アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Cloverとは、「アイドルマスター ミリオンライブ!」のコミカライズ作品である。
作者は稲山覚也。KADOKAWA刊「電撃マオウ」にて2017年5月号から連載中。
対照的な2人の関係と、箱崎星梨花と高坂海美を加えたユニット「Clover」の活動を軸に、アイドル一人一人のパーソナリティとステージに懸ける思い、彼女たちを取り巻く人間模様を丁寧に描いていく。志保の弟や海美の姉など、本作で初めて詳細が描かれた設定のみの登場人物もいる。
連載開始に先駆けて、2017年4月号に予告編として第0話が掲載された。こちらではミリオンスターズ37人の顔見せと可奈と志保の対比がされている。
第6話から連載開始後に配信開始した「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」で新たに登場した青羽美咲、桜守歌織、白石紬が登場し、登場人物の名前表記も「シアターデイズ」仕様に変化した。単行本では1話からこちらに統一されている。
電撃マオウBlooming Clover特設サイトで0話〜3話全編が公開されているほか、4話〜最新話の試し読みができる。現在は「シアターデイズ」ゲーム内メニューのナビ>コミックからもURLにアクセスできる。
連載開始時点で「電撃マオウ」誌では「ぷちます!」「アイドルマスター SideM ドラマチックステージ」「アイドルマスター SideM 理由あってMini!」が連載されており、本作を含めてアイマス関連作品が4作同時に掲載されることになった。
765プロライブ劇場(シアター)をホームに活動する、765プロの新人アイドル達。可奈のみ審査で揉めたため1ヶ月遅れての初顔合わせになった。
Clover |
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◆矢吹可奈第1話から登場。 小さい頃からアイドルに憧れていたものの自分がなるのは無理だと思っていたが、765PRO ALLSTARSのライブを見に行って心を動かされ、ステージを夢見るようになった。 オーディション評価は10段階評価でダンス2点、歌0.5点で本来不合格のレベルだが、聴く人を笑顔にする力を認められて合格となった。 |
◆北沢志保第1話から登場。 一人前のアイドルになるためにストイックに練習に励んでいるが、周囲を遠ざけがちなところがある。 実力が伴わない可奈への印象は良くなく、彼女の歌を聴いても一人だけ笑顔にならなかったが、プロデューサーに可奈の指導係に選ばれてしまう。 |
◆箱崎星梨花可奈の初ステージでは志保を含む3人でバックダンサーを務めるも、3人揃って転んでしまった。 世間知らずでアイドルのライブの事もよくわかっていなかったが、自分が知らない世界を知るためにオーディションを受けた。可奈に誘われて先輩達のステージを見て、アイドルに憧れを抱く。 |
◆高坂海美第1話から登場。 初めて劇場を訪れた可奈を案内し、765PRO ALLSTARSとステージへの憧れで通じ合う。 |
トライスタービジョン第8話で結成された新ユニットの一つ。ユニット名の由来は原作で3人が揃って写っている恵美のカード名から。3人で行動する場面はゲームでもよく見られるが、本作で初めてユニット名がつけられた。リーダーは琴葉。 |
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◆田中琴葉第1話から登場。 |
◆所恵美第1話から登場。 |
◆島原エレナ第4話で紹介。 |
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ダブルエース第8話で結成された新ユニットの一つ。リーダーは奈緒。第11.5話として2人が主役の番外編が掲載された(通常回より短いが20Pある)。 |
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◆横山奈緒第4話で紹介。 |
◆佐竹美奈子第5話で紹介。 「シアターデイズ」で触れられた一緒にオーディションを受けた友人二人も度々登場、アイドルになれなかった二人の気持ちを背負い、応援を受けてステージに向かっている。 |
シグナル上述の3ユニットの半月前に活動開始したミリオンスターズ第1弾ユニット。ユニット名の由来はそのまま信号機トリオと思われる。リーダーは静香。 |
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◆最上静香第2話で紹介。 |
◆伊吹翼先輩の中でも美希に憧れており、共演した際の経験から彼女を「美希先輩」と呼ぶようになる。 原作ゲームでも翼から美希への呼称は初期のみ異なり(LTP06発売後に描写を拾ったと思われる)、本作で初めて切っ掛けが描写された。 |
◆春日未来第8話で紹介。 合同レッスンの後、落ち込んだ様子の可奈を心配して春香に相談した。 大舞台でも物怖じせず、劇場でもアイドル達の輪の中心であり、落ち込んでいた可奈を気後れさせるが、未来は自分にはない可奈の力を認めている。 |
