アイドルが望む永遠とは、アージュの18禁恋愛ゲーム『君が望む永遠』を原作とした、2011年に放映されたアニメ『アイドルマスター』のノベマス。
第23話『私』でステージの迫から奈落に落ちそうになった天海春香を庇って重傷を負った赤羽根Pが、第24話『夢』で目覚めるという本来の結末を迎えず、原作『君が望む永遠』のメインヒロインの1人・涼宮遙と同じように3年間植物状態になったという最悪の結末を迎えてしまったパラレル展開のノベマス。
Pが目覚めなかったことにより、第24話の如月千早との会話が成立しなくなり、千早の呼びかけで他のメンバー全員が集まった重要なイベントも起こらず、立ち直れなかった春香は精神的に追い込まれてアイドルを引退したという設定になっている。それにより最終話(第25話)で開催されたニューイヤーライブも中止になり、765プロのメンバーもそれぞれの道に進み、全員が出演するライブなども行われなくなった。
第7話から選択肢を導入し、選んだ選択によってそれぞれのルートに分岐する。春香がアイドルに復帰するかしないかによるハッピーエンドも用意されている。
原作が非常に重い18禁の恋愛ゲームなため、このノベマスも非常に重く昼ドラのようにドロドロな展開が起きる。また、765プロのアイドルがジュピターと付き合ったり、体の関係を持つ描写がある。
ドロドロな重い展開が嫌いな方、ジュピターと付き合ったりすることが嫌いな方、アイドル=処女が当たり前と思う方は視聴をおやめください。
ステージの迫から奈落に落ちそうになった765プロ所属アイドル・天海春香を庇って重傷を負ったプロデューサーは植物状態になり、事故の責任を強く感じた春香も急性PTSDを発症し精神が不安定になったためアイドルを引退。親友の如月千早以外の765プロのメンバーや業界の関係者とも連絡を絶ち、芸能界から姿を消した。
あの事故から3年後。回復を絶望視されていたプロデューサーが奇跡的に植物状態から目が覚めた時、春香の周囲の人間関係は3年前とは一変していた。春香は3年前のトラウマと失意から辛うじて立ち直り、自分を必死に支えてくれた天ヶ瀬冬馬を人生のパートナーと定めて、新たな人生を歩み始めていた矢先だった。
理不尽な事故によって修復不可能になってしまった人間関係と、事故の後遺症により眠っていた3年間の時間経過を認識できないプロデューサーとの板挟みの中で、運命を狂わされてしまった人々の苦悩が描かれていく。
天海春香(あまみ はるか)
物語の主人公。原作の主人公・鳴海孝之に相当。
アイドルを続けるモチベーションを無くしていた時に第23話の事故が起き、事故の責任を強く感じたことと失意のどん底に落ちたことが重なって急性PTSDを発症し、精神が不安定になったためアイドルを引退。高校は最低限の通学を行い卒業したが、失意と精神の不安定さから引きこもりを続けていた。高木社長の配慮で、アイドルを引退した表向きの理由は「学業に専念するため」ということになっている。
3年後では冬馬の献身的な支えによりPTSDを克服して社会復帰し、ファミリーレストラン・ラーメンの玉将でアルバイトをしながらマンションで1人暮らしをしている。冬馬とは恋仲で、半同棲状態にある。しかし、プロデューサーが目を覚ましたことにより過去と向き合うことになる。
アルバイト先では経験を積んでシフトリーダーを担当。元アイドルということが知られると大騒ぎになるため、バイト先では母親の旧姓・浅倉を名乗っている。
引退こそしたが、アイドルへの未練は未だ捨てきれておらず、ダンス教室とカラオケ教室に通っており、アイドルに復帰するための足がかりを作っている。元アイドルの下田コーチと元歌手の長谷川コーチのレッスンを2年近く受けている結果、ダンスの腕前は真と響を、ボーカルの力は千早・律子・貴音を超えるほどの力を見につけており、ビジュアルに関しても恋人という存在ができたことで自分自身がオシャレなどに気を使うようになったことでカバーされ、いつアイドルに復帰できてもおかしくないほどの十分な力を蓄えている。
