アルル・ナジャとは (アルルナジャとは) [単語記事]

アルル・ナジャとは、魔導物語、ぷよぷよシリーズに登場するキャラクターの1人である。

概要

一連の魔導物語・ぷよぷよシリーズにおける主人公、ヒロイン。
スペルは『Arle Nadja』と書く。

ぷよぷよ・魔導物語シリーズのほとんどの作品で主人公を務めている少女。幼少期にダンジョンに入って敵と戦ったり、腐導師にトラウマ的なイリュージョンを見せつけられたり、サタンさまに求婚されたり、シェゾ・ウィグィィに自分の巨大な魔導力を狙われたり、ルルーに嫉妬されたり、ドラコケンタウロスに美少女コンテストを申し込まれたり、モンスター達にぷよぷよ勝負を申し込まれたりと苦労が絶えない。
カレーが好きでカーバンクルと仲良し。サタンさまを倒す実力もありながら魔導師の卵とのこと。はめきんやぷよ7では学生になってる。

初登場時は名前がついておらず当時のスタッフから「らっこ」「A子」など呼ばれていたが、雑誌のインタビューで困るためPC98版から「アルル・ナジャ」という名前がついた。名前の由来はアルルは「アルルの女」（アルルの女に恋をした男の悲劇を描いた作品）から、ナジャは海外小説の女主人公（彼女に関わったすべての男性の人生を狂わせてしまう）からとった説がある。『アルル』や『ウィグィィ』や『よよよ』など同じ文字が続くのは魔法を使うために喉を締め付ける訓練をするという設定からきてるそうだ。(初期魔導スタッフ談)

アルルにそっくりなキャラクターが存在している。詳しくは『ドッペルゲンガーアルル』、『ダークアルル』の記事で説明する。

輪廻外生命体という没設定もある。なんという超設定。スタッフの書き手によってだいぶアルルの性格や見た目、設定までもが変わるんだというのがよく分かる。

ぷよぷよフィーバーにも初期から登場している。(ぷよシリーズにおいて)地味に皆勤賞キャラである。異世界から来た設定なので現在は家なき子(ホームレス？)状態である。チューでは元いた世界についての本を出しており、もしかしたら印税生活をしてるのかもしれない。テーマ曲は「時空を超えて久しぶり!」。原曲は初代ぷよの対戦曲でお馴染みの「Theme of puyopuyo」。コンパイル時代だとSUNの曲が彼女のテーマになっていた。

性格

初期は芯の通った優等生タイプだったが、作品が進むにつれどんどん幼く（同時に毒が抜け、ある意味主人公ぽく？）なっていった。ぷよフィのアルルは後期寄りの性格だと思われる。しかしぷよ！！にてあの独特な毒舌が復活した模様である。りりしいアルルといいぷよ！！では初期から中期までのアルルをリスペクトしたようだ。

ぷよぷよの説明書によると彼女は悪逆非道な女の子らしい。具体例を挙げると…

ルルーがばたんきゅーしてるにも関わらずとどめを刺そうとする（GG 魔導3）
ミイルにいきなり塩かけて食べようとする（MSX-DS 魔導、PC98 魔導2、GG 魔導2）
クプクプと（強引に）取引（はなまる大幼稚園児）
や、それはたまたま（PC98 魔導3）
サタン様に「いたいめに　あいたくなかったら　にもつをまとめて　はやいことでてってよ！」と吐く（GG 魔導A）
アルルの性格の具体例に、自分を拉致監禁したシェゾの首をチョンパ⇒「ふぅー。どーにか、こーにか」（PC98 魔導2）
罪のないぷよぷよたちを罪悪感もなく消して遊ぶという様(ぷよぷよシリーズ)
扉を崩壊させるのがデフォ(ぷよBOX)
その他たくさんの言動etc...

…などなど。一部では黒アルル、腹黒アルルなど呼ばれている。アルルちんとも
ひどく毒舌な部分があったりするが基本的には少しさばさばとした優しく明るい天真爛漫な女の子である。敵対してくる相手(敵)には容赦がないだけである。無意識に人を怒らせる事が多々ある。(主にルルー、シェゾ、サタンあたり)

【 1 | 2 】

【 1 | 2 】

思春期なためか変なことに敏感なとこもある。初代ぷよ(シェゾとの対話)、ぷよ通(インキュバスとの対話)、ぷよbox(セリリとの対話)など。アルルが変態に見とれてる間に捕まったりインキュバスにほわほわした気持ちにされたり案外メンクイ(イケメンが好き？)なのかもしれない。(※ただしサタンさまはのぞく)

