ものまね士とは、ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズに登場するジョブ(職業)の一つである。
作品によっては「ものまね師」「ものまねし」とも書くが、「ものまね士」がやや多い。
他のキャラクターの行動を真似する事を主としたジョブであり、上手く使えば特定のキャラしか使えず消費も多い強力な攻撃を連発する事が出来るが、自分からは何も出来ないなど玄人向けの要素が強い。
デフォルト状態では「ものまね」以外の特徴を持たないが、代わりにプレイヤーが能力などをカスタマイズ出来る事が多い。
使い勝手は作品によって大きく異なり、かなり高いものもあれば使いづらいものもある。
ジョブチェンジシステムを持つブレイブリーデフォルトではジョブとしては存在しないが、すっぴんのジョブレベル14でアビリティとして修得できるが、他のジョブがレベル14に達するには5000ジョブポイントが必要なのに対してすっぴんだけは9999も必要となる。おそらく下記のFF5の項目でのアビリティ修得に必要な数値を踏襲したものとみられる。
物語後半になってから、とある場所にいる「ものまね士ゴゴ」に勝利すると入手出来るジョブ。
一応、ストーリーでは2番目に入手する水のクリスタルのジョブであるが、最初の段階ではクリスタルのかけらをを回収し損ねてしまう為、入手は第三世界に入ってから、水没したウォルスの塔に改めて侵入して入手することになる。
本作唯一の隠しジョブであり、他のジョブに比べて扱いが特殊である。姿はすっぴんにマントを追加したものになる。
アビリティはLv1の「ものまね」1つのみでマスターとなり、必要APは999。
アビリティの「ものまね」は、1つ前に行動した味方キャラクターのとった行動をそっくり真似る。攻撃でも魔法でもアイテムでも、例えその時自分が使えない魔法であっても全く同じ行動を繰り出す。
「ものまね」によって繰り出された攻撃は、魔法ならMP消費無しで、アイテムなら該当アイテムの消費をする事無くノーコストで繰り出される(例外あり)。そのためうまく使えば極めて強力。
ちなみに戦闘開始直後に、「前の順番のキャラ」が誰も居ないときにものまねをすると何もしない。
特筆すべきはアビリティそのものよりジョブの性質のほうで、すっぴんと同じように「マスターしている他のジョブのステータスとジョブ特性を全て受け継ぐ」という特性を持っている上、固有コマンドの「ものまね」が「たたかう」の代わりにコマンドの1番上に来ており、2~4番目が全てアビリティをセット出来る欄になっている。
そのため、最終的にはすっぴん同様の最強の能力とすっぴんを超えるカスタマイズ性を誇る。
ただし、「たたかう」「アイテム」等の基本コマンドもアビリティ扱いになっており、アビリティ画面でセットしないとこれらのコマンドも使えないという点には注意が必要。
最終的にはすっぴんと並ぶ最強のジョブであるが、何でも装備できるすっぴんと異なり武器は大したものは装備できないため、物理攻撃を重視するなら武器が強いすっぴん、魔法をメインに戦うならアビリティが多いものまね士が最終ジョブとなることだろう。
物語後半で仲間に出来るキャラクター「ゴゴ」のジョブ。
FF5のものまね士ゴゴとの関連は不明。服装は似てるけど。
基本的にFF5のものまね士と同様である。
FF6にはアビリティシステムは存在しないが、ゴゴのコマンドはFF5同様に3つ空欄になっており、他キャラの固有コマンドをアビリティのように自由にセット出来る(一部例外あり)。「たたかう」などの基本コマンドもセットしないと使えないのも同様。
FF5と違う点としては、ゴゴは魔石を装備出来ず自力での魔法習得が出来ない。その代わり、パーティ内にいるキャラクター誰か一人でも覚えている魔法は全てゴゴも自分の魔法として使える。その魔法を覚えているキャラクターがパーティからいなくなったら忘れる。
また、ジョブ特性に相当するものが存在しないため、FF5の「他のジョブの特性を引き継ぐ」と言う能力は実質消滅している。「かばう」など、一部のジョブ特性はアクセサリーの効果として存在するが、パーティ内にそのアクセサリーを装備しているキャラクターが居ても真似する事は無い。
FF6にはジョブチェンジシステムが無いため、上記の特徴を有するのはゴゴ一人だけである。そのため極めて高い汎用性を遺憾なく発揮する事が出来、使い勝手の良いキャラクター。
デメリットとしては、ゴゴ自身のステータスはお世辞にも高い方とは言えず、魔石を装備出来ないせいでレベルアップによるステータスの上昇も見込めないため、基礎能力で他キャラに大きく劣ってしまう事。そのため特化したパーティを組む人からはお呼びがかからない事が多い。
1戦1回しか使えないのに成功率の低い魔石「ラグナロック」を物真似し続ける事が出来るため、アイテムコレクターには愛用されている、かも。
アイテム士Lv8・見習い戦士Lv8・竜騎士Lv5・風水士Lv5・召喚士Lv5・話術士Lv5でチェンジする事が出来る様になるジョブ。
FF5やFF6のそれと基本的に同じもの…のはずだが、性質的には逆方向と言ってよいほど変わっている。
「色んなカスタマイズが出来るが本体は弱い」と言う今までのものまね士とかなり異なっており、基本的にものまね専用である。
その肝心のものまねも、「位置関係まで真似てしまう」(FFTはシミュレーションRPGであり敵との位置関係も重要になる)、「固有ジョブの技は真似られない」(固有ジョブ:特定のキャラのみ就く事が出来るジョブ)など制限が多く、玄人向け過ぎるキャラクターとなっている。
ディシディアでは、登場キャラの一人・バッツの所持ジョブとして抜擢されている。
「コスモス」陣営の他キャラクターの技を真似る。
従来のものまね士と大きく異なる点として、真似るのは「直前の味方の行動」に限らないと言う事。
真似る技はいつでも任意のタイミングで、普通に自分の技として発動できるため自由度がかなり高い。
また、ものまね士といえば「装備制限がきつめ」なのが常であったが、バッツは逆に技を真似る関係からか、ガンブレードなどの他キャラ専用装備も装備出来るようになる。
掲示板
10 ななしのよっしん
2013/06/07(金) 04:57:17 ID: Z/qvRcze/A
そういえば、ものまね士の記事はあるのに、黒魔導士とかの記事はない…
11 ななしのよっしん
2013/12/08(日) 14:33:15 ID: T2EPoWuYxC
元はジョブではなく、ある武術家が編み出した奥義「ものまね」の伝承者の称号らしい。
昔、あらゆる武芸を修めた者が、対戦相手の技を瞬時にまねる、という奥義を編み出した。
以降無敗を誇った彼は、その強さを恐れて封印し、一子相伝とした。
・・・という格闘漫画のような背景がある。(攻略本情報)
12 ななしのよっしん
2021/08/17(火) 05:21:07 ID: p69gsUwhwU
リボンを装備できないのは痛い
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最終更新:2024/04/25(木) 23:00
最終更新:2024/04/25(木) 23:00
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