『アルトネリコシリーズ』とは、ガスト製作バンダイナムコゲームス(旧バンプレスト)販売のPS2及びPS3のRPGシリーズであり、『アルトネリコ』とは、同シリーズに登場する施設、詩サーバー『Ar-tonelico』の事である。
ちなみに『Ar-tonelico』とは作中で使用されている架空の言語である『ヒュムノス語』で『ただ一つの御神木(世界樹)』を意味する言葉である。(『Ar=唯一』『tonelico=ご神木』)
※ちなみに現実でも、北欧神話の世界樹ユグドラシルはトネリコの木であるとされており、こういったバックボーンも知っておくとよりシリーズを楽しめるかもしれない。
RPGとしては別名『魔法の威力が終盤トンデモナイ事になるRPG』としても知られ、特に2はラスボスをも一撃で屠る&ダメージがカンストする等その傾向が強い。
また『アウトネリコ』という異称が示すように、わざと18禁モノに誤認されやすい要素を幾分含む。
というか、土屋暁 岡村佳人 富松元気 原田早也 ntnyといった他ではまじめにやっているクリエイター達が『シュミ全開でその本性を露わにする企画』と考えるのが実のところは順当と言えるかもしれない。
そしてこのシリーズの最大の特徴としては、ガストサウンドチームのTOPで日本有数のサラウンド技術に詳しいゲーム業界人ある土屋暁がゲーム全体のディレクターを勤める事もあって、通常のゲームに比べて挿入歌とストーリーの連携の度合いが深いことである。
その挿入歌は『ヒュムノス語』という架空言語でできており、ストーリーと挿入歌の相乗効果がかなり高い『神曲RPG』として知られ、挿入歌を歌う参加歌手の人数は平均五名。3に至っては10名とシリーズ最多の豪華さとなった。
当然歌われる挿入歌の曲数も多く、毎作二枚組のサウンドトラックの他にサウンドトラックとは違う曲目で挿入歌を集めた「ヒュムノコンサート」というCDが「紅」と「蒼」の二枚づつ発売されており、こちらも極めて人気が高い。ゲーム未プレイだが「ヒュムノコンサート」は所有しているという人物も数多く、TV等で番組のBGMとして知らずに本作の挿入歌を耳にし、後からゲームの方を知った人も多いようだ。
『Q「ふと気付いたらホームシアターが揃っていた」A「仕様です」』
という冗談がシリーズプレイヤーの間で広まっているのも、ある種その現れである。ただし、ディレクターの土屋暁がドルビープロロジックについて日本ドルビーの人が直接技術導入に意欲的な人物としてその名を上げる人物という事もあり、スピーカーではなくヘッドホンでも楽しめるようにも作られている。
尚、それぞれの作品は世界観こそ共有している物の舞台はそれぞれ異なり、一部ファンサービスレベルで前作の登場人物も出てくるが基本的に独立したストーリーと成っている為、それ以前の作品をプレイしていなくても十分楽しめる作りとなっている。ただ言えることは『前作をプレイしなくても十分楽しめるが、プレイしていればさらに楽しめる』という事である。
エクサピーコの宇宙にある惑星アルシエルでは、太古の戦争が原因で起こった災害『グラスノインフェリア』で大地は生物が住めない世界となっていた。
人々は太古の文明の遺産であるアルトネリコと呼ばれる3本の塔に寄り添うように存在するわずかばかりの空中都市で、謳うことで魔法を行使できる種族レーヴァテイルと共にささやかな命脈を保っていた。
Ar tonelico~ 世界の終わりで詩い続ける少女(アルトネリコ)
ソル・シエールの天空都市プラティナに現れた新種のウィルス(モンスター)を退治するのに必要なアイテム「ヒュムノクリスタル『PAJA/』」を手に入れるべくエレミアの騎士ライナーは下界である空中大陸ホルスの翼へと舞い降りる。
Ar Tonelico II~世界に響く少女達の創造詩(アルトネリコ2)
メタファルスの政府である大鐘堂の騎士クロアは、反政府組織の襲撃を受けた大鐘堂の象徴たる神の御子「クローシェ」の救出を命じられ、仲間で妹のココナと共にクローシェの居る保養所に出撃する。
ソルクラスタの人間達の国家アルキアの鳶職の少年「蒼都(アオト)」は、クラスタニアの追っ手に追われる、
不思議な力を持つ少女、咲を助けたことから、友人のタツミと共に咲を匿い旅立つ。
その他に、同じくガスト制作のシリーズ「サージュ・コンチェルト」で展開される作品である『シェルノサージュ~失われた星へ捧ぐ詩~』『アルノサージュ~生まれいずる星へ祈る詩~』は同じエクサピーコの宇宙に存在する異なる惑星ラシェーラを舞台としている、ラシェーラはアルシエルから何光年も彼方の遙か遠くに存在する惑星とされているが・・・。
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最終更新:2025/02/09(日) 03:00
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