もしも阿部鬼だったらとは (モシモアベオニダッタラとは) [単語記事]

もしも阿部鬼だったらとは、ブルーベリーみたいな色の青いツナギを着たいい男から逃げ回るダークエロフのダーエロと愉快な仲間たちを描いた、PC用脱出ゲームである。

概要

おやじぃ氏により、RPGツクール2000で作成された掘らアッー！ゲイムであり、フリーゲーム。「もしも ○○だったら」という作品の集合体のもしもシリーズの一つである。また、有名なフリーゲーム「青鬼」のパロディゲームである「阿部鬼」をさらにパロディにした作品である。もはやカオス。

登場人物はニュース速報VIP 板にて行われているRPGツクールを用いたゲーム制作（通称：VIPRPG）の作品「もしもシリーズ」のキャラクターが使われている。
もしもシリーズは不特定多数の作者が世界やキャラクターを共有することで作られている作品群であり、このゲームでは阿部鬼の世界にもしもシリーズの世界が融合されている。

魔王の命令を受けた魔王軍四天王の一人、ワイバーンのパワードラゴナスが魔王城から数100km離れた所にある空き家に向かったまま行方がわからなくなった。
連絡が途絶えてから1週間が経ち、魔王はやむなく他の四天王たちにドラゴナスの捜索を命じるのであった。
と、一見シリアスそうではあるが、もしもシリーズ準拠なので冒頭はギャグテイストで進行する。

捜索に来た一行は、お化けが出るというその館でブルーベリーみたいな色の青いツナギを着たいい男に襲われながら、ドラゴナスのことはとりあえず忘れて、館からの脱出を試みることになった。
阿部鬼と同じく、「くそみそテクニック」の阿部高和のようなお化けから逃げ回るゲームとなっており、捕まってしまうと"GAME ♂VER"になってしまう。

なおプレイには、RPGツクール2000ランタイムパッケージが必要である。

登場人物

！注意！

もしもシリーズのキャラクターの設定はツクラーや作品などによって大きく変わることがあります。そのため、この記事での設定はあくまで”参考程度”にとどめておいてください。詳細は、もしもシリーズの関連キャラクター記事を参照してください。

ダーエロ（ダークエロフ）: 本作のプレイヤーキャラクター。もしもシリーズにおける魔王軍四天王の一角で、魔法も剣も扱える魔法剣士のエルフ。ダークエルフが本名だが、本作はダークエロフに進化（？）。渾名のダーエロは死神五世の命名によるもの。今回は魔王の命令のせいで阿部鬼の追跡から必死に逃げる羽目になってしまった。
ニンニン: もしもシリーズにおける魔王軍四天王の一角。「ござる」口調の忍者。今回、最大の悲劇が彼を襲う。
死神五世: もしもシリーズにおける魔王軍四天王の一角。普段はローブを被った骸骨姿だが、人間の女性に化ける、いわゆる「女体化」ができる。グラフィック的にはヒロイン（？）。今回は、阿部鬼を察知してから本能的に女体化してしまった。
ムシャ: もしもシリーズにおける魔王軍四天王の一角だが空気。今回は青鬼でいうたけしのポジションであるため、空気どころかヘタレにまで降格。別の意味でネタキャラになってしまっている。顔グラフィックもたけしの様な物が使用されている。
パワードラゴナス: もしもシリーズにおける魔王軍四天王の一角。死神五世と同じく「女体化」が可能。魔王の命令で空き家の捜索へと向かったが行方がわからなくなってしまった。
魔王: 魔王軍のトップ。妻帯者で子煩悩。今回は自分の命令が原因で騒動を引き起こしてしまう。
“あの海賊”＝ゴメス: もしもシリーズの男海賊。ガチホモで、もしもシリーズでは男性キャラクターの尻を付け狙っていた。今回は阿部鬼と同属性を持っているためか人形で登場。本物は館には来ていないらしい。
阿部鬼: 館にいつの間にかいたらしい幽霊、だが間違いなくいい男である。幽霊らしく神出鬼没に現れ、相手が男と見れば、ガチだろうとノンケだろうと構わず掘るために猛スピードで追い回してくる。多数の阿部鬼がいるらしい。