アファームド・ザ・ジャガーとは、電脳戦機バーチャロンに登場する機動兵器、バーチャロイドの1種。
第三世代バーチャロイドに分類される機体群である。
VC.a6年、限定戦争という“痛みの少ない戦争”の興業の監督をしていた国際戦争公司は頭を抱えていた。
というのも、旧MV-03ことアダックスが火星に入植し、VOXの普及によって火星戦線が活性化するにつれて、地球…せいぜい月の範囲だった戦場が一気に火星にまで伸び、打撃艦隊フォース結成後は更に木星圏にまで及び、もはや国際戦争公司の監視の目が届く容量をオーバーしてしまうこととなった。
それをいいことに現地人や新規入植者の間で闇市場とでも言うべき非正規な戦争ビジネスが展開されることとなり、それを取り締まろうにもバーチャロイドで抵抗されることも珍しくなくなっていた。
そのため、国際戦争公司はRNAを通じてTV-02プラントに取り締まりのためのバーチャロイドを発注。
あらゆる仕事を担うため、拡張性と整備性に優れたバーチャロイドであるアファームドがそれに選ばれることとなった。
結果、第三世代型のアファームドは国際戦争公司を通じて取引されることとなる。
それが第三世代型アファームドこと「ザ・ジャガー」である。
第二世代型は胸板と肩幅のマッチョさに定評のあるシリーズだったのがザ・ジャガーはスリムになり第一世代型のようなスポーツマン体型となった。これは運用側が取り扱いが容易なミドルサイズな機種を要望したためである。
良好な運用性を持った本機であるが、小型化はとある問題に繋がり、それが兄弟機を生むこととなる →アファームド・ザ・タイガー
外連味は薄味になったがなおも派手さと躍動感あふれる動きをする漢の機体シリーズ。
やはり、近接攻撃の性能は他の機体シリーズとは頭一つ抜けて優秀。
着地硬直が長く、ジャンプキャンセルの隙が大きいのが難点だが、前進が早いため、間合の調節能力は高い。
……なのだが、VO4、MARZ共にゲームテンポが遅くなったためかそれまでのシリーズのような電光石火の近接ラッシュができなくなったため、冷静に(レーダーを)見てればガードされてしまう。なのでガードを突き破るターボ近接の価値が上がったものの、ターボ近接の性能は並程度というのがザ・ジャガーの一番の苦難と言えるだろう。
弾道も素直で避けられやすく、かといって火力が増強されたわけではないため、なかなか活躍しづらい系列になってしまったと言える。
系列・派生を表示するため、プレイヤー間では 「(アファームド)J◯」 という形で機種を区別する。
また、アーケード版では兄貴アファームド・ザ・タイガー系列も支給される。
アファームド・ザ・ジャガーの初期選択機種。 アファームド・ザ・バトラーの直系。
両手のUZI的見た目のサブマシンガンにビームトンファーを両手に備えた軽装型。
最低限の火力と最長クラスのCW近接距離、そして4割近い頭一つ抜けた威力を出す近接ダメージが魅力。
しかしその最低限の火力の中に、オラタン時代の主力だった竜巻(LTCW)が削除されていることが大きな痛手で火力面は本当に下から数えた方が早い。火力のある射撃をしようとすると足が止まるなど本当に痒い所に何も届かない。
近接もターボ近接の性能は積極的に近接を挑むにはちょっと弱い。とかくガードへの対処が難しい。
トンファーキックこと空中前ダッシュCW「キック・ザ・ダイナミック」搭載。
特定の手順によりトンファーを展開して多段化するテクニックもある。
そして神速のダッシュ近接により起き攻めに限っては驚異的で、読み勝てば強い押しつけが出来る内蔵されたロマンは無限大な機体と言える。
アファームド・ザ・コマンダーの直系。即ちテムジン的な方向性の機体。
ショットガンからビームライフルになったRWにより、距離減衰が緩やかになり、比較的火力ソースが増えた。
これのみ、指揮官型モデルはCWがマチェット(鉈)から青龍刀になる。(箱勢による検証で性能変化はなし)
Ver7.5時点ではテムジンが707系列のみであったため、近接に優れた点が評価され使いやすい機種であったのだが、Ver7.6以降、至宝とも言うべきターボ近接が搭載されていた747Aテムジンの登場のため、バランス型機体の座から凋落することとなった。
……とはいうものの、TCWのマチェット投擲の威力は高く、置き攻撃としても強力で、通常近接の発生速度はやはりアファームドらしく全機種トップクラス。なんだかんだでターボ近接の性能はジャガー系上位。
近接耐性さえあれば…と惜しまれる機体であるが、手触りの良い機体なので入門にはもってこいであるといえる。
VO4のみ登場。
一部雑誌に掲載されたいわば“絵だけ”の第二世代型「アファームド・ザ・グラップラー」を形にしたような機体。
両手が巨大な射出武装『ナックル・バスター』に換装され、指内蔵ミサイルとロケットパンチ、そしてボクシングで戦うアファームドの渋い部分を抽出したような機体。
