→ アガートラム
ダーナ神族(トゥアハー・デ・ダナン)の王、ヌアザ(ヌアダとも)の別名。「銀の腕」という意味であり、合わせてヌアザ・アガートラーム(銀の腕ヌアザ)とも呼ばれる。神剣クラウ・ソラスを携えている。
エリン(アイルランド)の覇権を争ってフィル・ボルグ族と戦争を起こし、初戦を勝利で飾るもその右腕を失ってしまう。当時は五体満足でないものは王になることが出来ず、このためヌアザも一時は王座を追われた。これを克服するため医者の神ディアン・ケヒトが銀で作った義手を与えて力を回復させ、その後完全に治癒して王座に復帰したとされる。銀の腕の渾名はこの義手による。
SCEI発売・メディアビジョン開発のRPG「ワイルドアームズ」シリーズのうち、「~2nd IGNITION」と「~Advanced 3rd」に登場する。本シリーズは作品ごとに同じ名前を使用していても意味合いが異なるため、それぞれの由来について以下に簡単に述べる。
また、ワイルドアームズシリーズのトータルゲームデザイナーである金子彰史が原作・シリーズ構成・脚本を勤めたアニメ「戦姫絶唱シンフォギアG」に登場する「白銀のシンフォギア」についても記載。
ガーディアンブレードと呼ばれる聖剣。握りのついた大型の剣である。「英雄とは」を問いかける本作の物語においてきわめて重要な意味を持つ。
「焔の災厄」の際、「焔の魔神」に立ち向かった「剣の聖女」が携えていたとされ、彼女が魔神と共に光の彼方に消え去った後、大地に深く突き立った姿でファルガイアに残されていた。自意識を持つかのように凡人には引き抜くことが出来ず、止む無く周囲の岩ごと切り出した姿で保管されている。騎士叙勲の際、新たなる騎士達は必ずこの剣を引き抜こうと挑むことが求められる(無論、引き抜ける必要はない)。
正体は「想い」を力に変える一種の精神感応兵器であり、常人が振るおうとすれば精神を喰い尽くされかねないため剣自身の意思で使い手を選ぶ。精神体である守護獣(ガーディアン)と同質の存在で、火の守護獣から生まれたデミ・ガーディアンであるロードブレイザーを屠ることの出来る唯一の武器。剣の聖女アナスタシアは常人より強大な「生きたい」という欲望でアガートラームを振るったが、一人の力では世界中の人々の負の感情で無尽蔵に再生を続けるロードブレイザーを消滅させることは出来ず、相打ちで封印に留まっている。
作中では「未来を司るガーディアンの身体の一部から生まれた」としか言われていないが、ファンブックでは未来を司るガーディンアンの失われし左腕が変化した物であること、未来のガーディアンが初代WAの主人公であることが示唆されている。
正式名称「アガートラームB/V2」。主人公の一人であるジェット・エンデューロが所持しているサブマシンガン型のARMである。
「B」とは「Black version」および「Battle version」の意味であり、「V2」はそのまま「Version 2」の意味であるとのこと。とある理由からジェット以外には使用できない特別なARM(ただし武器としての性能は通常のARMと全く変わらない)。その構造には物語上、そしてジェットの過去と関係のある、ある重要な意味がこめられている。
ジェット曰く、自分の腕の延長であるかのように扱えるARMであるとのこと。ちなみにジェットは左利きである。
the Vth Vanguardにおいては剣型ARM使いアヴリルのARMパーツとして登場している。ニュートリノメダル18枚の報酬。上2作と異なり特別な意味はないが、アヴリル用ARMパーツとしては最強の攻撃力を誇る。
WAXFにおいてはフィアース専用クラス・アックスバトラーの防具(ガントレット)として「アガートラームB/V」が存在。最強のガントレット。
the 4th Detonatorではアガートラーム自体は登場しないが、本作に登場するナノマシン型ARMは「高ランクの因子適合者同士、かつ近親者であれば接触時に心を繋ぐ」機能を持つ。また、敵組織の長であるラムダが振るう剣の名が「クラウ・ソラス」である。
アニメ「戦姫絶唱シンフォギアG」において「白銀のシンフォギア」として登場。
シンフォギア装者として類稀なる才能を持っていたセレナ・カデンツァヴナ・イヴが纏っていたシンフォギア。セレナの命を懸けた絶唱の際にペンダント(コンバーター)が破損しシンフォギアとして纏うことは不可能になり、その後は妹の遺品として姉のマリア・カデンツァヴナ・イヴが肌身離さず所持していた。
「フロンティア事変」最終決戦において偽りを祓われたマリアの歌により奇跡的に再起動を果たしマリアが纏うが、決戦後は破損が深刻化しコンバーターが半分程欠けた状態となり、完全に起動不可能な状態となった。
しかし続編「戦姫絶唱シンフォギアGX」では中盤すべてのシンフォギアが破壊されエルフナインの技術によって強化改修された際に、このギアもイグナイトモジュールを搭載して修復され、正式にマリアのシンフォギアとして運用されることになる。
左腕にガントレットが装備され、ここから引き抜いた短剣を武器として用いる戦闘スタイルとなっており、「腕」と「剣」両方の要素を持っているといえる。また「白銀のシンフォギア」という触れ込みだが、イグナイトモジュールを起動するとほとんど真っ黒になってしまうのはご愛嬌。
「シンフォギアG」時点では作中設定上「白銀のシンフォギア」に関するデータはロストされているとされ、聖遺物名は明言されていなかった。とはいっても聖詠(シンフォギア起動用の歌。歌詞に聖遺物の名前が含まれる)に「airget-lamh(アガートラーム)」というワードが含まれている、必殺技「Vitalization」において「白銀のシンフォギア」が変形したのは「銀の左腕」であったことなどから、ファンの間では「白銀のシンフォギア」=アガートラームのシンフォギアであるということは公然の秘密、暗黙の了解となっていた。その後公式でも「シンフォギアG」原画集p.41で「マリア_XDギア_アガートラーム」と書かれているのが確認されている。
「シンフォギアGX」では公式サイトのキャラクター紹介の時点で伏せられることなく表記されている。
現実の神話の右腕ではなく「左腕」であることが強調されており、先述の「シンフォギアG」での変形や「シンフォギアGX」での装備などに見られるほか、「シンフォギアGX」におけるマリアの戦闘曲「銀腕・アガートラーム」でも「銀色の左腕」というフレーズが登場している。
Fate/Grand Order 第一部第六章『第六の聖杯“輝けるアガートラム”』に登場する円卓の騎士・ベディヴィエールの義手。右腕。
隻腕の騎士として語られるベディヴィエールがなぜ義手としてアガートラムを身に着けているのかは、プレイして自身の目で見ることを推奨する。
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最終更新:2025/03/29(土) 06:00
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