アシェンプテル(ワンダーランドウォーズ)とは、セガが運営するMOBA型アーケードゲーム『ワンダーランドウォーズ』のキャラクター。
モチーフは有名な童話『シンデレラ』よりシンデレラ。ノーマルキャスト版のサンドリヨンがウィリアム・ペロー著を原典とするならば、こちらはグリム童話版をモチーフにしている。ちなみにドイツ語での“灰被り”の意。
“本当は怖い”で話題になったグリム童話だけあって、版によって諸説あるが残酷描写が存在する。その残酷な仕打ちを諭す役回りをしたり、そうして苦しんでいる家族を嘲笑して愉悦したりとヒロインらしからぬ黒い情念を確かに持ったある意味で等身大の女性である。
それを受け、本作では高飛車な女性として描かれている。くっ殺指数マシマシ
ロールはアタッカー。
お披露目イベントでプレイ試合数でアンロックされたが、今ではリーフショップ(ゲーム内換金所)で0リーフ、つまり無料でアンロックできる。
対プレイヤーキャラクターを志向したアタッカーの中でバランスの良いプレーンな性能を持つ。
通称は略してアシェ。あるいは黒くレースの麗しい衣装から黒サンド、黒クリスラおばさん等と呼ばれている。
足甲をはじめ金色の鎧になっているが、これはグリム童話では婚約の決め手がガラスの靴ではなく“金の靴”であったことが由来。
公式4コマでバウムクーヘンを貰い喜んでいる様子があり普段とは違った一面を見れる。もっもっもっ
前述したとおり、対キャストに向けて一芸に秀でるキャストの多いアタッカーにおいて長射程ストレートショットを中心としたポジションのキャスト。
カタログスペックこそプレーンなのだが、その長所を活かすためには意外と考える点の多い技巧派でもある。
ストレートショットは中射程の標準的な弾丸を発射。ダウン効果がついておりサンドよりも発生や硬直の面で優れる。非ダウンと違って攻め継続力こそないが、いかなる状況でも安定した行動抑止が期待できる。
1.52-Aで威力が下方修正されてしまったが、1.60-Aでなぎ払いが追加。双剣を袈裟懸けに振るうエフェクトと共に弾部分とは別に非ダウンの攻撃判定が生じ、ゼロ距離ではこの両方を当てることで大ダメージを出せるようになっている。
ドローショットは逆にサンドよりも硬直が発生前後で増えているほか、弾自体の加速も鈍くなっているため、動いている最中の兵士の列を的確に薙ぎ払うにはやや慣れがいる。
描ける長さや攻撃力も低く、味方兵士に近寄らせないだけの性能はあるが、兵士処理そのものは苦手な部類。
後述のスキル解説のように兵士殲滅力がアタッカー内で下位争いに位置する。それゆえに劣勢レーンの立て直し能力が低く、有利レーンいじめにはとことん強い。
キャラ相性が極端なのも特徴で、高性能かつ長射程なストレートショットにより、スキルの連発が肝要なミクサ・リトルアリス系(通称:幼女組)の硬直に刺しやすく、接近が必要な近距離アタッカーには迎撃が簡単なので、相性がいいとされる。
反面、兵士殲滅力に差がつけられやすいファイターやシレネッタとタイマンしたときの苦しさはかなりのもの。
LV2アンロック、消費MPは25。
自身から直線状に伸びる貫通攻撃を行い、敵にダメージを与える。ダメージは距離が離れるたびに上昇する。
サンドリヨンと同様のもの。判定の細さ、対兵士ダメージの低さでサンドリヨンよりも汎用性は低下している。多段は削除されたがその代わりサンドリヨンよりも対キャスト威力は高めかつ、発生予告エフェクトが出る時間が短いため、精密射撃は必要だがジャストウィッシュ解禁前に兵士を盾にのさばるキャストを咎めるのには十分な性能。
もちろん、キャストのいないレーンで「横クリスラ」により兵士を一掃するレーン戦の強化にも。逆に言えば兵士を一掃し、レーン戦を仕切り直しできる技がこの横クリスラしか無いのがアシェンプテルのわかりやすい弱点と言えるだろう。
私の時間に踏み入るな!
