本項ではハッカー集団のアノニマスについて記載している。その他のアノニマスについては→ アノニマス
元々「Anonymous」とは、「匿名」を意味する言葉であり、海外の匿名掲示板「4chan」に書き込む際のデフォルト名であった。つまり2ちゃんねるでいうところの「名無しさん」に該当する言葉である。しかしハッカー集団の「アノニマス」は、4chanからも独立した、いわばサイバーテロ集団である。(おそらくメンバーの中に4chan住人、元4chan住人が少なからずいるだろう事は間違いないが)
彼らがよく身に着けている仮面は歴史上の人物、ガイ・フォークスの顔を模したもので、映画「Vフォー・ヴェンデッタ(V for Vendetta)」に登場する主人公がかぶっていたものである。
アノニマスのスピーチの一文ではDL違法化に関連して報道された、以下が最も有名か。
匿名コミュニティ特有のアンダーグラウンドなノリからくる、小粋な言い回しが、ガイ・フォークスの仮面と相まって中々格好いい雰囲気を醸し出している。
アノニマスは、日本においての現実的なアクションとして、渋谷でのお掃除オフ会デモ[1]なども計画しているようだ。2000年前半のネットを知っている人なら、2002年の「湘南ゴミ拾いオフ」、2003年の「マトリックスオフ」などを思い出す内容ではないだろうか。
かつては2ちゃんねるの「名無しさん」も、「アノニマス」同様に、「田代祭り」に代表されるようなハッカーを含めた大規模なサイバーテロまがいの行為、あるいは湘南ゴミ拾いオフといった、匿名掲示板を発端とする現実空間での活動を行なっていた。しかし、住人数の増加、2ちゃんねるの規模が巨大化し、また現実での活動が特定の政治性に傾いていくにつれて、匿名的な連帯やアンダーグラウンドなノリは、中二病、痛々しいとして、2ちゃんねる内でも自虐的に白眼視されることが増え、廃れていった。
その一方で、2ちゃんねるのような日本の匿名ネット文化に学んで生まれたはずの海外の匿名ネット文化が、ここまで凶暴でアンダーグラウンドな空気を発展保持し続けているのは皮肉な話である。
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最終更新:2025/04/16(水) 11:00
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