まいむまいむとは (マイムマイムとは) [単語記事]

まいむまいむとは、ニコニコ動画で活躍する動画投稿者の一人である。

概要

主だった活躍の場所はMMD刀剣乱舞タグ。まれに刀剣乱舞音MAD タグにも姿を見せる。
初投稿は2015年 3月14日『【MMD刀剣乱舞】女々しい奴らで女々しくて【＋織田ズ】』

最たる特徴は、凡人の理解の範疇を超える独特のセンスと常軌を逸したへし切長谷部への愛。
その為氏の動画は、あまりの事に動揺を隠せない視聴者の声と大量の草とでコメント欄が埋め尽くされ、サバンナの様相を呈する。
以下、氏の特徴を細かく解説する。

まず投稿のメインであるMMD 動画。
これは傾向として、
1.最初から明らかに様子がおかしい動画
2.序盤はなんの変哲もないダンス動画であるのに後半以降に変化球が含まれる動画
3.最初から最後まで純粋にダンスを楽しめる動画
以上3パターンが存在し、ダンス動画として始まってもいつどういった変化が訪れるか分からない為、視聴者の心を悪戯な春風のように翻弄してくれる。
比較的多いのは1に属する動画だが、2も少なくない。1と2が「いつものまいむまいむ」と称される事からも分かる通り、視聴者の氏のイメージは概ねここに収束する。
3に関しては「きれいなまいむまいむ」という個別呼称が付けられているものの、出会える機会は極端に少ない。

一方音MADでは独自の発想と雑さ斬新な音入れのタイミングに定評があり、その尖りきった繋ぎ目も含めて妙な中毒性が視聴者の心を捉えて離さない。
雑コラ素材のあるがままを存分に生かしたコラージュ画像が動画内に挿入されているのも、特徴の一つである。

他には、動画投稿文にも氏の先進的なセンスがいかんなく発揮されている。
そのあまりにも鋭い感性を隠さない文章に、視聴者はしばしば「どういうことなの・・・」と頭および腹を抱えるはめになる。
また、投稿文内ではしばしば二番煎じを気にする素振りを見せるが、この発言を受けた視聴者から「二番煎じでたまるか」というコメントがつく事から、実情に関してはお察し頂きたい。

投稿ペースにも目を引くものがある。
初投稿である2015年 3月14日から2015年 4月4日まで、驚くべき事に毎日なにかしらの動画を投稿していた。由来して「日刊まいむまいむ」というタグが存在している。
長期に渡った日刊投稿が終了した後も投稿頻度が高い事には変わりなく、氏の動画に「またお前か」に類するタグが付いているのはこの為である。言うまでもないが、この類のタグはもちろん氏の動画投稿を待ちわびていた視聴者のラブコールに他ならない。
ただし、動画投稿頻度に比例して睡眠時間が削れている事を本人が動画投稿文にて語っており、視聴者は投稿を待ちわびる気持ちと、どうか健康を害さぬうちに寝てくれという気持ちの間で揺れ動いている。この視聴者の複雑な心境を反映し、「うｐ主寝ろシリーズ」タグが付けられる事もある。

氏の投稿動画で最も登場回数が多いキャラクターは、へし切長谷部。
へし切長谷部は氏の愛を一身に受けていると言っても過言ではない重用ぶりで、大抵メインとしてセンターに居る事が多いが、特にメインに絡んでいない動画でも画面端に映り込み強い存在感を放っている。
2015年 03月25日の投稿動画『【MMD刀剣乱舞】長谷部のひらひらがすごい回転し続ける朧【織田組】』では氏がへし切長谷部の着衣の広がり方に対する過剰な愛を見せつけ、「へしコプター」なるタグも誕生した。以降も氏は着衣の挙動に対する激しい執着を見せつける動画を多数投稿しており、へし切長谷部の着衣を揺らめかせる為に本丸を水没させる事も辞さない始末である。氏の愛がいかに過激であるか、お分かり頂けるだろう。
無論、氏の愛は着衣だけでなくへし切長谷部自身にも向けられている。
ひたすら走らせてみたり、起き上がらせてみたり、水上スケートをさせてみたり飛ばしてみたり見切れさせてみたりちくパを推させてみたり特に理由のない暴力で刀装を破壊させてみたりロイヤクザにケンカを売られてみたりと、氏のへし切長谷部の愛で方は実に多種多様である。
そのあまりに深く難解過ぎる愛の表現は、初見視聴者の困惑と常連視聴者の爆笑を誘ってやまない。