アイドルマスター5D'sとは、ASTALPが手掛けるiM@S架空戦記シリーズである。
2010年4月23日にて第一話が投稿された。
本作はとある平行世界へと送りこまれた不動遊星がかつて倒した筈の「冥界の王」との戦いに明け暮れる決闘戦記である、と同時にその成り行きで765プロダクションのプロデューサーとなってしまったことから、765プロのアイドル達とデュエルで通してプロデュースする物語でもある。
第一話放送(投稿)から最新話放送まで5年以上たった今も演出クオリティに進化を重ねて世に送り出し、一時期は視聴者の間で「熱いBGMと修羅場に定評のあるASTALP」と称されていた。
デュエルルールはLP4000制以外はOCG(マスタールール2)に準拠されている。
また、2015年辺りから、舞台をニコニコ静画等にも広げたようで、動画版とは別に少しずつ作品が投稿されることもある模様。
※ここでは本作品の一部ネタばれを含みます。詳しい設定は原典作品をご覧ください。
不動遊星
本作の主人公。一見クールな性格に見えるが、誰よりも仲間との絆を大切にする熱い心を持っている。
「赤き龍」から知らせを受けた後、有無を言わさず平行世界へと送りこまれた。その過程で765プロのDP(デュエルプロデューサー)として働くこととなる。持ち前のデュエルタクティクスを始めリアルファイト、機械いじり(メ蟹ック)等の万能スキルを駆使してプロデューサー業を無難にこなしている様だ(ダンスは・・・苦手だな)。
使用デッキは【遊星オリジナル】
天海春香
765プロ所属のCランクアイドル。明るく元気な性格で、なにも無い所でよく転ぶ特技(?)を持つ。
幼少のころから憧れのアイドルを目指し日夜奮闘中である。時々別人の影が見えるようだが・・・。
使用デッキは【ドラグニティ】
閣下
時折デュエルで春香が別人のように性格も服装(春香曰く「早着がえ」)が変わって現れる存在。
実は遊星とは別の平行世界に住む天海春香であり、ある日この世界の春香の中へと飛ばされてきた。その後、「赤き龍」により龍の足(十六夜アキのもの)の痣を持つシグナーに選ばれた。
春香からは「閣下ちゃん」と呼ばれている。
萩原雪歩
765プロ所属のEランクアイドル。男性と犬が苦手で引っ込み思案な性格を変える為にアイドルを目指している。
落ち込むとその場で穴を掘る特技(?)を持つ。
ちなみに対春香戦の勝率は100%(第48話現在)である。
使用デッキは【ドリルD(ディフォーマー)】
如月千早
765プロ所属のCランクアイドル。はじめは結果を求めるデュエルを求め、人を寄せ付けないような言動が見受けられたものの遊星を始めとした765プロの面々との交流(という名のデュエル)を通して徐々に心を開くようになる。
使用デッキは【水氷結界】→【氷結リチュア】
切り札はとあるファンから彼女の為だけに作られた《氷結界の龍 トリシューラ》なので、制限改訂には無問題。
東豪寺プロの仕組んだ番組収録で朝比奈りんとのデュエル中に、龍の尻尾(遊星からクロウへと渡ったもの)の痣を持つシグナーに覚醒し、この世界初のシグナーとなる。
菊地真
765プロ所属のDランクアイドル。友達思いのイケメン。
家庭の問題で心が荒んでいた千早をデュエルを通して癒した。
第16話での亜美とのデュエル後、勝ちに見放されたかのように負けが込むものの、第39話で久々の大逆転勝利を掴む。
使用デッキは【表サイバー流】に若干の裏要素が混じったもの
三浦あずさ
765プロ所属で唯一のBランクアイドル。F91(胸囲的な意味で)
大体原作と性格は一緒。
使用デッキは【混沌エンジェル】
第17話でいつものように迷子になった彼女はデュエルモンスターズの精霊達の世界に迷い込み、そこで≪正義の味方カイバーマン≫の精霊に出会う。
彼とのデュエルの後、≪光と闇の竜≫のカードと真っ白なシンクロモンスターのカードをもらう。