3年前の自分と決別して新しい人生をスタートさせる意味を込めて、髪を伸ばしてポニーテールにしている。アイドル時代のトレードマークだったリボンも着用しておらず、3年という月日が経っているため冷静で穏やかな性格に変わっており、おっちょこちょいな一面や何もない場所でよく転ぶ描写も全く見られない。
運転免許を取得しており、バイト先や外出先には車とバイクで通勤している。現在はゴールド免許で、愛車は日産・マーチの四代目・K13(ピンク)。また、オートバイのホンダ・CBR1000RR(四代目・SC59の2012年仕様のヴィクトリーレッド)も所有している。
身長164cm・体重46kg。B86・W56・H85。20歳→21歳。
天ヶ瀬冬馬(あまがせ とうま)
解散したアイドルユニット・Jupiterの元リーダー。原作のメインヒロインの1人・速瀬水月に相当。
961プロを退所後、STプロに移籍。第24話同様、ニューイヤーライブの舞台設置に立ち会っていた時におつかいの帰りだった春香と再会。アイドル活動と並行しながら失意の春香を3年間献身的に支え、社会復帰できるまでに立ち直らせた。支えていくうちに春香に好意を抱くようになり、いつの間にか相思相愛になっていた。
3年後ではソロでの歌手活動を中心に、俳優としても活動している。春香と半同棲生活をする仲にあり、彼自身は結婚も考えている。なお、春香と交際していることは、STプロも公認している。
人気絶頂だったJupiterが解散したのは、メンバーそれぞれが多忙になり、音楽への価値観の違いが生じたためとされている。不仲になったためではなく、元メンバーの伊集院北斗と御手洗翔太とは現在も親交が続いている。
プロデューサー(赤羽根P)
765プロのプロデューサーで本名不明。原作のメインヒロインの1人・涼宮遙に相当。
第23話で奈落に落ちそうになった春香を庇って重傷を負い一命は取り留めたが、出血が多かったことや脳に強いダメージを負ったことが重なって植物状態に陥り、眠り続ける体になってしまった。なお、春香と星井美希が出演予定だったミュージカルは、休憩中に迫を開けていた責任を問われ、一度も公演が行われないまま中止になっている。
ある日、お見舞いに来ていた音無小鳥が持ち込んで流した春香の『START!!』のCDを聴いたことで、3年間の植物状態から目覚める。事故の後遺症のせいで眠っていた3年間の時間経過を認識できておらず、3年が経過したという事実を気づかせないように特別病棟で生活している。
如月千早(きさらぎ ちはや)
765プロ所属アイドルの1人で、春香の親友。原作の平慎二に相当。
第23話の事故の後、アイドルを引退した春香を同じ女性と親友として影から支え続けた。765プロメンバーの中で、アイドルを引退した春香が連絡を取っている唯一の人物。
ニューイヤーライブの開催と新しいプロデューサーの雇用を巡って起きた765プロの事件では、秋月律子をはじめとする「律子派」と真っ向から対立し、反対したアイドルをまとめたグループ・千早派のリーダーを務めている。
春香と冬馬が恋人同士であることを知る数少ない人物の1人で、第二の人生を歩んでいる春香を応援しているが、心の中では春香にアイドルとして戻ってきてほしいと思っている。
母親の如月千種とは和解しており、現在は母と2人で暮らしている。春香を通じて冬馬とも仲が良い。
星井美希(ほしい みき)
765プロ所属アイドルで、律子派の1人。原作のヒロインの1人・涼宮茜に相当。
第23話の事故の後、植物状態になったプロデューサーが目覚めることを信じ、同時に頂点になった輝く自分を見てほしいという思いからアイドル活動により専念し、765プロ所属アイドルの中では最速でAランクに到達している。
3年後では、Sランクへの上昇を目標にして歌手活動を中心に、ドラマ・映画・バラエティ・CMなどでも活躍している。ただし、舞台については3年前の事故がトラウマになっているため引き受けていない。多忙な日々だが、週に一度はプロデューサーの見舞いも欠かさないという生活を送っている。春香とは完全に疎遠となっていたが、プロデューサーが目覚めた後に再会する。
