アクシスジカ(けものフレンズ)

アクシスジカ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックス作品『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。

CV:早乃香織(アニメ版)

概要

インドの森に多く生息するアクシスジカのフレンズ。ベンガル地方の言葉で「斑点」の意味を持つ「チタール(chital)」とも呼ばれ、英名でも「チタール」とされているほどに胴の白い斑点が特徴となっており、その模様から「最も美しいシカ」といわれている。
この白斑模様はニホンジカなどと違い、一年を通して消えることはない。

ミネラルの摂取のために古くなった自身のツノを食してしまう生態を持ち、アニメでも塩分摂取の行動が表れていた。
（多くの場合）３つに枝分かれするツノは争いにはあまり使われず、メスへのアピールが主な用途である。

アプリ版には登場しておらず、公式サイトの「けもフレ図鑑」にて初登場となる。
その後アニメに登場し、そこでの衝撃的な行動から、アンソロジーコミックなど一部で密かな人気を持つ。

外見

浅黒い肌色とアラジンパンツ（股下がゆったりしているが裾がタイトなズボン）、金色の装飾は原産地であるインドを彷彿とさせる。上半身は水色の半袖シャツに白の長袖インナー、同じく白のネクタイを着用。下半身は白のアラジンパンツの上にスカートを重ね着しており、スカートの模様は前述の特徴的な白い斑点模様が施されている。瞳の色はブラウン系で瞳孔は横長気味。髪は後ろを伸ばした三つ編みで、その先端部にはツノを模した装飾具をつけている。また、前髪の中央部に赤い点状の部分があるが、元の動物にはないようだ。ヒンズー教の既婚女性の額につけられるビンディという赤い点を模しているのかもしれない。

シカ科アニマルガールの多くはツノを模した両刃槍のような武器を持っているが、彼女はツノを模した片手武器を1本づつ両手に持った姿となっている。
ちなみに武器の形状は釵に似ている。（釵はインドから中国を経て琉球へ伝わったとされる）

けもフレ図鑑・オフィシャルガイドブックでの扱い

この斑点を拝めるなんて、
キミはラッキーだね（キリッ）

けもフレ図鑑より

けもフレ図鑑でのナンバーは024。オフィシャルガイドブックでは4巻で紹介されている。
ナルシストな性格で、台詞の後に「（キリッ）」が付くことが特徴。自身の斑点模様や「シカの中でも最も美しいといわれていること」を誇りに思っているようだ。
無用な争いを好まない平和主義者だが、「必要とあらばお相手する」とも発言している。

アニメでの活躍

クジラ偶蹄目 シカ科 アクシスジカ属 アクシスジカ Axis deer

第2話「じゃんぐるちほー」で登場。ジャングル見学ルート中にサーバル達と遭遇する。
塩分摂取のため、屈んで先述の武器で土を掬って舐めていた。（彼女自身は「塩がどうのこうのでここの土は舐めると体に良い」と認識していた模様）
サーバル達にも薦めるがかばんちゃんに遠慮されてしまう。数十秒程度の登場であった。

彼女の行動から、川に塩が溶出しているか、またはポロロッカ（逆流現象）により川に海水が混じっているのでは、という考察がなされている。

また、前述のデザインと違い、アニメ版では特徴的な斑点が消えている。
（彼女屈んでいた場所から察するに土や泥でスカートが汚れて見えなくなっていた可能性はあるが詳細は不明）
ツノもけもフレ図鑑などのデザインと違い４つに分かれ、アニメ版のヘラジカに近い形状になっている。
（アクシスジカのツノもまれに４つに枝分かれすることがある）

ぱびりおんでの扱い

「この土を舐めると体にいいんだ。」

2019年10月2日から観察可能になった。　けもトークの枠の色は青。
塩の他にもカラダにいい物がたっぷりという土は、じゃんぐるではその場で掘り出す場合もあるが、
どうやら持ち歩いくこともあるようで、常備薬感覚で他のフレンズに勧めたりもしている。
インドゾウやコンゴウインコも土の効能を知っている様子があり、たまに食べているらしいので
もしかしたらじゃんぐるのフレンズの間では一般的なのかもしれない。
立派で珍しいツノを持っていることから、ヘラジカからツノくらべに誘われている。

珍しい行動は「体に良さそうな土だね（アースブロック）」

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