アヤシモンとは、『週刊少年ジャンプ』にて、2021年50号から2022年26号まで連載された賀来ゆうじによる漫画である。
新宿の歌舞伎町を主な舞台に、周囲から恐れられた戦闘狂の少年が、裏社会を牛耳る「妖し者(あやしモン)」と、“たいまん”という力比べで戦う様子を描いたバトル漫画。
『地獄楽』で成功を収めた作者の新連載ということで、小さくない注目と期待を集めていたが、一部設定や演出、ホテル全体が狸の玉袋だったという衝撃のコマなど、少ないながらも見どころはあったものの、感情移入しづらく魅力が感じられない主人公やストーリーなどのネガティブな要素がそれらを上回り、作品としてはいまいち盛り上がりに欠け、掲載順位がどんどん下がっていき、絵も乗らないまま3巻をもって打ち切られてしまった。
海堂マルオ
主人公。顔の絆創膏と両腕のテーピングが目印の少年。漫画の主人公に憧れ、漫画に出てくる特訓をしまくった結果、8歳で岩を砕くなど凄まじい力を持つに至った。顔はよくモブ顔と言われる。
ウララ
2年前亡くなった関東最大のヤクザ・鬼王の隠し子。追われていたところをマルオに助けられ、鬼王の仇を討つため彼と杯を交わす。普段は少女の姿をしているが、形見の短刀を抜くことで本来の姿を取り戻す……作品自体が短命に終わったため開放は一回きりだったが。
灯独歩
ウララの父親が率いていた炎魔会の現会長。ホラー映画やホラー漫画が大好き。極めて凶悪な性格だが、以前は陰キャだった。この物語はコイツに闘いを挑むところで終わる。
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最終更新:2024/04/25(木) 17:00
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