またDC-10か単語

マタディーシーテンカ

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またDC-10かとは、「またお前か」の航空機版である。

概要

航空事故歴史を紐解いた際、デ・ハビランド コメット初代機と共に機材設計の問題(機材の欠陥)に起因する重大事故マクドネル・ダグラスの3発ジェットDC-10は引き起こしている。

しかもその重大事故1974年 トルコ航空981便墜落事故 死者346人)を引き起こした欠陥は、開発時に既に判明していたものであったにも関わらず、ダクラス社が他社との競争のため完成を急いだ故に黙殺され、更に就航後、実際にそれが原因で墜落する危険性が高い重大インデントを起こしたにも関わらず、アメリカ政府工作善を怠って放置されていたものであった。それゆえこ事故後、会社と政府の体質が厳しく批判され、DC-10は欠陥機だというイメージが強まった。

さらにDC-10はその事故後も幾度と重大航空事故の当事機になったり、別の航空事故の要因になる事例が発生したため、航空事故関連の動画で(悪い意味で)お染みの飛行機となったことからこのタグが生まれることとなった。挙句の果てには滑走路上にDC-10から落下した部品があったのが原因で、それを踏んだ別の旅客機が離陸直後に墜落するという事件まで起きたため、事故機がDC-10でなくても視聴者に原因として疑われる羽になった。

DC-10事故喪失率は同時期に製造されていたロッキードL-1011トライスターやボーイングB737B747よりも高いと言われている。

なおDC-10の後継機MD-11は操縦性に難がある、3発機自体が中途半端になったなどの理由で販売不振に陥り、またこの機も同年代の他社機と較すると事故発生率が高いと言われている。

ちなみにDC-10のおかげでダグラス旅客機≒欠陥機と見られがちだが、むしろDC-10以前の機体は他社の機体と較しても優れた機体が多く、ジェット明期にボーイング707と覇を競ったDC-8、レシプロ旅客機時代の最後を飾ったDC-6などの歴史に残る名機も数多くある(最も競合機との値下げ戦争の結果逆ザヤ地獄に突入し、結果的にダグラス倒産引き金となったDC-7という迷機もあるが)。

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最終更新:2024/03/29(金) 03:00

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