春香と冬馬が恋人同士であることを知る数少ない人物の1人で、プロデューサーの前では無理をして3年前と同じように振舞っているが、春香と冬馬には様々なきつい言葉を浴びせる。
春香が3年前まで所属し、千早や美希をはじめとした11人のアイドルが所属している芸能プロダクション。
3年前の事故の後、ニューイヤーライブの開催と新しいプロデューサーの雇用を巡って事件が勃発。プロデューサー・秋月律子が提案したこの2つ(またはどちらか)に賛成の意思を示した星井美希・水瀬伊織・双海亜美による「律子派」と、どちらにも反対した如月千早を中心とする「千早派」のそれぞれのグループに分裂。
一時は離散の状態まで追い込まれたが、和解が成立。しかし争いの爪痕は大きく残り、所属アイドル全員が出演するライブや番組は全て中止になり、行われることも一切なくなった。
また、千早派の8人全員が律子のプロデュースを拒否。そのため千早派の一部のアイドルのプロデュースを事務員の音無小鳥が担当し、残りのアイドルはフリーで活動している。
千早派の三浦あずさは竜宮小町の活動時のみ律子のプロデュースを受けていたが、第6話の時点で竜宮小町から脱退を表明。これにより、千早派の8人全員が律子派と完全に決裂することになった。
千早派
四条貴音(しじょう たかね)
千早派のサブリーダー。
第23話の事故の後、引退した春香や植物状態に陥ったプロデューサーのことを考えず、ニューイヤーライブの開催を優先させようとした律子派に猛反発。千早とともに千早派を結成した。
3年後では大好きな料理を扱う料理番組を中心にしながら、ドラマ・舞台・CM・バラエティ番組などで幅広く活躍している。ラーメンの玉将の原店長とは声が瓜二つで、玉将のイメージキャラクターにも抜擢されており、期間限定の料理をプロデュースし爆発的な人気を誇った。
「野菜ソムリエ」などの食材を扱う多数の資格を取得し、現在は調理師の資格を取得するため芸能活動の傍ら専門学校にも通っている。千早とユニットを組む話が出ているが、実現には至っていない。
菊地真(きくち まこと)
千早派の1人。
3年後では歌手活動を中心としながら、ドラマ・舞台・CMなどで活躍している。3年が経過して21歳になったが、容姿はあまり変わっておらず、男性より女性のファンが多いことも変わっていない。また、宝塚歌劇団から入団のスカウトを受けているなど、ハンサムさに磨きがかかっている。
萩原雪歩(はぎわら ゆきほ)
千早派の1人。
3年後では時代劇や舞台活動を中心としながら、歌手としても活躍している。最近では漫画『JIN-仁-』のドラマ版にヒロイン・橘咲役で出演し、人気を絶大なものにした。建設会社や緑茶のイメージキャラクターも務めている。
高槻やよい(たかつき やよい)
千早派の1人。
3年後では双海真美とユニット・わんつ→ているずを結成し、可愛らしい容姿で人気を総なめにしている。また、ドラマやCMでも活躍中。最近、妹の高槻かすみがアルバイトを始めたらしいが……。
千早派に属しているが、律子派と早く和解し、765プロを3年前の団結していた頃に戻したいと思っている。
双海真美(ふたみ まみ)
千早派の1人。
3年後では高槻やよいとユニット・わんつ→ているずを結成し、可愛らしい容姿で人気を総なめにしている。また、バラエティ番組やCMでも活躍中。律子派に属している双子の妹・双海亜美とは、3年前の765プロの事件を境に絶縁状態になっており、現在はプロデューサーを務める小鳥と2人で暮らしている。
三浦あずさ(みうら あずさ)
千早派の1人で、竜宮小町の元メンバー。
第23話の事故の後、植物状態になったプロデューサーのお見舞いには来ても、引退した春香を励ましにも行かず気にしていない素振りを見せた律子・伊織・亜美達に幻滅し、千早派についた。
3年後でも竜宮小町のメンバーとして活動していたが、売れたというだけでアイドルが実力者より優遇されてしまっていること・自分の小さな活動の希望ですらプロデューサーの律子に押さえつけられてずっと行動を制限されていたことなどが理由で、自分の将来に危機感を持ったため脱退した。
我那覇響(がなは ひびき)
千早派の1人。
