アルムとは、『ファイアーエムブレム外伝』に登場する主人公である。
本作品の男主人公。
青髪だったり緑髪だったりと公式でもマチマチな姿をしている。覚醒DLCでは緑髪、リメイク版では青緑。共通して、重そうでこそないが青い鎧を全身に着こんでいるためFEの主人公としてはかなり重装備となっている。リメイク版でも追加された装飾が目立たないものだったため全身かなり青い。
ラム村に住む少年で祖父マイセンと暮らしていたが、マイセンを誘いに来た解放軍のルカと出会い物語が、マイセンの代わりについていったことで物語が動き出す。その後解放軍のリーダーを譲り受け、幼馴染のセリカと再会する。だが、意見の食い違いによって、別れて行動することに。そして物語が終盤になりルドルフと戦った際に、己の出自を知る。一人称は僕だったり俺だったり、安定しない。
リメイク版では、利き腕が右から左に変更されている。一見細かいことのようだが、聖痕のある手も左に変更され、FE唯一の明確な左利きキャラとなったため結構大きな影響があった。セリカの聖痕と逆の手になるようにしたという意味合いもあるのだが、元はと言えばモーションの作成班がネタ切れとなり利き手が逆ならモーションが増やせそうだという依頼によるものだったようである。
小説版では父殺しの贖罪のため王位継承を捨て(もしくは保留)旅に出る。その際リゲルの内情を知っていたシスターシルクが彼を見届けるために旅に同行する。よく誤解されるが決してセリカを捨ててシルクと駆け落ちしたわけではない。
クラスは戦士→勇者→オーバーロード(リメイク版のみ、要DLC)。
戦士とは言うが性能的には傭兵系に守備を足したもので、強いて言えば後のアイクのような性能である。
イベントでクラスチェンジし勇者になる。勇者は基礎値が他の兵種より高めで、剣だけでなく弓が使用できるようになる。
初期のFE主人公では珍しく最初から強い主人公、成長率もよく勇者になれば弓も使えるようになる。
弱点は魔防の低さ(今作では全員魔防成長が10%あるかどうかなので、ほぼ初期値が物を言う)。
リメイク版でも魔防以外満遍なく高い成長率を持ち、大変強い。
ただし、弓射程が弓自体とスキルに分割された都合上弓を持っても射程1-3にしかならなくなった。射程についてはDLCで実装されたオーバークラス「オーバーロード」にクラスチェンジすることでスキルに「弓射程+1」が増え、射程1-4になる。
また、リメイク前に比べて他のユニットも成長率が高まったため、クラスチェンジする前に鍛えてはおいた方が良いかと思われる。
「ファルシオン」を持ち、ステータスはHPが高めで攻撃が頭一つ抜きん出て高く、それ以外は平均かそれ以下というラズワルドやクロムに近いステータス。ただし、スキルに自分から攻撃した時、追撃できなくなる代わりに相手より速さが1以上高ければ物理攻撃ユニットは反撃できなくなる「風薙ぎ」を習得するため、自分より遅いユニットには反撃を許さず大ダメージを与えることができる。
しかし、当人の速さは30とスキルを活かすには中途半端な値のため、「攻撃+」を外して「飛燕の一撃」に組み替えたり、「風薙ぎ」等速さを比較するスキルで、自身の速さを大きく増幅させて判定する「速さの虚勢」の聖印を持たせておきたいところ。
ちなみに「風薙ぎ」はマムクートには効かないので注意。マムクートの反撃を封じるならセネリオから「水薙ぎ」を継承する必要がある。
他のファルシオン勢4人と比べると攻撃はクロムに次ぐ高さだが、速さ、防御面はどちらも中くらいといったところと微妙な感じであった。しかし、ファルシオン勢に錬成が加わったことで5人の中でも特に攻撃に特化した性能を発揮するようになった。
ファルシオンに特殊効果を付与する錬成をすると、マルスは「戦闘中、周囲2マスの味方の全能力+2」、クロム達イーリス勢は「味方と隣接していると戦闘中全能力+4」と自分か味方を強化する効果なのに対し、アルムは原作で習得する「獅子連斬」を再現してか「HP満タンで自分から攻撃した時2回攻撃、戦闘後自分に5ダメージ」といった超攻撃特化の性能となった。
