まこと(ストリートファイター)

まことは、対戦格闘ゲーム『ストリートファイターIII3rdStrike』より登場の『ストリートファイターIII』（略称：ストIII）シリーズ『スーパーストリートファイターIV』(略称：スパIV)に登場する架空の人物。CV:津村まこと。

概要

師範代である父が急死し落ちぶれた実家の空手道場「竜胆館（りんどうかん）」を、もう一度盛り立てるために戦う黒帯の空手少女。

『ストリートファイターIII』というストイックなゲームに登場するだけあってか、女の子でありながらとても漢（おとこ）らしい、即ち「漢娘」（おとこ）（屋上へ行こうぜ…久しぶりに…キレちまったよ…）勝気で黒髪ショートカットヘアのマニッシュ（ボーイッシュ）な娘。リュウの白道着と同様の白空手道着姿に土佐弁が特徴で…実はバスト80cmの隠れ巨乳である。^[1]

通常移動はとても遅いがダッシュや必殺技・疾風を使った移動はとても早い、対空技が前に出ない、等クセがあるキャラだが、一度型にハマるとてつもない爆発力を発揮する。
追撃が可能なコマンド投げ・唐草が決まれば、SAから一気にスタン（気絶）までもっていけるコンボもあり、それらを絡めれば10 割即死も夢ではないと言うロマンと爆発力に溢れたキャラクターである。

その爆発力を活かせば上位キャラとも十分渡り合えるポテンシャルを持っている。特にＮ択状況での読み合いが熱いキャラである為、どんな相手にも試合をジャンケンに持ち込む事が出来るのが特徴で、安定度こそ上位キャラに比べて見劣りするものの、上位キャラを食う事も度々ある。

「土佐弁を再現するのが難しい」と言う最大の欠点からか、はたまたキャラの特性か、外部出演や二次創作の場では活躍出来ていないのが難点で、ストIIIユーザー以外への知名度が低いのが惜しまれる。

なお、時系列的には、初出のⅢより前の時代である『ストリートファイターIV』シリーズへの参戦は難しいと思われていたが、後にいぶき、ダッドリーらⅢメンバーとともに『スーパーストリートファイターIV』へ参戦している。

元ネタ

彼女のモデルになったのは、『3rd』稼働の前年1998年にNHK-BS2で放送されていたアニメ「プリンセスナイン 如月女子高野球部」という女子野球アニメの部員の一人である、堀田小春であると言われている。

ほぼ同様の身体的特徴（髪型も前髪以外はほぼ同じ）、土佐弁で「土佐の秘密兵器」という異名を持つ、男勝りな性格、父親を慕っている所（こちらは死にかけたが生きてはいる）等、スポーツと格闘技という違いを除けば、ほぼまんまと言っても差し支えない程の共通点がある。また『3rd』におけるまこと以外の新キャラ3人の内2人が確実視されている元ネタがあること（Q⇒ロボット刑事、トゥエルヴ⇒スペル星人）、発表時期が近い事等も、それを裏付けるものとなっている。（空手少女のモチーフについては他に何か別の元ネタがありそうにも見えるが定かではない）
「プリンセスナイン」自体はニコニコ動画でも「dアニメストア ニコニコ支店」のラインナップに含まれており配信中なので、興味のある人は確かみてみろ！

関連動画

左：ある意味伝説のまことプレイヤー「いづ」のMAD

関連コミュニティ

関連項目

• ストリートファイターIII
• スーパーストリートファイターIV
• ストリートファイターシリーズのキャラクター一覧
• プリンセスナイン

脚注

1. *白の空手着・空手道着は勿論デフォルトカラー（標準の色）。ゲームではプレイヤーがアナザーカラーの空手道着やそれ以外のDLC衣装(スパIVのみ)を選択してプレイ可能である。