その後、彼女を追って精霊界にやって来た遊星とカイバーマンとのデュエルを見ているうちに、龍の腕(龍可のもの)の痣のシグナーに覚醒する。
真っ白のシンクロモンスターのカードは第43話での春香(閣下)とのデュエルで他力本願鰻≪エンシェント・フェアリー・ドラゴン≫として覚醒した。
水瀬伊織
765プロ所属のCランクアイドル。ツンデレは若干控えめ。
やよいとタッグチームを組んでいる。
東豪寺麗華とは以前からの知り合いで、彼女を真っ当なアイドルに更生させたいと願う。
彼女の更生後は良き友人(?)となったようだ。
使用デッキは【漫画版E・HERO】
高槻やよい
765プロ所属のDランクアイドル。
伊織とタッグチームを組んでいる。
貧乏なため、高価なカードをほとんど持っておらず、事務所からのカードなどもあまりもらいたがらない。
ここ一番で逆転のカードを呼びこめる運命力を持っている。
使用デッキは【アニメ版E・HERO】に若干のシンクロギミックを搭載した【シンクロ付きアニメ版E・HERO】
双海亜美
765プロ所属のEランクアイドル。
真美とタッグチームを組んでいる。
使用デッキは【ライトロード】
双海真美
765プロ所属のEランクアイドル。
亜美とタッグチームを組んでいる。
使用デッキは【ダーク】
星井美希
765プロ所属のDランクアイドル。覚醒していないため、やる気が低い。
しかし合宿一日目での朝比奈りんとのデュエルでの惨敗と、その後の律子の激励・デュエルが彼女に変化をもたらす。
使用デッキは吸収をテーマとした【サクリファイス】
秋月律子
プロデューサー志望の765プロDランクアイドル兼プロデューサー。
デュエルプロデューサーとなった遊星のサポート役を担っている。音無小鳥の妄想癖には苦労しているようだ。
使用デッキは【ジェネクス】であったが、第24話からは【ジェネクスギア帝】になった。
日高愛
元いた876プロダクションを追い出されてきた現765プロのEランクアイドル。
良くも悪くも猪突猪進な言動が目立つ「豆タンク」。
母の芸能界に復帰には当初は心を痛めていたものの、母と同じ高みを目指し奮闘している。
使用デッキはアニメと漫画両方のカードを採用した【ジャック・アトラス】
戦術はジャック同様脳筋で、攻撃力を一気に上げて突撃するタイプ。
シンクロ口上のうるささに定評がある。
第40話での遊星とのデュエルを通じて、ジャックと同じ龍の翼の痣を持つシグナーに覚醒する。
(しかし痣自体は本人曰く765プロに来た時からあったらしい。)
水谷絵理
日高愛と共に876プロダクションを追い出された現765プロのDランクアイドル。
765プロでの生活によって、性格が明るくなってきた。
最初は原作以上に「?」を使用していたが(シンクロ口上にまで「?」をつけていたほど)、徐々に「?」は消えていっている。
使用デッキは【X-セイバー】
ちなみに戦績は765プロでトップクラス。
尾崎玲子
日高愛・水谷絵理の二人と共に876プロダクションを追い出されたDP。
原作同様、絵理の保護者的な立ち位置である。
彼女の性格の変化を嬉しく思っており、765プロに来てよかったと感じている。
長らくデュエルシーンが無かったが、第31話でようやく使用デッキが【ジャンクデュアル】と判明。
ピヨ助音無小鳥
765プロの事務員のお姉さん(?)。
仕事そっちのけで妄想をしており、そのことでよく律子に制裁を受けている。
日高舞の復帰後は、961プロの寮に入った彼女の代わりに愛と住む。
使用デッキはクロウ涙目(口上的な意味で)の【BF(ブラックフェザー)】
高木順一朗
遊星をプロデューサー業へと引きづり込んだあらぶる黒いシルエット765プロの社長。
(一ヶ月間も)夢枕にて赤き竜から遊星の事を聞かされており、彼の力となる。
昔はプロデュエリストとして名を馳せた(らしい)。
使用デッキは【古代の機械】
東豪寺麗華
東豪寺プロの代表で「魔王エンジェル」のリーダー兼DP。