「ぐびぐび、ぷはー」「げげげ」「つぼがきくー」「いてててて」などどこか言動がおっさんっぽいとこも。
ちなみに幼少期から飲酒している。これは魔導物語の魔導力回復アイテムがお酒であるため。ある説明書の絵では思いっきり酔っぱらてた件について。PC98版初代ぷよであるコマンドを入れると…。

趣味はダンジョン探検で、「天気がいい今日は絶好のダンジョン日和」といった趣旨の発言をしている（道草異聞、セリリのはっぴーばーすでぃ）。ダンジョンと天気は関係ない件について。

スキヤポデスをひまわりと間違えたり、あんまんとゾウ大魔王を間違えたりしたりする。視力が悪いのだろうか。ぷよ通のパキスタとの漫才デモで『ぷよ地獄』をお金の単位と間違ったり(？)MD版魔導Ⅰで『いやしの妖精』を『いやしい妖精』と間違えて言うあたりただ単にオオボケ娘なのかもしれない。

減量するときは何故かダンジョンに入り、敵と戦闘して痩せようとする謎の思考の持ち主。(i-mode 魔導)…減量のためにばたんきゅーされた敵の立場は？

自分のことを「ぼく」あるいは「ボク」と呼ぶボクっ娘。なので男の子とよく間違えられたりする。スカートを履いた男の娘と。ごく初期では誤植で「私」と呼んでいるシーンがある。二人称は初期は「あんた」、中期からは「君」に。口調も「～わよ」「～だわ」から「～だよ」などに変わった。アルル独特の謎な言語(？)もある、「うひょーい」「いたさのホームラン」｢あよん｣など。MSX版やPC98版においてぞう大魔王に攻撃されるとき「ぞうが踏んでも壊れないよ！」という。その元ネタはおそらく筆箱のCM『ゾウが踏んでも大丈夫』からだと思われる。

好きな食べ物はカレー。カレーの味の好みは作品によって違う。カレーの他にもらっきょが好き。緑茶より紅茶派らしい。ああみえて大食いらしい。(ぷよりんぴっく)

ぷよ7だと毒電波を受信。「わああああ、あっ頭が…誰かが何かがボクの中に！」…邪気眼じゃないから！

家族構成は母親、祖母の一人っ子。父親はいるか不明。山本氏による小説版では父親は亡くなっていそうな描写がある。その髪につけている青いスカーフはお父さんのものだとか。またアルルの一人称が｢ボク｣になったのもいなくなってしまった父の影響らしい。母を元気づけるために自分が父の代わりになるため男の子みたいな立ち振る舞いをしていた。

好きな色は青。(ぷよぷよ!シグとの漫才デモ)

交友関係は名もなき幼馴染の男の子、名もなき女友達、作品によっては微妙だがルルーやウィッチともなんだかんだいって仲が良いと思われる。フィーバーシリーズからだとアミティやりんごと友好関係になっている。

知力、体力

・知力

割と賢い女の子である。(MSX2～SFC)魔導1では唯一卒業試験を受けることができる園児である。またその時に卒業できたのもアルルのみ。ファイヤーやアイスストームなどの基本魔法をちゃんと使えていた。

(MSX-DS ～)魔導2では謎を解いてサタン様に頭がいいと誉められた。要領がよく、優等生である。

一部の作品ではアルルは要領が悪く劣等生である。(MD版)魔導1では筆記試験では鉛筆を転がして合格。アルルの実力ではなく運で勝ち取ったのである。織田氏による小説版ではファイヤーでさえまともにできなくなったりした。

・体力

はなまるではゾウ大魔王の像を軽く投げる。ルルー様もびっくりの馬鹿力である。わくぷよやSSでのステータスはルルーやシェゾに比べ体力が少なく、防御力が低い。魔導力がなければか弱い女の子である。泳げるらしい。つまり体力は一般的な女の子であり運動音痴ではない。

身体

肩まで切りそろえた栗色(茶色)の髪で金無垢、もしくは金茶、茶色の瞳（ただし、初代ぷよぷよフィーバーのみ青い瞳）。髪を青いゴムで上にまとめてる。(幼少期を除く)　美少女らしい。顔立ちは初期はきりりとした大人っぽい美人タイプ、中期辺りからは幼い可愛い子タイプに。

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幼少期を扱っていない作品では16歳であることが多い。
設定変更により胸が縮んだ。

	身長	体重	スリーサイズ	誕生日
ぷよ通での設定	158 cm	53kg	B86/W60/H85	7月22日
ぷよSUNでの設定		53kg	B80/W60/H85
SS 魔導物語での設定		46kg	B80/W58/H80