3年後では動物好きなことや好奇心旺盛な一面を生かし、動物番組やドキュメンタリー番組を中心に活躍している。海外でのロケが多いため世界中を飛び回っており、ハム蔵やいぬ美などのペットも一緒に同行させている。
音無小鳥(おとなし ことり)
765プロの事務員兼プロデューサー。
3年前の765プロの事件で、律子のプロデュースを拒否した千早派のアイドルの一部のプロデュースを担当している。また、植物状態が続いたことで目覚めるのを諦めてプロデューサーへの面会に来なくなった彼の両親に代わってほぼ毎日面会を続けており、プロデューサーが目覚めてからもそれは変わっていない。
実はA.I.E.Nや釘宮理恵と同じ時期に活動していた元アイドルで、中村・釘宮・消息不明とされていた今井とは古くからの親友。代表曲に『空』・『花』・『光』・『ID:OL』・『風の中のJewel』・『七色のSeason』がある。
律子派
秋月律子(あきづき りつこ)
765プロのプロデューサー。元アイドル。番外編の主人公。
目の下にクマを作り、体がやせ細るほどまで体を酷使しているようだが……。
水瀬伊織(みなせ いおり)
律子派の1人で、竜宮小町 SUPER Wのリーダー。
双海亜美(ふたみ あみ)
律子派の1人で、竜宮小町 SUPER Wのメンバー。
3年前の765プロの事件で千早派についた双子の姉・真美とは絶縁状態になっており、現在は実家で暮らしている。
東豪寺麗華(とうごうじ れいか)
春香のバイト先・ラーメンの玉将の従業員。原作のヒロインの1人・大空寺あゆに相当。
非常に口が悪く、「玉将一の問題児」と呼ばれる。その口の悪さから客とのトラブルを頻繁に起こすため、春香が監視兼制裁役を任されている。暴走した彼女を止められるのは春香ただ1人。
春香に対してはやたらと差別的で、何かあるたびすぐに口論になる。実は東豪寺財閥の令嬢で、帝王学の一環として社会体験するため玉将で働いている。
皐月すみかを「すみすみ」と呼び、必ずといっていいほど行動を共にしている。
皐月すみか(さつき すみか)
ラーメンの玉将の新人従業員。原作のヒロインの1人・玉野まゆに相当。
765プロ所属アイドルの1人・高槻やよいにそっくりな容姿をしている高校1年生。シニョンの髪型をしている。
その正体はやよいの妹・高槻かすみで、皐月すみかは本名を入れ替えた偽名。伊織の命令で、春香が天海春香と同一人物か調べること・春香の現在の状況や暮らしなどを調べて報告するスパイの役目を担っている。
物腰も丁寧で、その容姿も相まって人気が高い。
原由実(はら ゆみ)
ラーメンの玉将の店長。原作の崎山健三に相当。ミンゴスルートの一部では主人公を務める。
高校卒業後、実家がある大阪から東京の料理の専門学校に通いながら、大阪の玉将でアルバイトをして学費を稼いでいた苦労人。店の中では春香が元アイドルということを知る唯一の人物で、母の旧姓を名乗ることを許可する度量の深さと常に相手を気遣うことを忘れない優しさを持つ、春香が尊敬している理想の上司。
春香だけでなく、麗華・すみかも我が子のように温かく見守る。従業員が問題を起こしても少し困った顔をするだけで、春香と麗華の戦いは店の活気として公認状態になっている。
働き者で客の評判も良い春香に正社員として玉将に残ってほしいと思っていて、正社員候補を探していた人事部の滝田に春香を推薦した。
天然な一面を持ち、時々予測不可能な言動や行動をする。対処できるのは親友の沼倉副店長のみ。
「はやー」や「あやー」が口癖。28歳。
沼倉愛美(ぬまくら まなみ)
ラーメンの玉将の副店長。原店長の親友。
編み物が趣味で、クリスマスには従業員全員にマフラーなどを編んでプレゼントしている。自宅ではイチゴを栽培しており、春香によくプレゼントしている。春香が元アイドルということに薄々感づいている模様。
天然な原店長の言動や行動を即座に予測し、ツッコミと対処を行うことができる唯一の人物。25歳。
滝田樹里(たきた じゅり)
玉将を経営している水瀬フードカンパニー本社の社員。人事部所属。
