アドラーとは人名であり、著名な人物としては下記の名前が代表して挙げられる。 |
アドラーとは、同人サークル「SUBTLE STYLE」によって製作された格闘ゲーム「アカツキ電光戦記」に登場するキャラクターである。同ゲームのアーケード版「アカツキ電光戦記 Ausf.Achse」および続編の「エヌアイン完全世界」にも登場する。
担当声優は同人版は天崎響介氏(エレクトロゾルダートと二役)、AC版以降は長瀬零司氏。
フルネームは「エルンスト・フォン・アドラー」(ネットラジオでの長瀬零司氏の発言より)。ただしゲーム中ではファーストネームが出ることはなく、苗字のみで呼ばれる。「フォン」がつくことからわかる通り、貴族(ユンカー)の出身。「エルンスト」も一般的なドイツ人男性名で、「正直で信頼できる人」の意。どこが正直で信頼できるのかとツッコんではいけない。ラーゼフォンのエルンスト・フォン・バーベムとはおそらく無関係(無限にクローンに転生して生きながらえるという共通点があるが)。プレイヤーからの愛称は「隊長」。
大戦時にはナチスドイツの研究機関「アーネンエルベ」に所属(実在の機関である。キャッチコピーもこれに由来)。古代遺跡「アガルタ」の発掘に従事しており、電光機関を見つけ出した。そこで自らが古代文明の『遺産』の全てを継承し、全世界を支配することを目論んで行動を開始する。
ベルリン陥落でムラクモとともに死亡したかと思われたが、冬眠制御により生きながらえ現代に復活した。復活後はムラクモが作り上げた秘密結社ゲゼルシャフトの武装親衛隊隊長を務める。その部隊を構成する兵士・エレクトロゾルダートのクローン元でもある。
かなりの野心家で、態度は高圧的。自分のクローンであるエレクトロゾルダートに関しても「出来の悪い木偶」と見下している。またゾルダートが全体的に祖国(ドイツ)および上司への敬意や自らの民族への誇りが強い性格として描かれているのに対し、アドラーは常に自己中心的で、祖国やかつて所属した機関・同僚についての発言を一切見せることがない。登場人物との関係も全体的に険悪で、利害の一致で一時的に協力関係を結ぶことはあっても、本気で協力しようと考えているキャラは一人もいない(もっとも、「アカツキ」「エヌアイン」にそういった人物は皆無だが)。敗北時のボイスもゾルダートが「我らに栄光あれ」なのに対し、アドラー(AC版以降)は「我に栄光あれ」と、「ら」が抜けている。
と、一応はシリアスな設定だが、言動が全体的にネタっぽく、やたら濃い影のイラストなどもあいまってファンからは色物扱い。しかもAC版でのボイス変更により「おい!」「やめろ!」「シャイセ!」「吐け!吐くんだ!」等よくわからないボイスが増えてネタキャラ度が大幅に増した。
北極海で大戦時に沈没したUボートが浮上、アカツキ試製一號が脱出したという情報を耳にしたアドラーは、アカツキの有する電光機関を求めて行動を開始する。
アドラーのみ他のキャラとストーリー展開が異なり、他キャラストーリーではインフー(マリリンと魏の所属する組の長)はマリリンが殺害した事になっているが、アドラーのストーリーのみ彼が殺害した事になっている。
アカツキを撃破した彼はその電光機関が自分のものと大差ないことに気が付く。
帰還した彼は門番のエレクトロゾルダートの制止を振り切って基地の奥に進む。電光機関の原理を解明した彼は、転生の秘法と「完全者」の正体について聞き出すため、ゲゼルシャフト元帥にして完全教団の長であるミュカレと衝突した。
障害を排除し、全ての英知を手にした彼は「最も早く復活したムラクモの消耗が一番進んでいるはず」として、そのままムラクモの撃破に向かう。EDでは見事ムラクモを打ち倒すが、電光機関の酷使によりそのまま力尽きる...
「バカな・・・これほどまで・・・消耗・・・する・・・とは・・・」
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「・・・と言うとでも思ったか?全て計算済みだ!」
完全者の転生の法を知ったアドラーは、「大いなる遺産」を継承するため転生を行い、ストーリーは終了する。
エヌアイン完全世界では着ている服が赤くなり、顔にかかっていたやたら濃い影もなくなっている。
前作のEDで転生をした結果、新聖堂騎士団配下のエレクトロゾルダートに転生、「大いなる遺産」を継承するために、再び動き出す。
「俺…は……ア…ドラー……」
同人版アカツキ電光戦記の初期バージョンではエレクトロゾルダートの完全なコピペキャラであった。カットイン・カラーなどもゾルダートの色違いで、ゾルダートが紫のエフェクトが多いのに対しアドラーはオレンジ色だった。
バージョンアップによりグラフィックの追加やプレイヤーキャラクター化がされた。
基本的には飛び道具のブリッツクーゲル、突進技のフラクトリット、コンボ用のブリッツボンベと一通り揃ってはいるものの、どれも一癖あるため(Cクーゲルが設置技だったりフラクはガードされて隙が大きかったり)一筋縄ではいかない
その代わりコンボのノーゲージでの火力は低めで、差し合いからリターンが取りづらい。
ただし画面端で相手が立ち状態の場合のみ弱フラクトリットを絡めた連続技でノーゲージではかなりの火力を叩き出せる。
ゲージ技に関しては優秀なものが揃っており、それぞれ用途別に活躍する。
しかし、別にゲージが溜まりやすいわけでも無く、火力を出せる状況が限定的なため、「アカツキ電光戦記」ではあまり高い評価をされていない。シャイセ!それでも特に大きな不利をつける相手がいないので、現在(2013年5月)のダイヤでは中堅程度。
ちなみに同人版のアドラーは歩く速度はそこそこだが、AC版では遅くなっているので同人版プレイヤーは注意が必要である。
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続編の「エヌアイン完全世界」では大幅な強化がなされた。
新システムの完全連鎖によって前作でネックだったノーゲージのコンボ火力が大きく上昇、安定した。
また、ゲージが非常に貯まりやすいシステムになったため、強力なゲージ技をどんどん使っていく事が可能になった。
前作では産廃気味だった最終特別攻撃のブリッツガイストも大幅強化されて、ゲージ技全てが強力な隊長へと転生した。
特にゲージ回収に関しては非常に高く、ブリッツガイスト(3ゲージ使用)を絡めた連続技を行った後にダウン追い討ちでゲージ回収をして特攻ブリッツクーゲル(1ゲージ使用)で起き攻めをするなどゲージ回収に関しては他のキャラと比べ抜きん出ている。
他キャラの相対的な弱体化(約一名変なロン毛も居るが)や自身の強化によって一躍トップクラスに躍り出た隊長であった。
「お前が神なら俺はさしずめズーパーアドラーというところだ 」
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最終更新:2025/02/15(土) 06:00
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