全機種でも最速クラスの地上ダッシュ速度を備え、走破性はダントツ。ダブルロック距離も全機種最長で、近接へのまとわりつき能力は非常に高い。近接の性能も高く、最速クラスの発生がそろい踏み。
更に、CWのロケットパンチは威力・誘導・射程の3拍子そろった射撃武装であり、各種ダッシュCWの支援攻撃能力はアファームドJ系列随一の性能を誇る。
…なのだが、CWの射出中は射撃・近接攻撃の判定が出ない(ゲージは減る)という欠陥持ち。
ぶっちゃけCWがJGの火力ソースであるため使わない訳にはいかないのが非常に悩ましいところ。
また、近接攻撃のリーチがとにかく短く、更にアファームド系列全体の中でも例外的にダッシュ近接が遅くて弱い。
ボクシングらしい打たれずに打つ運用を求められる、難易度の高い機体である。
特殊攻撃として、空中前ダッシュCWで空中を滑空し、殴りつける「ナックル・エクスプロージョン」が使用可能。一見すると右手で殴っているように見えるが、攻撃判定は腰の辺り。左手だけでも、片手があれば発動可能。
VO4のみ登場。レア機体。
特殊任務向けのステルス機能を有したモデルだが、格闘用の装備を持たない。ガスマスクがチャームポイント。
立ち止まればステルス機能が働いて姿が消えるが、ちゃんとロックオンされるし敵の攻撃は誘導するのでステルス効果があるとは言えない。
マイザーに匹敵する紙装甲であるが、なぜか空中機動力も高く、回避性能は高い。
相殺性能に優れたリングレーザー(RW)、電磁ボム(LW)、ボムを発射するスマートランチャー(CW)というなかなかクセのあるものが揃うが、押し付けられる火力は低め。
そして大黒柱の近接攻撃も、素手で殴る遅いモーションのため信頼度ダダ下がり。
レアリティ以上に運用価値の低さから、対人戦ではめったに見かけないという意味でレア機体である。
VO4のみに登場。レア機体。
腕部に格闘武器を持たず、脚部にビームチェーンソーを格納した機体。
本来没案になるところをRNAのとある将校が惚れこんでしまい、最低限の火力を持たされたもの。
射撃火力はハンドガン一丁のみでかなり低く、CWもカッター並、LWがナパームというJCを純粋に低火力にしたようなもの。
そして近接の発生は軒並み遅くなっている。カポエイラのようなダイナミックな挙動ながら、足を振りかぶるために攻撃範囲・リーチはあるものの、テムジンなどと同じ程度になってしまう。
……だが、近接攻撃発生中は防御力4倍という神の近接耐性が発生するため、相打ちしてもこちらが一方的なダメージ勝ちにできたりという格闘浪漫が詰まった仕様を隠し持っている。
特殊攻撃も「ザ・ミダレアシ(旋回中CW)」、「ザ・サシチガエ(地上前ダッシュ中CW)」の2種を持っている。
なにより回し蹴りやドロップキックといった目を見張る格闘技で戦う姿は将校の酔狂ぶりに共感しうる躍動感を持つ。もう少し洗練された性能ならば…と惜しむべきか。
XBOX360版VO4専用機。 通常ルールのネットワーク対戦では使用不可。
国際戦争公司の雇われ教官ハッター軍曹の搭乗モデル。
トレードマークのテンガロンハットを被っている以外はJCと同じ。サブマシンガンも持っている。
……のだが、実際に乗ってみるとRWはオフライン。射撃不要論を体現している。
機動力は一般機のそれよりも高いが、MARZ登場の「ザ・ハッター」にあるTCW『スーパーソニックテンガロン』を搭載していないため、射撃面での決め手に欠ける。 まさにMARZ版のプロトタイプと言えるだろう。
アファームド・ザ・ジャガーに関するニコニコ市場の商品を紹介してください。
アファームド・ザ・ジャガーに関するニコニコミュニティを紹介してください。
掲示板
1 ななしのよっしん
2016/03/20(日) 23:21:11 ID: tzfNQy/Sqz
記事作成乙
ところで、ダブルロック距離はJCよりもJGの方が長い筈
フォースatwikiによれば、JC:109mに対しJG:119mとのこと
2 ななしのよっしん
2017/01/22(日) 21:10:53 ID: tzfNQy/Sqz
JGがアファJの中では射撃支援型であることへの言及が足りないような
3 ななしのよっしん
2017/02/26(日) 06:20:00 ID: tzfNQy/Sqz
ロケパン射撃支援も追加されたし、とりあえず必要な情報は揃ったかな?
JGかわいいよJG
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最終更新:2024/04/18(木) 08:00
最終更新:2024/04/18(木) 08:00
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