目に見えるものはみんなデータの偽物かもしれない。でも、わたしたちは、わたし達の心だけは本物です。
なら、わたし達が経験し、得たものだってみんな本物なんです
アスナとは、川原礫作のオンライン小説作品の「ソードアート・オンライン」のヒロイン兼主人公である。またライトノベル版では絵がつけられており、キャラクター原案はabecである。CVは戸松遥。
この項目は、ネタバレ成分(伏字)を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
本名は結城明日奈。
SAO開始時には15歳、2年後の本編では17歳。実は社長令嬢でいわゆる『やんごとなきごみぶん』。
SAOには兄のそれを一日だけ借りるという約束でプレイし、デスゲームに巻き込まれてしまう。
全くのゲーム初心者ながら、キリトの目と心を奪うほどの剣の腕前を見せた才能の持ち主。
SAOに巻き込まれたときは半狂乱に陥り、そのために《攻略組》といわれるプレーヤーの一人となる。プレーヤーとしてはレイピア(細剣)を使い、動きのよさで敵を翻弄するタイプ。また攻略ギルド《血盟騎士団》の副団長であり、ボス攻略などの作戦も担当することもある。二つ名は《閃光》。
前述の通りアスナは現実世界ではいわゆるエリート・キャリア組に属する生い立ちであったため、SAOというデスゲームに閉じ込められた事により「自分の将来へと敷かれたレールから脱落する」ことを極度に恐れていた。
そのため一分一秒でも早くデスゲームから脱出するために狂ったようにSAO攻略に固執していた。
(このSAOに対するアスナの考え方は アインクラッド1層からの再構成作品である『プログレッシブ』においてはリファインされており、「どうせみんな死ぬのだから、それならば己の能力全てを振り絞り、SAOという世界に最後まで抗った末に死ぬのであれば悔いは無い」 というある種刹那的な考え方をしていたのが、キリトと偶然出会い、そのゲームに対する考え方やハイレベルな戦い方に触れることで「もっと強くなって彼の見ているものを見たい、そしていつか隣に立って戦いたい」という考えへシフトしていったと描写されている。
だが、《圏内事件》にて、
「現実世界の1日を失くしていっても、この世界(SAO)で1日を積み重ねていくことができる」
と いう事に気付かせてくれたキリトに想いを寄せるようになる。
ただし上述している件は本編内のみのエピソードによるものであり、IF成分が含まれているSAOPにおいては既に最序盤から孤立していたキリトのパートナーとして行動をして間もない頃から、既に想いを寄せていた描写がなされている。そのことを踏まえると《圏内事件》は中層以降に一度訣別して以降は封印していたキリトに対する想いを否定できなくなった出来事のひとつであったといえる。
ちなみにもうひとつの出来事に関しては、あるフィールドボスとの戦い方について、意見が対立したキリトとデュエルして敗北した一件があり、こちらも本編では概要と結果のみが触れられている。さらに作者の公式同人誌である「ソードアート・オンライン・マテリアル・エディション1」(現在は同エピソードが再録されている総集編も含めて入手困難)の方では同エピソードが漫画化されており、この漫画内のエピローグとして「どんなNPCでもSAOの世界ではちゃんと生きているんだ」とアスナに気付かせたということが補足されている。
最もSAOPではキズメルとの交流が描かれているので、上記のフィールドボスとの戦い方で意見が対立した切っ掛け自体のエピソードも矛盾しているとも言えるのだが、上記の頃のアスナは時期的に如何にPLに被害を出さずに効率的にSAOをクリアするかだけを考えることで、無理やりキリトに対する想いを封印していた(本編中において、キリトとデュエルした頃には、既にキリトへの想いを仮面で覆い隠すには限界が近かったという記述あり)状態だったので、正攻法では攻略組ですらまともなやり方では歯が立たないほど、その階層のフィールドボスが手ごわかったという点も含めて思考が硬直化していた可能性が高い。またキズメルはSAOPでもかなり特殊なユニークNPCとして描かれており、ほかの重要NPCとも差別化が描写されるほど感情が豊かであるため、一般NPCと分けて考えてしまうほどキズメルとの別れはアスナによってトラウマになっていた可能性もある。間違ってもSAOPは後付作品だから、本編とすり合わせると矛盾点が多く出てくるとか言ってはいけない。
それからのアスナは、
など、以後の半年間を完全にキリト目指して突き進む恋する乙女となったのだった。
とある一件が引き金となって《オレンジプレーヤー》にキリトが襲われたあと、さまざまな紆余曲折を経て、互いに想いを寄せ合っていることに気づきシステム上の《結婚》に至る。また、キリトに恋をするまで、自分の事(とボス戦参加者の安全と速やかなクリア)だけを考えて生きてきたが、結婚生活を送る為の休暇期間に、攻略組以外のプレイヤーやユイと交流した事で、自分たちが多くの人の命を背負っている自覚や母性に目覚め、成長し、以降の生き方が大きく変わる事になる。
