みずへび座単語

ミズヘビザ

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みずへび座
Hydrus
略符 Hyi
the Water Snake
設定者 ペーテル・ケイセル
フレデリック・デ・ハウトマン
概略位置: 2
概略位置: -70
21時正中 12月1日
広さ 243方度(61位)
3.0等以上の恒星 2
みずへび座β(2.79等)
メシエ体数 0
隣接する星座
星座の一覧

みずへび座とは、全88星座の1つ。

の小さな星座で、鹿児島市以南の地域で観測できる。

概要

3つの3等三角形を作っている。星座絵では、体をくねらせたヘビの姿が描かれている。

みずへび座は較的新しい星座で、ネーデルラントの航士ペーテル・ケイセルと、同じく探検フレデリック・デ・ハウトマンによる観測に基づいて作られた。

最も大きな星座であるうみへび座とは、和名も学名もよく似ている。

主な天体

恒星

みずへび座には固有名を持つ恒星は存在しない。

  • みずへび座α
    • 3等で、みずへび座では2番に明るい。
      ヘビの頭部にあたるで、紀元前3000年頃には南極だった。
  • みずへび座β
    • みずへび座で最も明るい3等
      太陽とよく似ており、将来の姿を示しているとされる。

データ

名称 視等級 絶対等級 距離(光年) スペクトル型 変光星 備考
β みずへび座β 2.82 3.45 24 G2IV 脈動変光星 黄色準巨
α みずへび座α 2.86 1.16 71 F0V 黄色準巨
γ みずへび座γ 3.26 0.87 174 K1III
δ みずへび座δ 4.08 0.99 135 A3V
ε みずへび座ε 4.12 0.76 153 B9III

星団・星雲・銀河

その他

歴史

1595年、ペーテル・ケイセルフレデリック・デ・ハウトマンは東インドへの航に参加し、マダガスカルなどで天体観測を行った。ネーデルラント天文学者ペトルス・プランシウスはこの観測結果に基づき、みずへび座を含む12の星座を発表した。

みずへび座(Hydrus)はうみへび座(Hydra)と名前がよく似ているが、ラテン語では同じ単男性形と女性形である。

これを直訳すれば、みずへび座が「オスの」、うみへび座が「メスの」となる。

関連コミュニティ

関連項目

ケイセルとデ・ハウトマン星座(1595-97年)

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最終更新:2024/03/29(金) 08:00

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