原作同様汚い手段を用いてライバル事務所を蹴落としている。(しかし、理由が原作と同じかは不明)
765プロに介入するために、自身の事務所が主催の番組収録のオーディションに千早・やよい・伊織の三人を指名して招待する。
オーディション本番では、1回戦で相手に魔法・罠カードを使用できなくする妨害電波を仕掛けるも遊星製のデュエルディスクに察知されて失敗。
2回戦ではスタッフに手札を確認させて通信させる作戦を取るも、自分達が仕掛けた妨害電波に通信を阻害されて再び失敗。
1対1の引き分けの状態での大将戦で一切の妨害手段を無くし、ガチンコで伊織とデュエルするが、あと一歩のところで敗北。
その後、「DP同士の対決で勝った方に2勝分のポイントを与える」という現実の番組でもありがちな特別ルールを作って,遊星とデュエルするが、あっさり敗北。
収録後の遊星の言葉で完全に改心し、伊織と友達(?)になった。
961プロ主催のパーティで遊星と再会し、遊星に765・東豪寺合同の合宿を提案する。
使用デッキは【インヴェルズ】
朝比奈りん
東豪寺プロ所属のアイドルで「魔王エンジェル」のメンバー。
テレビの前ではぶりっ娘だが、本当は麗華の気持ちを茶化したり、美心に笑いながら教えたりする黒さを持っている。
使用デッキは【暗黒魔轟神】
三条ともみ
東豪寺プロ所属のアイドルで「魔王エンジェル」のメンバー。
原作同様寡黙な性格で、麗華のやり方にも思うところがあったようだが、文句を言わずに従っていた。
彼女の改心後は、笑顔を多く見せるようになった。
また、りん程ではないが麗華の気持ちを面白がっている節がある。
使用デッキは【闇儀式】
佐野美心
東豪寺プロ所属のアイドル。
魔王エンジェルとは別の方針でアイドル活動を行っており、合宿2日目から登場。
初登場で愛をコテンパンにやっつけてその強さを見せつけた。
使用デッキはやや変則的な【ダーク・ガイア】
黒井崇男
大手芸能プロダクション「961プロ」の社長。876プロダクションを吸収合併した後、秋月涼(曰く「『彼』には光るものがある」)を除くアイドル候補生を追い出した。日高舞を引きこんだものの彼女の言動に振り回されている。
また、今回開催される芸能プロダクション対抗デュエル大会の主催者でもある。
使用デッキはメタビート寄りの【ブラック・マジシャン】
石川実
元876プロダクション社長、現961プロダクションの副社長。
961プロダクションとの合併に伴い、涼を除く愛達を解雇した。(この時「765プロに行くように」とメモを手渡している)
日高舞
破天荒な性格をしたある時は通りすがりの主婦腐、あるときは日高愛の母親、またある時は音無小鳥の友人。
そして、その正体は伝説の元トップアイドルである。
小鳥から遊星の話を聞き765プロへ半ば道場破りのように現れる。
遊星を(貞操的な意味で)狙い、デュエルを行うも敗北。
その後、黒井社長のスカウトを受け芸能界へと復帰、961プロ入りした。(彼女曰く「退屈しのぎ」)
しかし、愛に対する気持ちは変わらず、小鳥に寮に入る自分の代わりに愛と住むように、遊星にあるカードを渡すようにそれぞれに頼む。
使用デッキは初登場時は【エンディミオン】、アイドル復帰後は【Sinスキドレビート】
秋月涼
元876プロのアイドル候補生現961プロのアイドルユニット「プロジェクトフェアリー」の一人。
秋月律子とは従姉妹弟関係でもある。
黒井社長の影響なのか、キャラが様変わりしてしまったようだ。
使用デッキは【裏サイバードラグニティ】
四条貴音
古風な喋り方をする961プロのアイドルユニット「プロジェクトフェアリー」の一人。
使用デッキは【代行天使】
我那覇響
動物好きな961プロのアイドルユニット「プロジェクトフェアリー」の一人。
使用デッキは【獣族シンクロ】
サイネリア
舞に連れられて961プロに入ったネットアイドルにして、日高舞に続く黒井の悩みの種その2。
