アトラック=ナチャの娘

アトラック=ナチャの娘(Daughters of Atlach-Nacha)とは、クトゥルフ神話TRPGのシナリオに登場する存在である。

概要

アトラック=ナチャの娘は膨れた腹部と緑と金の縞模様が特徴的な黒い毒蜘蛛の奉仕種族である。

別名〈偉大なる織り手〉

アトラック＝ナチャの娘はもともと人間であるがアトラック＝ナチャに選ばれた者だけが仲間の一員に入れてもらえるのだという。

これらはとある毒蜘蛛の毒を受けて生きのこった女性ばかりであり、毒蜘蛛に噛まれた者はアトラック＝ナチャの神官が「蜘蛛の印」と呼ぶ独特の傷跡が残るのだという。

そんな傷跡があるものはいつの間にか姿を消すことになる。なぜならアトラック＝ナチャの奉仕を強要され、姿が蜘蛛に変わってしまうのだから。

女性が蜘蛛へと変貌していく。そんな様子を直視していることができるだろうか。

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初登場シナリオは、

（以下ネタバレ、クリックすると内容が表示されます）

キース・ハーバーの制作した『アンダマン諸島／The Andaman Islands』で、1920年代を舞台にしたキャンペーンシナリオ集『アザトースの落とし子／Spawn of Azathoth』に収録されている。

のちにアンダマン諸島は太平洋戦争で日本軍の侵攻を受けるのだが、アトラック=ナチャの娘の儀式に関わっていた連中が現代でも活動しているかどうかは全くわからない。

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関連項目

• クトゥルフ神話
• 奉仕種族と独立種族
• 奉仕種族
• アトラック＝ナチャ