アオイガイとは、タコの一種である。厳密にはこれは貝殻に付けられた名前であり、中のタコはカイダコ(Argonauta argo)という。
貝殻を持った浮遊性のタコ。白い貝殻は繊細で美しく、貝殻が二つ合わさった形が葵の葉に似ていることから、この名前がつけられた。一応タコの仲間ではあるが、見た目はどちらかというとオウムガイに近い(タコもオウムガイも同じ頭足類である)。
ただし、この貝殻を作るのはメスだけであり、全長25cmほどあるメスに対して、オスはわずか5cmほどしかない。貝殻は生まれた時はついておらず、成長に伴って形成され、散乱した卵を収納する入れ物として使用される。貝殻は二次的なものであり、二枚貝や巻貝、オウムガイなどの貝殻とは由来が異なる。
アオイガイの仲間のオスは体に対して巨大な交接腕を持つことで知られ、最初は研究者に寄生虫だと思われたという逸話がある。すごく・・・大きいです・・・
近縁種にタコブネ(フネダコ、Argonauta hians)などがいる。
アオイガイの学名、その仲間の英名や属名はギリシャ神話に登場するアルゴ船(Argo)が由来である。かっこいい。
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最終更新:2025/12/08(月) 05:00
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