当然ここに竜特効も加わるのでまさにマムクート絶対殺すマン。ただし、戦闘後自分に5ダメージという性質上、ファルシオンの回復効果はあっても極力被ダメージを抑える立ち回りを心がけたい。
…が、第3部実装に伴い登場したエイルが「守備か魔防の低いほうでダメージ計算」「杖が他の武器と同じダメージ計算になる」を無効化かつ戦闘後HPを6回復する「生命の護符」を持っており、しかも継承可能であるため、継承することで自傷ダメージのデメリットを帳消しできるようになってしまった。
余談だが、Echoesでも鉄の剣を使って練度を上げることで「風薙ぎ」という戦技(特殊技)が使えるようになる。効果は「相手から反撃されない」というもので、戦技自体も使用時は自分が追撃できない仕様と、元ネタと結構合致している内容になっている。
統一バレンシアの王になった後という設定で、Echoesでの最上級職であるオーバーロードの装いで登場。
エコーズでのエンディングの内容に準拠しファルシオンは持っていない。
奥義発動時には外伝での台詞「ひねりつぶしてやる!」も聞くことができる。
ステータスは攻撃・速さが弓ユニットトップ、他は並程度と攻撃に特化した性能。そこに自分から攻撃した時速さ+9の「飛燕の一撃4」、相手の絶対追撃を無効かつ自分の追撃不可を無効化する「見切り・追撃効果」、奇数ターン開始時に自分と隣接する味方の攻撃を上げる「攻撃の波・奇数」を持つため、先に錬成武器が実装されたクレイン同様容赦ない破壊力を発揮する。
武器はEchoesで登場した究極の槍弓「月光」。
性能は原作再現ではなく他の作品での奥義『月光』に近く、装備することで常時速さ+3かつ、自分から攻撃した時、ダメージに相手の守備の1/4を追加という効果がある。ここに相手の守備・魔防-20%かつ自分の速さの20%を奥義ダメージに加算する奥義「月光閃」も加わるので単発火力では最強格。
性質的には、守備が高くて守備形態や迎撃形態で速さを補っている重装ユニットに対するメタという側面がある。
余談だがEchoesでの「月光閃」は「命中+500」、つまり使えば絶対当たるという効果だった。
これはリメイク元である外伝の槍「げっこう」に攻撃が必中する効果があったことを再現したもので、原作では弓の命中が割と低いため馬鹿にできない性能だった。命中や回避がないヒーローズでは仕様上効果を再現できないので他作品での月光の効果になった、というわけである。
掲示板
55 ななしのよっしん
2023/02/23(木) 21:35:12 ID: KjFyxriX7C
エンゲージのdlcに出演はなしと。
いまいちヒロインに比べ出番に恵まれないね。
まあ、ファルシオンはマルスがすでに持っているのもあるけど。
56 ななしのよっしん
2023/03/28(火) 16:39:35 ID: 7FszN0b2LG
リンみたいに弓メインだと剣使い主人公達と結構差別化できそうなんだけどね
女主人公&魔法主人公のセリカがどうしても優先されてしまうんだよな
57 ななしのよっしん
2023/03/28(火) 20:17:59 ID: E42vO+WGg/
1キャラ毎の制作リソースと扱いが少なくて済むソシャゲやTCGなら細かい差別化はできるけど、家庭用ゲーム機の1作品としてキャラごとの規模が大きくなるとどうしても難しいよな。出典元をなるべく分散させたいだろうし
提供: 匿名希望一般ニコ民
提供: りすけ
提供: あこすぴ
提供: ベルガモット
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最終更新:2025/03/21(金) 13:00
最終更新:2025/03/21(金) 12:00
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