遊星を目の敵にしており、絵理をネットアイドルの世界へ連れ戻そうとしている。
使用デッキは【サイキック】
善永
フリーの雑誌記者で音無小鳥や日高愛とは古くからの友人で腐女子仲間。
小鳥とは同じ薄い本を出すサークルに所属しているようだ。
使用デッキは【ワイト】
正義の味方カイバーマン
精霊界で迷子になったあずさが出会った≪正義の味方カイバーマン≫の精霊。
彼女から赤き龍の気配を感じ、デュエルをする。
その後、≪光と闇の竜≫とまっ白なシンクロモンスター(≪エンシェント・フェアリー・ドラゴン≫)のカードを渡す。
使用デッキは【青眼】
ホメ春香
放火騒ぎを起こした人物が操る謎のロボ。おもてなしと称して事務所を白昼堂々放火した後、遊星が夜に外出するところを見計らってデュエルを仕掛ける。
使用デッキは【ワーム】
豊川風花
芸能プロダクション対抗デュエル大会・一回戦で愛と対戦することになった相手。
使用デッキは【フォーチュンレディ】
十六夜アキ
龍の足の痣のシグナーで遊星の嫁。
番外編①で遊星を使ってイケナイ妄想をする小鳥を制裁してほしいという視聴者の声に応え、ライディングデュエル用のデュエルレーンで小鳥をお仕置きした。
また、その時に遊星からあのカードを借りている。
使用デッキは【アキオリジナル】
別の人のカードが混ざっているのは内緒だ!
クロウ・ホーガン
龍の尻尾の痣のシグナー。
番外編②のゲストとして呼ばれ、小鳥と【BF(ブラックフェザー)】のミラーマッチをしてほしいという視聴者の声に応え、小鳥とデュエルした。彼女のシンクロ口上にはショックを受けていたようである。
使用デッキは【クロウオリジナル】
ジャック・アトラス
龍の翼の痣のシグナー。
番外編②でクロウだけ呼ぶと文句を言うだろうというASTALPの配慮でゲスト出演。
クロウVS小鳥のデュエルの後、無理矢理小鳥とデュエルを行う。
使用デッキは【ジャックオリジナル】
芸能プロダクション対抗デュエル大会
961プロが主催する文字通り芸能プロダクションごとのデュエル大会。
参加形式は「3人1組のチーム戦」・「2人1組のタッグデュエル」・「シングル」の3つ。
765プロAチーム
天海春香・三浦あずさ・水谷絵理の3人で構成されたチームでリーダーは絵理。
展開力の強さが売りのチームである。
本来は日高愛が入る予定だったが、本人がシングルでの出場を希望したため三浦あずさが代役として入った。
765プロBチーム
菊地真・萩原雪歩・秋月律子の3人で構成されたチームでリーダーは律子。
全員が機械族デッキを使うチームである。
プロジェクトフェアリー
本来の意味は当該記事参照。
本作では星井美希の代わりに秋月涼が入っている。
修羅's
不動遊星にフラグを建てられた女性達の総称。
メンバーは如月千早・萩原雪歩・水谷絵理・東豪寺麗華の4人(第48話現在)で、ASTALP曰くもっと増えるらしい。
「修羅's」表記時のメンバーの顔は闇堕ちした顔をしており、「闇のデュエル」ならぬ「病みのデュエル」を行う。
彼女達の発するフィールは遊星すら恐怖を感じる程である。
「BELIEVE IN NEXUS」(15話-21話)
作詞・作曲:遠藤正明 / 編曲:鈴木マサキ / 歌:遠藤正明
「明日への道 ~Going my way!!~」(22話-30話)
作詞:遠藤正明 / 作曲:俊龍 / 編曲:鈴木マサキ / 歌:遠藤正明
「遊星流星Lovers」(31話-)
作詞・作曲:影山ヒロノブ / 編曲:寺田志保・栗山善親 / 歌:JAM Project
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最終更新:2024/04/25(木) 01:00
最終更新:2024/04/25(木) 01:00
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