↑　色気♥が使えてたあの頃　↑

作中、特に後期の作品では『幼児体型』、『ちんちくりん』と言われるが数値の上では意外とそうでもない。
だがSS 魔導物語でラグナスから「16歳には見えない」といった趣旨の発言をされているあたり、当人たちにはこの体でも幼く見えるようだ。
魔導世界の住人は、われわれよりずっと体格がいいのかもしれない。

血液型は不明。ぷよぷよフィーバーの公式においてAB型と書かれていたこともあったが何か勘違いだった模様。

バストやヒップどころか体重も減る。おそらくダンジョンでのダイエットが成功したのかもしれない。

服装

16歳時

MSX-DS 魔導～MSX2…青い肩アーマー（肩の部分が重なっている）に白のノースリーブ（真ん中の部分に赤ライン）に青いプリーツスカート（今よりそれほど短くない）に青いブーツ。右手に金色の腕輪、左手には紅い石の指輪や手の甲の部分に赤い石が埋め込まれた腕輪。デザインは氷樹むう。他の同級生も着ていたので制服という説がある。

PC9801～現在…彼女の最も標準的なスタイル。青い肩アーマー（MSX版同様に肩の部分が重なってたりそうでなかったり）に青い半そで、白のノースリーブに青いミニスカートに青いブーツ。青いゴムで上の髪をまとめている。PC98版や初代ぷよぷよではアーマーやスカートやブーツが青より水色よりっぽい。GG版では肩のアーマーの部分が2重。フィーバーでは首のところまである。無印フィーバーだとアーマーの色が緑であった。15年間同じ服を着てるそうだ。またぷよ通では毎日 365日着てるとも。それもあってかおしゃれコウベに化石と評されるくらいアルルのスタンダードな服である。

はちゃめちゃ期末試験、わくぷよ…青い鎧に青いミニスカート、ブーツ。白のマント。ウエストを縛ってなくてゆったりとしてる。手首には青いリストバンドじゃなく、ゴテゴテとしている。似ているが微妙によ～んの服とは違う。横髪で耳が隠れている。

ぷよぷよ～ん…青い鎧、青いプリーツスカート、ブーツ。紐でウエストを縛ったスタイル。赤いマント。横髪で耳が隠れている。微妙にわくぷよの鎧に似ているが違う。

SS 魔導…アーマーやブーツが豪華に。マント。青いミニスカート。頭にはティアラ。デザインは壱。

魔導四五六…両肩と胸に水色のアーマー。上と下のスカートと繋がってて白いワンピース型(？)長そでで水色のリボン(？)で締めている。腰にも水色のスカーフ(？)で帯のように締めている。白いマント。腕には金の腕輪。髪型はいつも通り。おそらく一番マイナーな服装である。

ぷよりんピック…今まで通りの肩アーマーに体操服、青いブルマ。青いリストバンド。髪型はいつも通り。

ぷよ DA！…グレーのニット帽にオレンジ色のフード付きの服。下に黒い長袖を着用。黒い長ズボンに紐靴を履いている。所謂ストリート系ファッションである。

GG 魔導3…従来の肩アーマースタイル+ニンニク臭い魔導スーツ姿。そのニンニク臭い魔導スーツは非常にニンニク臭いそうだ。大事なことなので(ｒｙ

ぷよ！！…水色の鎧に青と赤のマント。青と白のリストバンドとブーツ。よ～んスタイルに近い。ただ袖がなくて脇が露出するよ～んとは違い白い袖がついている。またぷよテトでもこの服で、袖の青い部分が増えてたり、髪の毛が通常より長かったりする。

ぷよクエ…ぷよ!!の服とそれをベースにしている鎧服である。ブーツ、頭や体の鎧部分に金の縁が付いており豪華な印象になっている。わくぷよ寄りっぽい。胸元と足元に赤い宝石のようなものがついている。アップデートで実装された☆7では袖がぷよテト準拠に変わっている。

中学生？

ぷよ7…黒いブレーザーの制服をきている。(白のラインが入った)青いタイに赤いプリーツのミニスカート。青いブーツを履いている。旧来のアルルは年齢的にはJKなのだが主人公のりんご(中学生)の制服が同じなのである。

(MSXやPC98における)魔導1…エンディングでの成長中のアルル。白い長そでの服に水色の吊スカ？を着ている。

大人？

ぷよ7…はめきんとMSX2版の魔導を足して2で割ったような服装。そしてロングヘアー。年齢は不明。

PC98版魔導物語1…エンディングの髪を一つに束ねたアルルは未来のアルルという説がある。真偽は定かではない。余談だが魔導物語は1～9＋0までつくられる予定があったらしい。スターウォーズとか言わないこと。

幼少期

4歳…幼稚園のスモッグにフードのついた赤い服。青いゴムなどで結んでいない。胸元には黄色いリボン。（A・R・S）赤い帽子に首まである長袖の青い服、青いミニスカート。結んでいない。青い靴（GG 魔導A）

