「あー暇だなぁ なにか面白いことないかなぁ」
『もこけねのSCPで暇つぶし』とは、ゆっくりSCP解説動画である。
暇を感じた妹紅の元へ慧音が突如現れて強引に解説を開始する。解説は非常にテンポよく進行し、冒頭のようなやりとりで動画開始からだいたい20秒前後、早ければ10秒で解説が始まる。他の人物が話しているところに別のセリフを被せたり、時には3~4人がめいめいに言いたいことをまくしたてたりと勢いの良さが売りだが、勢いだけでなくやりとりに絶妙な間や余韻を持たせるなど独特のテンポ感が癖になるシリーズとなっている。パートが進むにつれ、インタビュー記録にMMDの再現画像を用いるなどクオリティが向上している。
また、毎パート「胸糞縛りの人」というタグがつけられるほど紹介するSCPに偏りがあり、その手のSCPや、毎度それらを紹介されて苦しむ純真無垢な妹紅を見るのが好みの視聴者にはたまらない内容となっている。
参考として、この動画シリーズで取り上げられたSCPの一部を紹介する。ネタバレを防ぐため、説明文は白文字で記載する。
このようにSCPの中でも悪意に満ちたもの、あるいはSCPの性質によって悲劇的な被害が出たオブジェクトなどが多く取り上げられ、その性質上「日本生類創研」「販売員ミヨコ」「如月工務店」「博士」といった要注意団体・準要注意団体が関わるオブジェクトの割合も高い。
「たまにはテーマパークで遊びたいねー
たまにはテーマパークで遊びたいねー
たまにはテーマパークで遊びたいねー」
語り手。誰に頼まれるわけでもなく、どんなに拒否されても、唐突に現れては子供が犠牲になったり誰も救われなかったり心に影を落としたりするようなSCPばかりを紹介して消えていく。やがて、画面を白くしたり暗くしたりする技を使うようになった。
「今回は胸糞じゃなさそうだ(安堵)」
聞き手。いつか胸糞じゃないSCPを紹介してほしいと期待しながら、毎回胸糞SCPを紹介させられてゲンナリしている。が、最後にはいつも「また面白いSCPききたいな」と懲りずに次回を期待してしまう。「また」ということは落ち込みつつも毎回楽しんでるということだろうか
聞き手。妹紅たちが何の話をしているのか気になって参加してしまった。なんだかんだ次回を期待する妹紅と比べてメンタルが弱く、不穏な単語が出ただけで帰ろうとしたり青ざめたり、ひどい時には白目をむいて気を失ったり、途中で本当に帰ったりしている。
聞き手。SCP解説を聞く妹紅をずっと見ていたと語り、多少SCPに関する知識があり胸糞話への耐性も高い。また、事あるごとに妹紅を褒めたり自身の存在感を気にかけたりと、妹紅への自己アピールに余念がない。おかみすちースタイルで、屋台も経営しているようだ。
聞き手。輝夜の心の拠り所であり、恐怖に耐えきれなくなった輝夜が無理やり連れてきた。輝夜に対して過保護すぎることを除けば落ち着いた態度であり、科学的な用語の簡単な説明もしてくれる。
「てゐだっつってんだろ」
聞き手。輝夜が読んでいないのに勝手についてきた。俗物的な性格で口が悪い。妹紅からはてぬと呼ばれており、そのたびに訂正するのがいつもの流れとなっている。
「姫様が代わりに聞いて来いって」
聞き手。SCPについては無知であり、純粋な反応を見せる。てゐとともに輝夜の代わりに聞きに来ることも。
「入るスペースがなかった」
不憫枠。初登場時は聞き手のスペースがいっぱいだったため入れず、その後もすれ違いが続いて参加できなかった。一時洗脳されたのかPart41の終わりで話し手として登場(内容は当シリーズの最初期のSCP)。
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最終更新:2024/04/23(火) 18:00
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