アルガルベカップとは (アルガルベカップとは) [単語記事]

アルガルベカップとは、毎年2月～3月にポルトガルのアルガルベ地方で開催される、女子サッカーの国際大会である。

原語に合わせて「アルガルヴェカップ」とも表記される（ポルトガル語：Alg arve Cup）。

概要

1994年から毎年開催されている。

FIFAが直接管轄するサッカー大会ではないにもかかわらず、女子サッカーの上位国が多数集まる、一定の権威が認められている大会となっている。また選手・チームにとっては他の大きな大会へ向けての調整にもなっている側面がある。

日本（なでしこジャパン）は2011年に初参加している。このときはアメリカ合衆国に敗れるものの、フィンランド・ノルウェー・スウェーデンを破って3位となった。

2012年にも参加。このときはノルウェー・デンマークを破り、さらには今まで得点差で一度も勝ったことのないアメリカ合衆国を1-0で下し^[注1]、決勝に進んだ。しかし決勝のドイツ戦では、終盤の点の取り合いを制せず3-4で敗れ、準優勝となった^[注2]。

予選などはなく、招待された12チームが参加する。

順位決定方法が変則的であり、

すなわち、グループCのチームは最高でも7位にしかなれない。（Cグループには、そもそも実力で劣るチームが割り当てられている。ちなみに開催国のポルトガルはCグループに入っている）。