アレクサンダー・ガーレンとは、板垣恵介の漫画『グラップラー刃牙』シリーズの登場人物。
ロシアからアナコンダを踏み潰しに来た男。あるいはバキ史上屈指の噛ませ犬。アニメでのCVは柳沢栄治。
最大トーナメント編にて登場。ロシアのレスリング選手で600戦無敗、ただの一度もレスリングの練習をしたことがなく、持って生まれた資質だけで世界最強のレスリング選手として君臨する男。ロシアという国家に絶対の忠誠を誓っており、自らその証明のために手錠をはめることを求めるほど。たったひとりでロシアの永久凍土に2年でトラック2000台分のクレーターを掘るなど常軌を逸した逸話の数々が存在する。
モデルは「霊長類最強の男」と呼ばれたロシアのレスリング選手、アレクサンドル・カレリン。掴まれた相手は投げ技を怖れてそのままフォール負けを選ぶ、という逸話などはそのまんまモデルのカレリンのものである。
主催者徳川光成の推薦選手だが本人の意向かリザーバー扱いで開会式でも紹介されていない。サンボ全ロシアチャンプのセルゲイ・タクタロフが1回戦で烈海王に惨敗すると控え室で制裁を加え出場枠を要求した。フルチンで。
重傷のためドクターストップをかけられた柴千春に代わって最大トーナメントに参戦。試合前に控え室に現れると、柴千春を天井に突き刺し、克巳に敗れた直後の花山薫をKO。闘技場では巨大アナコンダ相手にレスリングで圧勝し、そのままジャック・ハンマーとの3回戦に突入する。
ジャック相手にもその身体能力で序盤は圧倒するが、ジャックに指を2本食いちぎられ、最終的にはドーピングの効果が解放されたジャックに得意の投げ技を返されそこからのラッシュで敗北。その敗北は「ロシアの明日のため」に戦うガーレンと、「今日の最強のため」に戦うジャックの差という形で対比された。
モデルとなった人物の偉大さと、作中で語られるエピソードのインパクトに対し、実際の大会ではアナコンダを踏み潰しただけで敗れて去っていったため、バキ史上でも屈指の噛ませ犬として知られている。
大会後は祖国ロシアに帰り再びクレーターを掘っていたが、最凶死刑囚編において脱走したシコルスキーの襲撃を受け瀕死の重傷を負い、その後は車椅子生活となり療養中。しかしシコルスキーはその後本編で見るも無惨なヘタレぶりを晒し続けたため、そのシコルスキーにやられたガーレンの立場までますますアレな感じになってしまった。
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最終更新:2024/03/29(金) 09:00
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