視察のため玉将を訪れた際、シフトリーダーの春香に興味を抱く。原と沼倉の推薦で春香を視察し、春香の働きぶりと客からの評判を評価して、正社員にならないかという話を持ちかける。
実は『君が望む永遠』第一章の舞台となった白陵大付属柊学園の卒業生で、主人公の鳴海孝之・メインヒロインの涼宮遙と速瀬水月・平慎二とは同級生にあたる。遙とは親友であり、Pルートの第13話では遙と春香を対面させる重要な役割を果たす。既婚者で、娘が1人いる。32歳。
若林直美(わかばやし なおみ)
プロデューサーの主治医を務める、双海総合病院の脳外科医。原作の香月モトコに相当。
まだ38歳だが、脳外科医としては世界に知られるほど有名な権威で、手術に関しては「若林神」と呼ばれるほどの天才的な腕を持つ。春香達に対して経験豊かな人生の先輩として向き合う。
新人時代に第一章の交通事故で重傷を負って入院した涼宮遙の主治医を務めており、彼女からおまじないを教わった。遙との交流は現在も続いており、遙に春香のことを話しているらしい。
声だけでなく容姿も秋月律子と瓜二つで、学生時代はアイドル時代の律子と同じおさげ髪にしていた。既婚者。
今井麻美(いまい あさみ)
双海総合病院の看護師。通称・ミンゴス。原作の緑の悪魔こと・穂村愛美に相当。
実は13年前に解散したA.I.E.Nのメンバー・アサミであり、中村と小鳥の親友。アイドルとしては全ての面で卓越した技術と才能を持っており、A.I.E.Nのメンバーとしても彼女の方が人気を集めていた。中村とA.I.E.Nを結成してから間もないうちにアイドルの頂点に立ったが、前々から彼女の才能に嫉妬していたうえに自身の結婚の邪魔になると判断した中村の策略で、ある事件の無実の罪を着せられ芸能界から追放された。
芸能界から追放された後、明治大学の看護科に入学して看護師の資格を取得し、双海総合病院に勤務しはじめた。本当の意味での相当な女子好きで、実年齢よりも若く見られるほどの美しい容姿をしているが、現在も独身。同僚の仁後を溺愛している。
多数の芸能人を輩出していることで知られる堀越高等学校の芸能コースの卒業生で、優秀な成績を収めた少数の生徒にしか授与されない堀越賞を受賞している。さらにある理由からあらゆる格闘技や居合いを習得している。
独身で1人暮らしが長いため料理が得意。カレー屋でバイトをしていたことがあり、カレー作りに凝っている。
運転免許を取得しており、愛車は日産スカイライン(ナンバーは7293)。
山口県出身で中学時代までは山口で過ごしていた。兄がいる。36歳。
浅倉杏美(あさくら あずみ)
春香の母で、浅倉は彼女の旧姓。
春香は元アイドルの経歴を隠すため、玉将では彼女の旧姓を名乗っている。46歳。
中村繪里子(なかむら えりこ)
音無小鳥の古い友人。
ある目的のため春香を探しており、連絡先が書かれた名刺を小鳥に託し、第5話で小鳥を通して春香に渡された。
実は13年前に解散した伝説のアイドルユニット・A.I.E.Nのメンバー・エリコであり、小鳥とは彼女がアイドル時代に同じ事務所に所属していた頃からの親友。現在は社長として芸能プロダクションの573プロを設立し、春香を迎え入れるべくアイドルに戻らないかという話を持ちかける。
765プロの高木順二朗社長と961プロの黒井社長のプロデューサー時代を知っているだけではなく、2人の争いや因縁を間近で見ていた数少ない1人。
春香が通うダンス教室のコーチ・下田やカラオケ教室のコーチ・長谷川とは、アイドル時代からの親友。また、涼宮遙とは小中学校時代の同級生で友人。
実家は大手のデパート・中村屋を経営しており、第6話でわざわざ会いに来てくれた春香にお礼と誕生日祝いを兼ねて5万円分のクーポン券をプレゼントした。
春香に関係したある計画を進めており、その計画に必要な親友の今井を探し続けていたが、再会したらしい。
Pルートの12話前編では、かつて結婚していて夫を亡くしていると語っているが詳細は不明。ミンゴスルート序章第1話では結婚するにあたって邪魔になった今井をひどいやり方で突き放したということも明らかになっており、Pルート第13話の滝田によれば自分の幸せを叶えるためだけにある事件の罪を今井に着せて芸能界から追放させたとのこと(それがスキャンダルになったためA.I.E.Nは解散したらしい)。11歳の娘がいる。32歳。
