アル・ルゥ

アル・ルゥとは、株式会社ガスト製作、バンダイナムコゲームス販売のPS3専用RPG『Ar tonelico　III～世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く（通称アルトネリコ３）』の登場キャラクターである。

CV：小松由佳

概要

アル・ルゥとは元々『抗体頭脳』という『抗体』達の統率者を表す言葉で、個体名称ではない。
個体名としてはティリアが後に付けたあだ名である「アルル」が個人名称に相当する。

700年前のグラスノインフェリアで大地の心臓を失ったガイア生命という側面での惑星アルシエルが、その後のムーンシェリエルの稼働により大量の導力を奪われた結果、瀕死状態となり状況打破の為に、地上の生命体や構造物を食い尽くし、その導力たる構成物質を惑星に還元する目的で生み出した、プラズマ層や瘴気に耐え逆に活力源とする能力を持つ新種生命体、それが『抗体』であり、その統率者として地上に送り込まれた上級惑星意志こそが、後に言う『アルル』という意識体である。

従来は肉体を持たない虚数存在で、必要に応じて具現化するものの、基本的に人の触れざる存在であった。
だがあるときから絢胤紅葉（以下　アヤタネ）の謀略によって、当時生まれたばかりのヒロインの一人フィンネルの肉体を依童(よりわら)とし、クラスタニアによって隠匿。
一方で、アルルの捕獲を、度々ソルクラスタ地方を絶滅寸前に追い込んだ『抗体』に対抗する唯一の手段と考えたアルキアが、捕獲ワクチンとしての特殊なレーヴァテイル『咲』を使い、完全封印を行った結果、主人公蒼都の妨害もあってフィンネルの体からも解放され、遂にその行動を再開しようとした。

その後、紆余曲折あって元々、惑星意志を取り込む目的で作られたティリアと肉体を共有することでパーティーメンバーに加わり、以後はかつて中断されたAHPPという計画を実行し、惑星アルシエルの再生を目的として行動するようになった。

関連コミュニティ

関連項目

• アルトネリコ３
• 小松由佳
• アルトネリコシリーズ
• ティリア