LV3アンロック、消費MPは25。
自身から扇状に広がるエリアを巻き込み、小ダメージとスロウ効果を与える。
扇形の範囲を持つスキルとしては発生が早くて狙いやすく、それでいてスロウ効果が強いのが特徴。
続けて攻撃に繋げるために上手く兵士の壁が減るタイミングで発動してゆきたい。だが必ずしもアシェンプテル自身が追撃する必要があるわけではなく、追撃は味方に任せてアシェンプテル自身は次の戦場に向かう立ち回りも可能である。
余談だが、カードのグラフィックが投げキッスをしているような絵になっているのだが、これは版によってアシェンプテルは洗脳の邪眼を持ち、それを外に漏らさないために使用人の扱いで家に閉じ込めていたのだが、舞踏会で触発された結果、継母や連れ子の狂った行為を促してしまったというエピソードに因むのだろう。
つまり高圧的などではなく中二病……
LV3アンロック。消費MPは25。
フリックした直後に発動し、自身の移動速度を一定時間高める。
サンドリヨンと同じ名前、同じ効果。使いどころにやや困るスキルである点も一緒。原作通りに「ゴールデンスリッパ」じゃなくてよかった。
バージョンを追うごとに発生が早くなるのだが、持続時間が15秒しかないため使い所とMP管理には注意が必要だ。
とはいえ、中央担当の役割であるレーン戦の補助・遊撃に際して有用で、特にキャストキラーに援護行動をさせないために必要なスキルといえる。
”ぶとうかい”の主役は、この私だ!
LV4アンロック。消費MPは30。
フリックした直後に発動し、ストレートショットの射程・弾速を強化する。
アシェンプテルといえばコレという主力の技。特にほぼ倍の射程に伸びるストレートショットによりほとんどのキャストの技の射程外からストレートショットを撃って発生前に潰し放題ということが圧倒的タイマン力に繋がる。間違えやすいがストレートの威力はこのスキルでは上がらない。
欠点は非貫通弾なので兵士に阻まれ、巨人への火力に乏しい。敵兵士という盾をどう剥がし、どうストレートを刺せる状況を作るかがポイントとなる。
とはいえ、射程を嫌がって相手が逃げればストレートで兵士処理したり森に陣取り、なんとか対処しようとするならばゼロ距離ストレートやスキルで大ダメージを狙う、シンプルな砲台プレイがなおも脅威である。
バージョン修正では効果時間を短くされたりやけくそ気味に一気に1.5倍近く延長されたりと、運営に振り回されがちなスキルその1。
その悪しき志、貫かせてもらう
Ver.2.00-Aより追加されたLV4アンロックのスキル。消費MPは35。
大型の円形範囲内にいる敵に非ダウンの連続攻撃をする。
自身のアッシュミストでスロウ状態にさせた相手にクリスタルの雨を浴びせると10割即死コンボも狙える大技。ただし連続攻撃は兵士へのターゲット優先度が高めのため、あらかじめ除去しておかないとキャストは兵士がデコイになっている間に逃げだしてしまう。このゲームの兵士の進軍は等間隔ではなく、またアシェンプテル自身がアタッカーという遊撃に適したロールであることから、兵士は他の味方に処理してもらい、孤立した敵キャストを狙うという連携が強力である。
運営に振り回されがちなスキルその2。実装当初は連続攻撃の回数がまさしく“レイン”という名称にふさわしい多さで兵士をも全滅させる有用スキルだった。しかしレーン戦において強力すぎるということで射程や硬直、兵士へのダメージがどんどん下方されることに。その後に大幅に修正され、改めて対キャストダメージや硬直を軽くしてもらうことでアタッカーらしいスキルへと返り咲いた。
今こそ聞け!終末の鐘の音を!
効果は発動中自身のHP継続回復(大)とストレートショットの射程・弾速・威力の強化。
サンドリヨンと違ってHP回復は自身のみだが、ストレート強化はJWよりも強力。
さらにJWを重ね掛けすることで画面から見えなくなるほどの射程でストレートをバラ撒く固定砲台と化す。
『冷徹な裁きの双剣』 特殊効果:Lvアップ時一定時間ストレートの弾速が上がる
モチーフはアシェンプテルが持っている双剣、Lv3になった時から効果が発動する。
時限だが「マグスの魔笛」の効果が得られるカード、早い段階で弾速が上がるので採用しやすいカード。このアシストと「マグスの魔笛」「ジャストウィッシュ」「ロード・オブ・プリンセス」の効果が重複すると剣を振ったと思ったらストレートが当たっていた、という状態になる。
『黒き戦姫の手袋』 特殊効果:一定時間ごとに一定時間SS威力を強化し、ロールエフェクト内の味方も同様に強化
モチーフはアシェンプテルの手袋、Lv4から一定時間ごとに効果が開始したり終了したりする。
『第二夜の金の靴』 特殊効果:敵キャストに与えたダメージ量に応じてMP回復
モチーフは靴、Lv6から永続で発動する。攻めれば攻めるほどさらに攻めるリソースが得られるようになる強力なカードである。カードの由来としては、グリム童話版シンデレラでは舞踏会は3日間行われ、この靴は2日目に使ったもの。金の靴と言いながらイラストは思いっきりピンク色だが、そのへんはデザインの都合として見ないふりをしておこう。
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最終更新:2024/04/24(水) 12:00
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