アサミ(あさみ)
13年前に解散したアイドルユニット・A.I.E.Nの元メンバー。
芸能界から追放された後の消息は一切不明で、ファンの間では死亡説も流れており、中村も彼女の連絡先はおろか行方も掴めていないらしい。ネットでは、ある総合病院で働く看護師にそれらしき女性がいるという噂が飛びかっているが、詳細は不明。中村と小鳥の4歳上で、生きていれば現在36歳。
その正体は看護師の今井麻美。A.I.E.Nというユニット名は、中村と今井のイニシャルから取られた。
下田麻美(しもだ あさみ)
春香が通うダンス教室のコーチ。台詞のみの登場。
中村や長谷川とは親友で、よく泊まりあうほど仲が良い。チーズ好きで、「十勝(とかち)」という種類が大好物らしい。スタイル抜群の美人な女性で、バク転を難なくこなすほどの高い身体能力を持つ。
春香にはダンスを中心にバク転などの技も伝授しており、大きな期待を寄せている。
かつては元アイドルで、茉莉というアイドルとユニット・elementsを結成して3年間活動していた。27歳。
長谷川明子(はせがわ あきこ)
春香が通うカラオケ(ボイストレーニング)教室のコーチ。名前のみの登場。
中村や下田とは親友。大のおにぎり好きで、具は生たらこがお気に入り。年齢不詳。
釘宮理恵(くぎみや りえ)
A.I.E.Nや皐月陽菜(音無小鳥)と同じ時期にデビューした元アイドル。名前のみの登場。
芸能界から引退したA.I.E.Nや小鳥とは異なり、現在も女優・歌手・声優として活動している。大手の有名な芸能プロダクションに所属していたが、親友の中村に誘われて彼女が設立した573プロに移籍した。33歳。
たかはし智秋(たかはし ちあき)
双海総合病院の看護師。原作の星乃文緒に相当。
イケイケでジューシーポーリーな雰囲気を纏い、着用している看護師の制服が危ない意味でのコスプレに見えてしまうほどのセクシーな美女だが、本人は真面目で心優しい人物。
同僚の仁後とは、看護師の専門学校時代からの親友。36歳。
仁後真耶子(にご まやこ)
双海総合病院の看護師。原作のヒロインの1人・天川蛍に相当。
33歳だが、そうは見えないほど幼い外見をしている。
宗像美冴(むなかた みさえ)
春香が通うダンス教室とカラオケ(ボイトレ)教室の生徒で、彼女の親友。
花屋でアルバイトをしており、アパートを借りて1人で暮らしている。クールな性格でポーカーフェイスだが、心優しい人物。京都府出身で、嵐山の紅葉が大のお気に入り。20歳。
風間祷子(かざま とうこ)
春香が通うダンス教室とカラオケ(ボイトレ)教室の生徒で、彼女の親友。
楽器店でアルバイトをしており、マンションで1人暮らしをしている。落ち着いた穏やかな性格で、お嬢様のような雰囲気を醸し出しているが、本人はそのように見られることを嫌っている。19歳。
涼宮遙(すずみや はるか)
Pルートにのみ登場する、『君が望む永遠』のメインヒロインの1人。
プロデューサーと冬馬のどちらを選ぶのかについての決断に悩んでいた春香に、かつての自分の経験から得たアドバイスを送っている。水月トゥルーエンド後の設定のため絵本作家として活動しており、デビュー作・『ほんとうのたからもの』はベストセラーになっている。最近は作詞家としても活動しており、春香の復帰のために新曲・『となりにいるから。』の歌詞を書き下ろした。
アイドル時代の春香のファンでアイドルに憧れている星花という名前の11歳の娘がおり、後に涼宮星花としてアイドルデビューすることになるが、それはまた別のお話。星花の父親はかつての恋人でもある鳴海孝之。
滝田の親友で、中村とも古くからの友人。独身のシングルマザー。32歳。
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最終更新:2024/12/11(水) 22:00
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