アシナガグモとは、アシナガグモ科のクモの総称、及びアシナガグモ科アシナガグモ属のTetragnatha praedonia の標準和名である。ザトウムシやアシダカグモのことをアシナガグモと呼ぶこともあるがそれは誤用である。
名前の示すとおり脚が長く、腹部も細長い。英名では長い上顎(鋏角)に注目され、 long-jawed spider、そして円形の網を造ることからlong-jawed orb weaverとも呼ばれる。
英名でアシナガグモ(long-legs spider)と呼ばれるものはユウレイグモやザトウムシ。
体色は多彩で、シロカネグモ属の仲間は銀色に輝く腹部に華やかな模様を持ち美しい。
眼は8つ全て同じ大きさで、前面に2列で並んでいる。記号のコロンを半角で4つ並べたような感じ。
多くの種は屋内や庭先よりも水辺を好み、様々な角度で網を張る。アゴブトグモ属の仲間はある程度成長すると、網を張らずに歩きまわり水田の害虫を捕食するようになる。
それなのにまとめて害虫扱いされることがある。体液や網の糸が目に入ると障害を起こすと記されているがそんな状況ほとんどないし、この生物に限ることではない。少なくとも農家にとっては益虫である。
脚を縦に真っ直ぐ伸ばし茎に掴まることで風景に溶け込む。ただ脚を伸ばしておくだけでも木の枝のように見え、周りに馴染む。
交接(交尾)はペアで大きな上顎を絡ませて行う。他にも種によって幾つかの様式がある。
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最終更新:2024/04/19(金) 10:00
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