やはり...うちはマダラか...!?とは、漫画『NARUTO』49巻460話にあるコラじゃない実際に言っているセリフである。
ナルトスで定番になっているシーンの一つであり、はたけカカシの発した台詞なのだ。
カカシはひとつ前のコマで相手に向かって「うちはマダラ」と呼びかけているのにもかかわらず、このセリフのコマでは「うちはマダラか…!?」と直前の自分がいった事をまるで忘れてしまったかのような言葉を発しているのだ。その際のカカシがまるで肩と肩が触れ合うほどにマダラに近く、さらにカカシの顔にも過剰に影が描写されており、やたらと迫力を出しておきながらの、まるでボケた台詞に見えてしまうシーンなのだ。これは初代岸影の卑劣な術だ。
カカシがすごい顔で「やはり…うちはマダラか…!?」というシーンの違和感がナルトス住民に火をつけコラ画像として勘違いされるようになる。
ナルトス住民はこの画像を様々に加工し、このシーンから違和感をなくすように努力を重ねている。特にカカシの顔を変えたパターンが多い。
カカシ「そうカンタンにナルトに手は出させやしないよ」「うちはマダラ!」
トビ「だったらさっきのオレのセリフは聞いてるだろ」「このうちはマダラには一切攻撃は通用しないと」
カカシ「やはり…うちはマダラか…!?」
ヤマト「アナタが身体を消しているのか霊体化しているのかは分からないが…」
ヤマト「ナルトを摑まえる時は体を実体化する必要がある…」
ヤマト「でなければナルトを摑む事はできない」
親友と思っていたサスケが里に帰らず凶行を続けているの知り、その真意がわからなくなったナルトは宿で横になって体を休めつつ鬱々としていた。そこに突然トビと呼ばれていた人物が現れ、「話でもどうだ?」とナルトに呼びかける。
ナルトはすぐさま螺旋丸で攻撃するも、トビは攻撃をすり抜けさせ、ダメージを受けない。そこにヤマトとカカシが駆けつけ、ヤマトの不意打ちの木遁でトビを拘束し、さらにカカシは雷切を発動させつつトビの背後をとっている。
抜け忍による戦闘集団「暁」を操っているのはうちはマダラであり、トビこそがうちはマダラ本人であるという情報は得られていたものの、その裏取りができていなかった。そこで、カカシはトビに対して鎌をかけて「うちはマダラ」と呼びかけたのである。
そしてトビはそれを否定せず、実際にうちはマダラと名乗ったため、「やはり…(トビの正体は)うちはマダラか…!?」というセリフに繋がっている。
以上のような前後関係を理解していればセリフ回しには問題はない。
また、カカシとトビの異様なまでの顔の近さに関してもカカシが近距離でトビの背後をとっている状況ならば当然の描写である。顔の陰影に関しても忍術・雷切の発動に伴う発光を浴びている為なので過剰演出などではない(この点は記事冒頭や関連動画欄のアニメ版サムネイルを見れば分かりやすい)。
……なのだが、このシーンだけ切り取って見ると大きな違和感が出てしまうのは仕方ないだろう。
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最終更新:2025/01/14(火) 10:00
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