なお彼女自身が主人公を務めたシナリオであるマザーズロザリオなどでも強調されているが、年下に対する面倒見は非常によく、娘となったユイや深い縁を得ることになったユウキをはじめ、リーファやシリカにもよく慕われている。
一級フラグ建築士女の子にやたらモテるキリトには常日頃やきもきさせられているが、キリトも自分を深く愛していることを自覚しているので嫉妬を抱くシーンはほとんど無い。(実際キリトの方もアスナと切り離されていた時期に特殊な関係にあったサチやアリスを除けば思い人はアスナのみである)
誤解されやすいが決してヤンデレというわけではなく、キリトが悪いと思えば諌めて自分に非があればきちんと正す良識を持っており、嫉妬や執着から理不尽な暴力を振るったりはしない。それどころか、キリトはアスナに癒されると何度も作中で述べており、その慈愛に満ちた優しさはシノン等の心も暖かく包んだ。ただしアリシゼーション編のヒロインであるアリスに対してだけは流石に多少の危機感を覚えたこともある模様。なおキリトとの訣別時代にキリトと深い仲にあったサチとは本編上では生前に出会うことがなく、異伝ともいえるゲーム版で特殊な形で邂逅するのみである。
尚、アインクラッドでの新婚生活を書いた公式同人シリーズ「ソードアート・オンライン・マテリアル・エディション9~13(続刊中)」の新妻アスナのえろかわいさは、本編でのいちゃこらが足りないとお嘆きの諸氏の心を満たして余りある物で有る事を、追記しておく。
フェアリィ・ダンスではALO(アルヴヘイム・オンライン)にとある企みにより妖精王の妃・《ティターニア》として幽閉される。その際、キリトに助けてもらい、ようやくゲームからの幽閉から解放される。
その後のALOでは種族はウンディーネでレイピアとレジェンダリー・スタッフ「クレストオブ・イグドラシル」を使用。回復役(ヒーラー)ながらも剣の腕は衰えておらず、ピンチの時は剣に持ち替え前衛を凌ぐ攻撃力を見せる事から《バーサクヒーラー》という(本人にとっては)、不本意な二つ名を頂戴した。
オーディナル・スケールでは黒幕の陰謀によってアインクラッド時代の記憶を奪われてしまう。最終的には記憶を取り戻したものの、喪失中はアインクラッドにおける出会いの記憶を失ったことを苦悩することになった。
なお彼女自身のVRでの戦闘能力はキリトに匹敵するほどのものだが、正ヒロインという立場ゆえか危険な状況に晒されることは多い。デスゲームだったアインクラッド編は別カウントとしても、フェアリィ・ダンス編やオーディナル・スケールにおいては非常に危険な状況に置かれたこともある。むしろキリトの方が常時死にかけたとか言ってはいけない。
余談だが、かなり着痩せするタイプ(挿絵でも比較的ゆったりとした服装で描かれることが多い)であり、abec氏の公式イラストをはじめとして各メディア媒体でその隠れ巨乳っぷりを遺憾なく発揮させている。アニメ2期16話の入浴シーンで見せた豊かな胸に対し、初登場から3年経っている事に言及した川原氏の言葉から、立派に成長したと思われる。
(キリト曰く、『思いがけず量感のある』とのこと。)
さらに、2017年に公開された劇場版では、成長した巨乳をいかんなく発揮し、映画を鑑賞した男性陣を悶絶。SAOの略称は「すごい アスナの おっぱい」と言われるほどである。
掲示板
722 ななしのよっしん
2022/08/11(木) 09:57:12 ID: RmiWz2ILvj
作者は特に設定してないから媒体によって担当者が盛ったり削ったりできるんやな
瞳の色と髪型だけは厳守なようだ
723 ななしのよっしん
2022/08/18(木) 08:12:00 ID: z1ggad2ocp
アスナはどんな服を着せても胸が着痩せするらしいので、直に見るとでかくてびっくりらしい。
絵師が巨乳好きだから、巨乳は巨乳でも属性まで様々。
なおシノンのみ貧乳指定。よく貧乳デザインを描かせたって言われることもあるとかないとか。
724 ななしのよっしん
2022/08/29(月) 11:06:26 ID: X3CdfCtw5T
>>721
同じスリーサイズではないですよ
直葉の方がウエストが太い
作者設定では直葉骨太がっしり体型の貧乳だったんです
逆にアスナはスレンダーだけど出る所は出ている
つまり胸囲は同じでも直葉の方がアンダーバストが太めな貧乳…
電撃文庫から出版するにあたり、編集が直葉を豊胸したのは有名な話です
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最終更新:2024/12/09(月) 22:00
最終更新:2024/12/09(月) 22:00
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