アナザーガンダム 単語

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アナザーガンダム

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アナザーガンダムとは、サンライズ制作テレビアニメ『ガンダム』シリーズにおいて、従来の紀年法である宇宙世紀(UC)とは異なる舞台に描かれた作品群をす総称である。

概要

最初のアナザーガンダムは、以下の3作品が3年間立て続けに放映された。

これら3作品は特に『平成3部作(単に3部作とも)』もしくは『アナザー3部作』とも呼ばれ、またアナザーガンダムという言葉が単にこれら3作品を対にすることもある[1]。一部ゲーム媒体では『アナザー・ジェネレーション』とも言われたこともあるが、浸透していない。

上記に加えて、

が、アナザーガンダムとして語られている。『SEED』以降の作品は、一部ゲーム媒体では『ニュー・ジェネレーション』という呼称を用いられることもあった。

また、宇宙世紀に限らず全てのガンダムシリーズを『黒歴史』として総括する意図を含んだ平成11年1999年)の『∀ガンダム』、及び宇宙世紀の後の時代を描いた平成26年2014年)の『ガンダム Gのレコンギスタ』は、物語舞台設定にそれぞれ『正』『R.C(リギルドセンチュリー)』を用いる点においてアナザーガンダムと考えられる一方で、宇宙世紀の延長線上の最も未来の姿であるという性格も持ちあわせており、ファンの間で認識が別れる場合がある。

なお、ガンダム元ネタにしながらロボット作品の域を逸脱しているSDガンダムシリーズは、アナザーガンダムの領域には含まれない。

平成25年2013年)の「ガンダムビルドファイターズ」及び平成26年2014年)の「ガンダムビルドファイターズトライ」に関しては「戦争」ではなく宇宙世紀アナザー問わず各世代入り乱れた「ガンプラバトル」を取り扱った作品であり、黒歴史とはまた別のアプローチガンダムシリーズを受け入れているともいえるため、アナザーガンダムに入るかどうかはやはりファンの間では認識が別れる場合がある。

名称の変更

2024年2月4日テレビ東京系列で放送された特番『機動戦士ガンダム45周年特番 ~受け継がれる宇宙~』内にて、宇宙世紀作品ではない作品をまとめた公式名称『オルタナティブ作品』が使われるようになった。番組内ではGレコビルドファイターズらもオルタナティブ作品に入っていた。

その後は『オルタナティブシリーズ』や『オルタナティブ』と表記されることもある(宇宙世紀作品を宇宙世紀シリーズと呼ぶか宇宙世紀と呼ぶかの違いでしかないが)。またGレコ宇宙世紀シリーズに、ビルドファイターズビルシリーズという別に入れられた。2025年2月現在GUNDAM.INFOexitでは、宇宙世紀オルタナティブビルド、SDガンダムの4つのシリーズに分けている。

名称が変更された理由については、2024年12月28日ガンダムチャンネル内の特番にて、アナザーだと英語圏では違うニュアンスを与えてしまうためだと説明された。付け加えると2018年に刊行されたムックガンダム宇宙世紀メモリアル」にて既存の宇宙世紀とはパラレルの『アナザー宇宙世紀』という分類が発表されており、呼び名がやや紛らわしい状態が続いていた。

関連項目

脚注

  1. *表記揺れかと思われる『アフターガンダム』は昔使用されたと一説では言われているが、少なくとも現在はほぼ使用されておらず、これを公式名称として扱うのは理があるため、少なくとも現在通称として表記するのは誤りである。ただし一部でこれを執拗に通称として表記する流れがあり、当大百科でも一度そのような跡があったため、強い反発を招いた。
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最終更新:2025/03/29(土) 13:00

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