アクションゲームとは、コンピュータゲームのジャンルの一つである。略称は「ACT」
主にプレイヤーキャラクターなどを直接的にリアルタイムで動かしてステージ上を自由に移動し、プレイヤー自身の操作によってクリアを目指すゲームの総称である。
アクションゲームはコンピューターゲームの黎明期から存在し、時代に合わせて進化と細分化を続けてきたジャンルであるため、最も広義の意味ではリアルタイムの直接的な操作するものであれば全てそう呼ぶこともできるかもしれない。しかし、それはあくまで総称であり、ジャンルとしてのアクションゲームという名称は、どのサブジャンルに属さないものを指して呼ぶことが一般的だろう。
国内ではプラットフォーマーというジャンルのゲームが主にアクションゲームという名称で呼ばれている。(後述:プラットフォーマー)
プレイヤーの技量が直接反映されることから競技性が高く、タイムアタックやスコアタックを競うプレイヤーは多い。自分で目標を立ててやり込むプレイヤーも多い。(後述:ニコニコにおけるACT)
マリオやソニックのようにごくシンプルな操作とルールの下でひたすらに自分の操作の腕だけを頼りにゴールに向かって駆け抜けていくものから、ロックマンのようにキャラクターの性能強化や武器等の使い分けを要素としてもつもの、装備やアイテムを使い分けRPGのように情報収集もしながら戦略的にステージを攻略するものまで数多く存在する。操作する対象、プレイ可能な人数、ゲームの目的・システム等によって、更に細かく分類されている。
スーパーマリオのように足場をダッシュやジャンプで進みゴールを目指すアスレチックなゲームのことを海外では「Platformer」(プラットフォーマー)と呼ぶ。海外ではひとつの独立したジャンルとして認識されているが、国内ではメディアでもまずこの名称が使われることはなく認識はあまりされていないと思われる。
この記事では海外ではプラットフォーマーと呼ばれているタイトルも国内での一般的な認識であるアクションゲームというジャンルの定義で扱う。
アクションゲームには主に2Dと3Dで設計されたものがあり、アクションゲームというジャンルの中でもまた、それぞれ別のジャンルとして認識されている。キャラクターを動かしステージを進み敵やトラップを越えて目的を達するという基本的なルールは同じであるが、2Dと3Dというレベル設計の違いからゲームプレイは大きく異なるものである。
※他にどちらにも属さないものの一つとして、斜めから見下ろす視点のゲーム、クオータービュー(英語圏ではIsometric game)などもある。
主に高低差のあるステージを舞台にしたアクション。移動とジャンプを基本操作とする場合が多い。奥行きの概念の加えた2Dアクションも存在する(→ベルトアクション)
ファミコンの頃ではとてもポピュラーなジャンルであり2Dアクションは数多く作られた。異常に難易度が高いものが多かったともよく言われている。(例:魔界村、忍者龍剣伝etc...)
スーパーマリオブラザース |
星のカービィ |
ロックマン |
ソニック・ザ・ヘッジホッグ |
空間が3Dになったことで視点(カメラワーク)という概念が存在し、1人称視点と3人称視点の違いによってもゲームデザインは異なるものである。1人称視点で進むゲームはシューターに限らずFPSとも呼ばれ、3Dアクションとはほとんど別物として扱われていることが多い。
全方向に自由自在に移動できることから、探索や演出をはじめゲーム性はより幅広いものになったと言えるだろう。一方でカメラワークの扱いが難しい一面もあり、特に3Dゲームが作られ始めた頃は視点に問題を抱えたゲームも多かった。
スーパーマリオ64 |
デビルメイクライ |
クラッシュバンディクー |
バイオハザード |
ニコニコ動画をはじめ動画サイトにおいては、あえて自分から理不尽な仕様にしていく縛りプレイ動画、極限まで無駄をなくしたTAS動画、常人には真似できないスーパープレイ動画等が人気を博している。常に操作し続けなければならないという性質上、実況プレイ動画の題材とするためにはそれなりのマルチタスク能力が求められるだろう。
ニコニコ生放送においても、タイムやスコアを競う大会や、オンラインにおける配信者とリスナーの対戦・協力プレイなどが盛んである。
掲示板
69ななしのよっしん
2022/04/03(日) 17:26:29 ID: PnfXf/xxh0
残機の概念がないゲームが増えてはいるよね。
ミスしてもステージから出されるだけで。
一応デスぺナ自体はあるって感じで。
そもそも残機やクレジットってのはアーケードゲームの要素だからなくそうと思えばいつでもなくせた
70ななしのよっしん
2023/01/29(日) 14:40:52 ID: R+fq9y+svU
いつも考えてるんだが
『亜空の使者』を厳密に定義するならどういう名称のジャンルに定義すべきなのかずっと悩んでいる。
自キャラの攻撃手段が豊富で多対一の戦闘が主になる点で言えばベルトスクロールという言葉が近いのかもしれないけど、
奥行き方向の移動の概念がないうえに、雑魚敵は自キャラと完全に違う見た目と挙動をするわけだから、この言葉では足りないわけで。
何が困るってそういう亜空の使者ライクな横スクロールを検索して探そうにも[横スクロール アクション]とか[2D ACT]みたいにざっくりやるしかないのが面倒。今のままだと、プラットフォーマーもメトロイドヴァニアも混ざるからなんとかしたいのが本音。
なにか良い単語は無いもんかなぁ
71ななしのよっしん
2023/03/30(木) 10:51:19 ID: QZamZN0sOL
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最終更新:2023/04/01(土) 18:00
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