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その他のアイドル |
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◆百瀬莉緒第1話から登場。 |
◆二階堂千鶴第1話から登場。 |
◆ロコ第1話から登場。 |
◆北上麗花第1話から登場。 |
◆望月杏奈第2話で紹介。 |
◆真壁瑞希第2話で紹介。 |
◆篠宮可憐 |
◆中谷育第4話で紹介。 下校途中の制服姿が本作で初登場。率直な感想で可奈にダメージを与えつつも、可奈の上達法に悩む一同を持ち前の前向きさで元気づける。 |
◆七尾百合子第4話で紹介。 可奈の特訓に協力し、本の知識で上達の糸口を見つける。 |
◆豊川風花第5話で紹介。 |
◆徳川まつり第6話で紹介。 |
◆桜守歌織第7話から登場。 |
◆白石紬第7話から登場。 初めて劇場に向かう際に駅で偶然可奈に出会った。彼女の歌の力を目の当たりにし、憧れを抱く。 彼女のネガティブな言葉に対するプロデューサーの反応はゲームをプレイしていると共感しやすいもの。可奈を始め、アイドルに対しては率直に賞賛している。 |
◆大神環第7話で紹介。 歌織の初舞台の日に憧れていた歩と一緒にステージに上がることを楽しみにしていたと話し、歌の練習で悩んでいた彼女にダンスも歌も楽しむ気持ちを気付かせる。 |
◆野々原茜第8話で紹介。 合流が遅れた歌織と紬の指導係を務める。ファンの前で輝く姿に加えて、ゲームでは中々見られない気持ちの翳りも印象的に描かれている。 |
◆松田亜利沙第8話で紹介。 |
◆高山紗代子第8話で紹介。 可奈の歌の特訓に力を尽くす。 オーディションに連戦連敗で後がない状況で765プロのオーディションを受け緊張でガチガチだったが、先にオーディションを受けていた可奈の歌の力で緊張が解けて合格できたと彼女に感謝している。 |
◆舞浜歩第9話で紹介。 |
◆馬場このみ第11話で紹介。 |
◆永吉昴第11.5話で紹介。 悩んでいる様子の奈緒に気付いてキャッチボールに誘った。奈緒が適当につけられたと思っていたユニット名の「ダブルエース」を野球の用語と解釈し、美奈子の気持ちを怖がらずに受け止めるように勧める。 |
◆エミリー・スチュアート |
◆天空橋朋花第18話で紹介。 |
◆ジュリア |
◆木下ひなた |
◆宮尾美也第23・24話の主役。 |
◆福田のり子 |
◆周防桃子 |
765プロダクションが世に送り出した今をときめく大人気アイドル達。今でも事務所に集まることが多いため、劇場を中心に活動するミリオンスターズと顔を合わせる機会は少ないらしい。
◆星井美希 |
◆秋月律子 |
◆萩原雪歩 |
◆天海春香第8話で紹介。 ミリオンスターズの4ユニット合同練習に仕事の入った静香の代わりに参加し、翼と未来の力を引き上げるパフォーマンスでリーダーの実力を端的に示した。 |
◆高槻やよい第14話で紹介。 |
◆水瀬伊織第14話で紹介。 |
Pプロデューサー第1話から登場。 ぼさぼさの髪に顎髭、眠たげな目をした風采の上がらない男。仕事ぶりはなかなかの曲者。 |
◆音無小鳥第6話から登場。 |
◆青羽美咲第6話から登場。 初仕事となるユニット発表でマスコット人形を自作してきたり、何かと活発で活動的。歌織の指導を見てインスピレーションが湧き、彼女の初舞台の衣装をデザインした。 |
各巻ともに、ボイスドラマと765プロカバー曲を収録したオリジナルCD付き限定版が同時発売されている。第5巻ではオリジナル新曲が制作された。
当初は2020年7月27日発売予定だったが、新型コロナウィルスの影響により、通常版・限定版ともに発売を延期した。新しい発売予定日は同年8月27日である。
ニコニコ静画でも第0話の試し読みが可能であるほか、2018年8月15日まで期間限定で第3話までが無料公開されていた。
『アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover』特設サイト - 電撃マオウ
掲示板
33 ななしのよっしん
2023/02/26(日) 03:16:22 ID: d0JtZf6gH5
稲山先生の出す手足の立体感、やわらかであったかい質感とか、表情があざとくなく心情がよく伝わってくる感じや、デフォルメのつけ方個人的に結構すき。
34 単語記事巡礼中 ◆CBGbQXRNEo
2023/09/17(日) 13:53:52 ID: 806u1CzlYO
アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover
35 ななしのよっしん
2023/09/21(木) 13:21:58 ID: +laio/qCxf
ベコベコに凹んでる桃子に、このコミカライズでの志保だけが言える言葉で桃子を誉めるシーンでちょっと泣いてしまった。
のり子とのツーリングでもウルッと来たし、このままでは桃子Pになってしまう。
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最終更新:2024/04/26(金) 01:00
最終更新:2024/04/26(金) 01:00
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