む～ちょとは (ムーチョとは) [単語記事]

む～ちょとは、動画投稿者・DJ・ヨーヨープレイヤー・ヨーヨーパーツブランド代表。
「む～ちょ」は動画投稿者としての名義で、DJとしては「KIWAMU」、ヨーヨープレイヤーとしては本名の「江幡究」で活動している。

概要

ボカロPとして

おもにVOCALOIDオリジナル曲のリミックスを専門に投稿している。自身のオリジナル曲の発表はまだない。

使用VOCALOIDは、初期はMEIKO・KAITO、後に巡音ルカが中心となっている。

ハウス・ドラムンベースを中心とした緻密で叙情的なサウンド、そして自ら打ち込むVOCALOIDの優しい声色に魅了される者が続出。現時点でリミックス専門のPでありながらファンも少なくなく、原曲のみならず氏のリミックスを歌ってみた動画も投稿されている。

一時期は古川Pのリミックスを立て続けに投稿しており、特に『【巡音ルカ】Good morning Emma SympsonをRemix!!!』は古川P本人も大のお気に入りで、古川Pの原曲の動画でも紹介されている。なお、同リミックスは、古川本舗の2nd「(the army for your)ENVY E.P.」(2011年 9月をもって廃盤)にも収録され、トリを飾っている。

DJ・作曲家として

名義は「KIWAMU」。

あのHiroyukiODA（鼻そうめんP)氏も所属している日本の音楽レーベル「Otog raphic Music」に名を連ね、2010年 7月7日にデビューシングル『Elega nce / Birth』をリリースした。BeatportやAmazon MP3、iTunes Store等、代表的な配信サービスにてダウンロード購入することができる。

後述の通りヨーヨープレイヤーでもあるため、日本ヨーヨー連盟にフリースタイル用楽曲も提供している。
JYYF公式ウェブサイトでダウンロードでき、このまま大会で使用する場合、CDの提出が不要になる。

なお、これら「推奨曲」の多くは学生時代の作品である。ファンには貴重かもしれない。

最新作＆マイリスト

ヨーヨープレイヤーとして

ヨーヨー＞ヨーヨープレイヤー一覧＞江幡究

名義は本名の「江幡究」。専門は2A。
第1期ハイパーヨーヨー時代からバンダイ撤退後の氷河期を越えて、現在まで現役でプレイし続ける。
タングラー系統のトリックを多数開拓したことでも有名。

黎明期から研究しつくされている2A部門において、プレイスタイル・技・使用ヨーヨーに至るまで異彩を放ちまくるプレイヤーだった。

ヨーヨーのフリースタイルは1点でも多くクリッカーを稼ぐため、高速でプレイして技を詰め込むのが定石である。
ところが、江幡のフリースタイルはゆったり脱力系であり、優雅ともやる気なさげとも言える動きで見る者に強烈な印象を残す。
代わりに、ロングスリープに任せたエクストリームなコンボを繰り出すことで、大量得点をかっさらう。

トリックの遅さとリスキーさから大会成績そのものは安定しないが、ハマるとめっぽう強く、現時点での最高成績は2006年全国 1位・世界4位である。

コンテストプレイヤーとしての顔もさることながら、むしろトリックイノベーターとしての顔が知られている。

2004年頃、「タングラー」というトリックが開発されたが、はじめのものはヨーヨーの周回半径が小さくなっていくためにずっと続けられなかった。江幡はこれの(スリープの続く限り)ずっと続けられるバリエーションを開発。「ナメナメ」と名付けた。ほどなくしてナメナメの方がメジャーになり、現在では単に「タングラー」といえばナメナメの方をさす(元の方は「タンカマー」という)。