アトムの子

アトムの子とは、山下達郎の曲である。

概要

　手塚治虫へのトリビュート・ソング。　

　1989年に手塚治虫が急逝したのをうけて、鉄腕アトムをモチーフにした手塚治虫へのトリビュート・ソングを書こうと思い立った。当時制作中だったアルバム「ARTISAN」にどうしても入れたいと思ったが、この時アルバム完成の10日前だったこともあり、連日徹夜で仕上げて何とかアルバムに収録することができた。

　歌詞には｢ -Tribute To King "O.T."- ｣と手塚治虫を称える一文がある。また、歌詞の中で「百万馬力」とあるが、公式設定は１０万馬力である（但し、お茶の水博士を救出するため生みに親である天馬博士により１００万馬力に改造されたエピソードがある。その後１０万馬力に戻している）。

　のちにシングルカットされ、キリンゴールデンビターのCMや「サタ★スマ」、「週刊・手塚治虫」のテーマ曲にも使用された。この冒頭部分はTOKYO FM「山下達郎　JACCS CARDサンデーソングブック」のオープニングで使用されている。

 

収録アルバム

「ARTISAN」（1991年6月21日発売）

「TREASURES」（1995年11月13日）

 

 演奏ミュージシャンは

山下達郎：Drum　Programming，Computer　Programming，Electric　Guitar，Shnthesizers，Glocken，

　　　　　　　Effects，Percussion&Background　Vocals

浜口茂外也：Percussion

竹内まりや：Background　Vocals

村田和人：Background　Vocals

杉 真理：Background　Vocals

 

佐藤康夫Mixing　Engineer

　

ライブ・バージョン

本曲には、2つのライブ・バージョンが存在する。

１つは、Ｊｕｖｅｎｉｌｅのテーマ～瞳の中のRainbow～のカップリングに収められており、1991年に行われたライブー・ツアー（Perfoemance１９９１）で収録されたものである。

この時の演奏ミュージシャンは以下の通り。

山下達郎：Vocals、Electric　Guitar

青山純：Drums

伊藤広規：Electric　Bass

椎名和夫：Electric　Guitar

難波弘之：Aacoustic　Piano

重実徹：Shnthesizers

土岐英史：Soprano　Sax

高尾“Candee”のぞみ：Background　Vocal

佐々木久美：Background　Vocals

佐藤竹善：Background　Vocals

Live　at　中野サンプラザホール　1991年3月15日

 

　2つ目はシングル「僕らの夏の夢」のカップリングに収められているバージョンで、2008年から2009年にかけて行われたライブ・ツアーで演奏されたものを収録している。なお、2009年は手塚治虫が生誕してから80年になるのを受け曲の間奏部分で鉄腕アトムの曲を歌った。

この時の演奏ミュージシャンは、

山下達郎：Vocals、Electric　Guitar

小笠原拓海：Drums

伊藤広規：Electric　Bass

佐橋佳幸：Electric　Guitar

難波弘之：Aacoustic　Piano

柴田俊文：Shnthesizers

土岐英史：Alto　Sax

国分友里恵：Background　Vocal

佐々木久美：Background　Vocals

三谷泰弘：Background　Vocals

Live　at　北海道厚生年金会館（現ニトリ文化ホール）　2009年4月25日

 

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関連項目

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