Qto
>>4だった
22 ななしのよっしん
2024/10/11(金) 22:45:13 ID: 6+y9oshwm8
早人にしてもエンポリオにしても、幼いにも関わらず強大な悪に立ち向かって見事打ち倒したっていうのに、みんなから大絶賛されるわけでもなく、むしろ大きなものを失ってひたすら泣くしかないっていうのが本当に辛い。
エンポリオに関しては比喩抜きで独りぼっちになってしまったわけだし……。
あの後エンポリオは変わり果てた世界でどのように過ごしてどのように成長していったんだろうか……。
23 ななしのよっしん
2024/10/11(金) 22:52:33 ID: kHfhVYX/Ph
ぼくポリえもん
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最終更新:2025/12/09(火) 14:00
最終更新:2025/12/09(火) 14:00
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