5歳…幼稚園のスモッグ。防具は付けていない。頭の右側に青いゴムで結んでいる（はなまる）

6歳…種類が多いため省略。髪は結んでいない。（MSX2、PC98、GG、MD、PCエンジン）

？歳…アーマーに半ズボン。16歳時と同じく結んでいる。(ぷよ7)

主に使う魔法

ファイヤー	炎の魔法。基本的には魔導力を消費しないお手軽魔法。ホットという魔法があるとファイヤーは魔導力消費する場合がかなりある。ぷよでは2連鎖目のボイス。
アイスストーム (アイス)	氷の魔法。基本的には魔導力を消費しないお手軽魔法。アイス、コールドという魔法があるとアイスストームは魔導力消費する場合がかなりある。ぷよでは3連鎖目のボイス。
ライトニングサンダー	雷の魔法。魔導力は消費したりしなかったり。サンダーはフィーバーでも登場。
ダイアキュート	増幅魔法。次にかける魔法の効果を増大させ、このとき声がダブる。(「ファファファイヤー」) 一部作品では効果が異なるが魔導物語シリーズでは必須の魔法。ダイアキュート自体を重ね掛けすることもでき、重ねた分だけ威力が増加する。 (ダイアキュート→ダダダイアキュート→ダダダダダイアキュート→アアアアアアアイス) ぷよでは4連鎖目のボイス。
ブレインダムド (ダムド)	のーみそ溶かす魔法。こう聞くとまるで即死技だが、要するに知力・思考力を下げる魔法。PC98版魔導物語でこれをかけると…。末期作品では相手を混乱させる効果であることが多い。ぷよでは5連鎖目のボイス（通以降）
ジュゲム	爆発魔法。強力だが、膨大な魔導力を消費する上に基本成功率が低いことが多い。作品によって、アルルのレベルが高ければ割と成功したり、どんなにレベルを上げても高確率で失敗するいらない子だったり、他の魔法と同程度の成功率だったりとマチマチ。ぷよでは6連鎖目のボイス（通以降）
ばよえ〜ん	感動させる魔法。言葉で感動させたり、花を飛ばして視覚的に感動させたりと作品によって違う。ぷよでは5連鎖以降（初代）、または7連鎖以降（通以降）のボイス。 SS 魔導物語ではこの設定が逆輸入され、おじゃまぷよを大量に降らす攻撃魔法になった。作品によって成功率や持続時間がマチマチで、どちらも悪いいらない子だったりもする。
ヒーリング	回復魔法。作品によってはすごく回復したり、あんまり回復しなかったり。
ばよばよ	相手を老化させることで弱体化させる魔法。
ばよひひひ〜リバイア	自分が受けたダメージを相手にはじき返す魔法。作品によって効果が異なる。
ひ〜どんスリープ	敵を眠らせる魔法。眠った敵には必ず連続攻撃＆大打撃が決まる、アルルが失敗しない限り。成功率は作品によってそこそこだったり、いらない子だったりとマチマチ。ひ〜どん（スリープ）＋ジュゲムは男のロマン。
イリュージョン	幻影の魔法。自分の姿をドラゴンに見せて雑魚敵とのエンカウントを回避する。
るいぱんこ	何が起きるか分からない魔法。逆から読むと…。よ～んでは必殺技。一定時間おじゃまぷよが降ってこない。
オワニモ	同じ色をした魔物を4匹揃えると、それらを時空の彼方へ飛ばしてしまう魔法。使い道がないという理由で完成と同時に封印された忘れられた魔法だったが、アルルがこの魔法を解放して以降生物としての「ぷよ」は受難の人生を歩む。
ヘブンレイ	わくぷよとフィーバー、ぷよ!、ぷよ7に登場した光の魔法。広範囲攻撃できる。ぷよテトではビッグバンルールで再登場した。
ホーリーレーザー	わくぷよに登場した光の魔法。直線状に攻撃できる。

その他、ハリセン（MD 魔導）、杖で叩く（わくぷよ）など物理攻撃も行う。※ただし弱い

ツモ

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落ちてくるぷよの数	2	2	2	2	2	2	2	2	2	2	2	2	2	2	2	2

従来の旧ぷよぷよシリーズと同じく基本的に2個ずつ落ちてくる。少ヅモで非常に組みやすいキャラ。組みやすいのでかなり強いらしい。しかし少ツモキャラクターなので組むのがどうしても遅くなりがち。また、性能もあまりよくはない。自力で連鎖タイプでフィーバーに少し入りにくい。無印フィーバーだとバランス重視タイプだった。