アレクサンドル・ドゥーギン(1962~)とは、20世紀末から21世紀にかけて活動している哲学者である。
モスクワ大学元教授。レフ・グミリョフに始まるソ連崩壊後のロシアの帝国的ナショナリズムの流れに属する人物である。
ペレストロイカ期の民族主義運動「パーミャチ」に参加などをした後、1993年にエドゥアルド・リモーノフと「ナショナル・ボリシェヴィキ党」を結成する(アレクサンドル・ドゥーギン自体は1998年に脱退している)。1997年に発表した『地政学の基礎』で一躍知られる存在となった。
『地政学の基礎』でアレクサンドル・ドゥーギンは旧ソ連領をロシアの勢力圏とする外交戦略を説いた。さらに、アメリカのシー・パワーに対抗し、ランド・パワーを代表するロシアはドイツや日本、イランといった国と連合すべきだと主張。政界とのつながりを深め、「国際ユーラシア運動」を組織し、プーチンの外交構想とも一定の対応が認められる。
また、政治評論に加えて『第四の政治理論』や「知の戦争」シリーズといった理論書や比較文明論を次々と発表している。
掲示板
1 ななしのよっしん
2022/08/21(日) 20:41:36 ID: zQvSoIgcc/
アレクサンドル・ドゥーギンの記事ができていたのですね
2022年8月20日に娘ダリヤ・ドゥーキンを失い絶望する彼は
政権のブレーンでも民族主義者でも哲学者でもなく我が子を
失ってしまった哀れな父親でした
2 ななしのよっしん
2023/02/12(日) 17:11:53 ID: CdkKwh7jJU
『ゲンロン』の中の記事といくつか日本語の動画に出てくる発言でしか彼を知らないけど、彼が依拠する「真のロシア人とは、全ての人々の同胞となること」=“ユーラシアニズム”は帝国主義だし、
①“人種主義抜きのファシズム”②“進歩主義抜きのマルクス主義”③“個人主義抜きのリベラリズム”と①~③の融合としての“保守主義”というのも、解釈次第では、民族主義×反欧米主義×全体主義のキメラだし、説得的ではないし何より他国へ侵略戦争を仕掛けてまで達成すべき目標ではない。
ただ彼のように“ポストモダン”を悪用する手法は、ポスト・トゥルースとして欧米世界で突沸した全世界的現象ではあるからロシア的とするのも見誤ると思う。
ロシア固有の真理について語るアレクサンドル・ドゥーギン(日本語字幕, 2016)
https://
“プーチン氏の頭脳”が初めて語る「ロシア勝利か人類滅亡か」【2月10日(金) #報道1930 】|TBS NEWS DIG
https://
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最終更新:2025/12/10(水) 04:00
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