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アッシマー

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「アッシマーがっ!」

アッシマーとは、アニメ機動戦士Ζガンダム』でブラン・ブルターク少佐がこよなく愛し円盤可変式モビルアーマー(MA)である。

概要

可変MA アッシマー by ID: wVyXRl0ECH アッシマースレ#48

NRX-044
頭頂高 23.1m
本体重量 41.1t
装甲材質 チタン合金
セラミック複合材
ジェネレータ出力 2,010kW
ラスター推力 68,200kg

ニュータイプ研究所のひとつであるオークランド研究所で開発がすすめられた地球連邦軍初の可変戦用モビルアーマー

SFS(サブフライト・システム)を利用することなく単機で戦可な機体をコンセプト開発された。なお、番号の "N" はニュータイプ研究所の略とされている。

MS形態時の頭部はドムのような十字モノアイで、頭部アンテナマルチプルロッドブレードアンテナ、差圧センサーとなっている。

特徴は特性に優れた円盤戦用MA形態(リフティングボディ)。推進である熱核ジェットエンジンと合わせて低燃費で航続距離に優れ、機動力・運動も高い。

なおアッシマーは可変機だがムーバブルフレーム自体は採用しておらず複数のディスクパーツを組み合わせた可動式パーツドラムフレーム」を要とした特殊な内部構造になっている。この設定自体は公式外伝ADVANCE OF Ζ』からの輸入設定で、制式採用機であるアッシマーも採用していたという設定になった。
プロトタイプアッシマーTR-3[キハール]

実はメインモノアイの内側に三つのサブモノアイが存在している。(劇場版での追加設定)

ビームライフル特性を考慮した形状で、大口径かつ収束率が高い専用設計。(最大2.6Mw

劇中ではケネディ宇宙港を襲撃した際にロベルト中尉リック・ディアスを撃墜。その後もカミーユ・ビダンガンダムMk-IIクワトロ・バジーナ百式を翻弄するなど驚異的な強さを見せたが、最終的にアムロ・レイリック・ディアスに撃墜されて例の断末魔が出た。

アッシマーがっ!

この断末魔余りにも有名で、スーパーロボット大戦シリーズガンダムが登場するゲームなどでアッシマーが登場する際には必ずと言っていいほどブラン少佐による「アッシマーがっ!」の断末魔く事となる。

その後、ティターンズのダカール防衛隊所属のアジス・アジ中尉が搭乗する機体を含めた3機が登場。議会を占拠したクワトロ議会演説を妨しようとしてエゥーゴMSと交戦。

プラモデルやゲームや派生機

頭頂高23メートルという大MSとしての設定が災いしてか、番組放送時に1/144や1/100プラモデルは発売されず、1/220の小なMA非変形モデルでしかキット化されていない不運な機体であった(当時プラモすらいメッサーラバウンド・ドックジ・Oはもっと不遇?知らんなメッサーラは当時からプラモがありましたゴメンナサイ) その後、MAへ変形可ガレージキットがいくつか販売された。

時は流れて、Zガンダム劇場版1作開。それに合わせる形でモビルスーツインアクションおよびハイコンプロでのアクションフィギュアHGUCシリーズの1/144プラモデルキットが次々に発売され、変なアッシマーが一気に増えたため、ファンは溜飲を下げることになった。よかったねブラン

対戦ゲーム機動戦士ガンダム エゥーゴVSティターンズ』では初期から参戦している。手持ちの格闘武器がなく、接近戦は手足でガンガン殴りつけ、接地の特殊格闘にいたってはデンプシーロールという渋さ。稼働当初はコストの近いハンブラビギャプランべ評価が低くネタ機体扱いされがちであったが、ビームライフル射撃の威力の高さやMA形態での命中補正の高さなどが見直され、使用するプレイヤーも増加した。でもデンプシーはやっぱりネタ

お祭りゲームスーパーロボット大戦シリーズにもブランと共に何度か登場している。特に『第3次』において『UFOロボ グレンダイザー』の主人公デューク・フリードに「出たな、円盤!」と言われたエピソードシリーズファンの間では有名。それを意識してか後年に発売された『Z』では「(上記の円盤を含む)異人の兵器に対抗すべく開発された新モビルスーツ」として劇場版準拠の手な戦闘アニメを引っ提げて登場し、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の主人公シン・アスカに「運動性ではフォースインパルスガンダム以上」と言わしめるなど量産機にしては中々悪くない扱いを受けていた。

ADVANCE OF Ζシリーズにはバリエーションが登場。
ティターンズの旗の下に』ではプロトタイプアッシマーティターンズが改修した試作アッシマーTR-3[キハール]が登場。ガンダムTR-1[ヘイズル]が修復されるまでは主人公部隊の顔として活躍した。なおティターンズ機種統合計画において、アッシマー系列の後継機となるガンダムTR-6[キハールⅡ]開発されている。
また、『刻に抗いし者』では「ダンチャクラ」と呼ばれる後のアンクシャに繋がるかのような機体が登場、念願のビームサーベルを授かった。

機動戦士ガンダムUC』では後継機「アンクシャ」が登場。機体カラーが変更されているほか、生産性や整備性を高めるためにジェガン系列との規格共通化が行われており、アッシマー譲りのシルエット連邦量産機らしいバイザータイプの顔を持つ独特の外観になっている。

宇宙世紀0160年代を描いたコミックス機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』には宇宙戦用の再設計機「アッシマック」が登場。当時は宇宙戦国時代混乱に伴う技術後退によって実弾兵器流となっていた時代であり、それに対応すべく物理的な防御力を重視した結果として下半身も円盤状に変形するように仕様変更されている。

スマホ向けゲーム機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』では、アッシマーのコストを削減するためにバーザムを素体にして改修された「ムーシカ」が登場。設定文ではドラムフレームムーバブルフレームに置き換えるためにバーザムを選択したとのことだが、AOZではバーザムドラムフレーム採用機である(ムーバブルフレームドラムフレームは両立する)。

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