アイドルのあかほんとは、氏家ト全の漫画作品である。講談社の週刊少年マガジン2006年28号から48号まで連載された。単行本全1巻。
三人組の新人アイドル・トリプルブッキングを主人公に、彼女たちがデビューし活躍の幅を広げていく様を描く。氏家作品だけあって、下ネタを中心にしたギャグ漫画である。
全20話、単行本全1巻ということからも分かるが、氏家作品の中では異例とも言える短期連載で終了してしまった。他の作品との巻数比較は以下の通り。
| 妹は思春期 | 全10巻 |
| 女子大生家庭教師濱中アイ | 全6巻 |
| 生徒会役員共 | 既刊16巻、連載中 |
| プチプチたんたんプチたんたん | 全3巻 |
| アイドルのあかほん | 全1巻 |
御覧のように本作品だけ1巻で終わっている。一説によるとネタ切れになったらしい。
だが本作品の連載終了後に始まった生徒会役員共にトリプルブッキングが何度か登場しており、本作終了後の彼女たちの様子が伺える。またアニメ版生徒会役員共の主題歌はトリプルブッキング名義でありたアニメ本編にも何度かトリプルブッキングが登場している(後述)。
東京に居を構える芸能事務所、レイ・プリンセス株式会社を三人の少女が訪れた。飯田シホ(13)、有銘ユーリ(10)、如月カルナ(16)。それぞれがアイドルとして活躍することを夢見ていたが、事務所側が手違いをしていた。デビューさせるのは一人の予定であったにも関わらず、社内の業務連絡ミスから三人を呼び出してしまったのだ。トリプルブッキング(予定が三つ重なること)である。
社長の柏木レイコはここで一計を案じる。三人を一つのユニットにして売り出すこと。トリプルブッキングを逆手に取ったこのアイデアで、三人はレイ・プリンセスからアイドルとしてデビューすることになった。そしてユニット名は、このトラブルをそのまま名づけたトリプルブッキングに決まった。
トリプルブッキングの戦いは、まだ始まったばかりだ。
東京の芸能事務所。規模こそ零細であるが、社長の柏木レイコがヤリ手(エロ含む)な為、何組かの人気芸能人を抱えている。
人気急上昇中の三人組アイドル。水着グラビアやイベントなどをこなしつつ着実にファンを増やし、念願の歌手デビューを果たす。
| 曲名 | 備考 |
| Triple Eyes | デビュー曲 |
| 大和撫子エデュケイション | TVアニメ「生徒会役員共」主題歌 |
| 情熱の花 | 映画「三姉妹妖譚」主題歌 |
| 花咲く☆最強レジェンドDays | TVアニメ「生徒会役員共*」主題歌 |
| 青春爆走☆LOVE TRAIN |
生徒会役員共の作中時間は、本作とほぼ同時期~1年後に相当する。役員共の方では既にかなりの人気アイドルになっているようで、イベントや学園祭に呼ばれては声援を受けている。シノがスカウトされた際には、スズがレイ・プリンセスを「あのトリプルブッキングがいるトコ」として話をしていたことから、少なくとも10代におなじみの存在なようだ。
アニメではオリジナルの設定も加わり、トリプルブッキングの主演映画として「三姉妹妖譚」が公開されている。
生徒会役員共には原作・アニメ共にトリプルブッキングは時々登場しており、また生徒会役員共の主題歌はトリプルブッキングの曲である。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/09(火) 12:00
最終更新:2025/12/09(火) 12:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。