アジの開き

アジの開きとは、アジの腹、あるいは背を開いて、不要なものを取り除き、
調理しやすい状態にしたものである。

概要

主に干物にして食べられることが多く、この干物のことをアジの開きと呼ぶことも多い。

開き方には「背開き」と「腹開き」の二通りがあるが、
干物にする際は主に「腹開き」が用いられる。

「腹開き」のやり方は、まずゼイゴ、エラを取り、腹ビレから包丁を入れてはらわたを取り除く。
それから、カマ下から包丁を入れて中骨に沿って腹を切り開き、頭を割る。
そして、残った血合いを取り除き、水または薄い塩水で綺麗に洗ったら完成。

フライやムニエルにする場合は中骨を取り、
干物にする場合は中骨を残したまま、塩をふるか塩水に漬け込む。

アジはEPAやDHA、たんぱく質、ビタミンなどを豊富に含んでおり、他の魚に比べてカロリーも低いといわれている。
また、干物にすると栄養素が増えるので、アジの開き干しはダイエット中の女性にももってこいの食べ物であろう。

関連動画