アイテム課金とは (アイテムカキンとは) [単語記事]

アイテム課金とは、ソーシャルゲームやオンラインゲーム・ブラウザゲームなどにおいて見られる課金制度である。

概要

ゲームに登場するアイテム（課金アイテム）やゲーム内通貨などを入手するために現金を払うシステム。課金することで得られるアイテムの多くは、高性能であったり、ゲームを有利に進めたり、待ち時間を短縮・特殊なアバターの服を得られるなどの役割を持つ。

アイテム課金を導入してるゲームは、「基本無料」と銘打ってる事が多い。（「遊ぶだけなら無料」という事。遊ぶだけなら…）課金については小さく注意書きで記されたりする。

ガチャ（アイテム抽選装置）を積極的に取り入れており、ガチャをするためには課金が必要である場合が多い。コレクション要素や育成要素・他者ユーザーとの競争・プレイが制限されるシステムなどを取り入れられており、それらが課金へと繋がる事が多い。

欧米では基本無料のゲームを「F2P（Free to Play）」と呼称される。

余談だが、「課金」は本来、「提供者が利用者から金を徴収する」と言う意味で、「利用者が提供者に金を払う」とは意味が異なる。

「基本無料」と銘打つ事が多いが、課金アイテムを買わせたくさせる状況にプレイヤーを追い込ませる事が多い。

射幸心を煽るようなシステムが多いため（前述のようにゲームプレイの制限、コレクション性を高める、他者とのランキングなど）、プレイヤーはレアなアイテムなどを欲しいがために課金してしまう。課金によって高額料金の請求が来る、子供が親のクレジットカードを勝手に使って大金を使うなどの事例が相次いでいる。例え課金をやめようとしても、コンコルド効果などが働くことで課金をやめられず、さらに課金額が多くなることがある。