アブジャドとは、文字体系の分類区分ひとつである。
「アブジャド」は文字体系の類型区分名であり、アルファベットなどとともに「音素文字」の類型に属する。対応するのはかな文字などの「音節文字」や漢字などの「表語文字」などである。通例ヘブライ文字やアラビア文字など標準の表記体系がアブジャドであるものをそう呼んでいるが、しかしながら現代においては純粋なアブジャドは存在しない。
もともとヘブライ語やアラビア語のようなセム系言語が「子音が語義・母音が文法を示す言語」としての傾向が強かったため生まれた表記体系であると思われるが、kwskやwktkなどのように日本語をラテン文字の子音だけで表記する用法もアブジャドに近いものと考えれる。このように言語や文字体系にかかわらずアブジャド的な表記は可能である (ただし音素文字に限る。というよりも世界の音素文字のほとんどが、アブジャド体系であったヒエログリフの発展系であるかもしれないわけで・・・)
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最終更新:2024/04/20(土) 04:00
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