もっと割るのです...王子とは (モットワルノデスオウジとは) [単語記事]

もっと割るのです...王子とは

千年戦争アイギスをプレイする王子達の悩みを解決してくれる邪神の囁き魔法の言葉。
千年戦争アイギスのオンリー同人誌即売会の名称。ちなみに第1回目は「割るのです…王子」

１の概要

DMM.comが提供するタワーディフェンス型ゲームの千年戦争アイギスでは、基本無課金でゲームをすることが出来るが、「神聖結晶」というアイテムを使うことで、ストーリーミッションやイベントステージをプレイする際に消費するカリスマ、スタミナを全回復したり、結晶3つでレア召喚、5つでプレミアム召喚を行い運よくば強力なユニットを入手することが出来る。

そのためこの神聖結晶が所謂課金アイテムとなっており、基本100円で1個買うことが出来る。なお結晶という名称からプレイヤーである王子達からはこの神聖結晶を使う事を「割る」と表現する。

そしてゲーム中ではプレイヤーのあらゆる悩みの大半は神聖結晶を使う事で解決？出来るため、以下のような悩みを抱える王子達に対して、他の王子達から「もっと割るのです…王子」と語りかけるのが恒例となっている。
ただ煽りにも充分なりうるので、かける相手には気を付けよう。

使用例

カリスマ・スタミナが切れてしまった → もっと割るのです…王子（結晶1個でそれぞれ全回復）

ランクを早く上げたい → もっと割るのです…王子（結晶3個で獲得EXP1.2倍の補正が20日間得られる）

兵舎がいっぱいになってしまった → もっと割るのです…王子（結晶1個につき4枠増加、最大240まで広げられる）

第1兵舎を限界まで拡張したけどそれでもいっぱいになってしまった → もっと割るのです…王子（結晶30個で第2、第3兵舎をそれぞれ建てられる）

ユニットを早く育てたい → もっと割るのです…王子（ミッション委任で餌ユニットを入手し、合成。カリスマが切れたら結晶を割って全回復しまたミッション委任の繰り返し）

イベントステージがクリアできない、後ちょっとなのに！ → もっと割るのです…王子（結晶を1～7個消費することで女神の加護という様々な補正を受けることが出来る）

可愛いあの子が欲しい！でも召喚でしか出ない → もっと割るのです…王子（問答無用、出るまで割れ）

２の概要

2016年 5月3日に東京都立産業貿易センター台東館5階で行われる千年戦争アイギスのオンリーイベント。

同人誌やグッズなど千年戦争アイギスに関わる物のみのイベントなのだが、その参加サークルはなんと130にもおよび、その中には千年戦争アイギスで登場するユニットの絵を担当している、所謂「公式絵師」が9人もそれぞれのサークルで参加している（あぶりだしざくろ、伊藤隆生、inoshishi、きんのたま▼、毛玉伍長、しろすず、タカツキイチ、ちょちょ（田阪新之助）、月上クロニカ。あいうえお順、敬称略）ため、もはや同人イベントとは思えぬほどの盛り上がりを見せている。

第１回　割るのです…王子

2015年 11月7日(土)に川口市民ホールフレンディア4階で行われた。当初はわずか30スペースの予定だったものが、日を追うごとに参加サークルが増えていき、最終的には79スペースと2倍以上に増設された。

参加サークルの中にはPCゲーム「キミのとなりで恋してる!」の原画等で知られるもとみやみつき氏や、「ワルキューレロマンツェ」の原画等で知られるこもりけい氏などの有名所が居たが、中でも注目を集めたのが千年戦争アイギスで人気キャラの漆黒の射手リタ等の絵を手掛けた伊藤隆生氏を代表とするサークル「援軍要請Ⅱ」である。
このサークルから出された本にはなんと公式絵師を含む16人（伊藤隆生、inoshishi、おえかきえんぴつ、おぶい、きんのたま▼、毛玉伍長、Sally、しろすず、タカツキイチ、ちょちょ（田阪新之助）、月上クロニカ、鉄豚、TOKI AME、ひよこ 3号機、フジヤマタカシ、yaman）がそれぞれ一枚絵や漫画を描いて一冊の本にまとめたものであり、千年戦争アイギスのファンからすれば喉から手が出る程の物だった。

そんなこんなで当日は運営の予想を超える多くの王子が突撃し（運営発表によるとおよそ1100人）、急遽時間帯で入る人を分ける入れ替え制となったほどである。最終的に3段階の時間帯に分けられたのだが、中には第一段階で完売してしまったサークルもいた程だった。特に上記の「援軍要請Ⅱ」の前には文字通り長蛇の列がならんだため、一人一部の制限が付いたがそれでもイベント終了までに完売した。（なおこの年の冬コミで再び伊藤隆生氏、きんのたま▼氏それぞれのサークルで再販された）