アンジェリカ(Fate)とは、『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』に登場するキャラクターである。
美遊の世界にて暗躍する魔術師一族、エインズワース家の尖兵であるドールズの一人。
『ツヴァイ!』ラストにて、相棒であるベアトリスと共に突如として現れ、美遊を攫っていく、という衝撃的な登場を果たした。
舞台が美遊の住む世界へと移した『ドライ!!』 にて、美遊を奪還しようとするイリヤたちに対してエインズワースの一員として立ち塞がる。英雄王・ギルガメッシュのクラスカードを用いて、その暴威を振るう。
基本的に無表情で、淡々とした女性。それでいて本作どころか、シリーズ全体で見てもトップクラスのグラマラスボディの持ち主。なおかつ、その言動は威圧的かつ高圧的。
その一方で、自身が仕えるエリカには懐かれており、その世話を焼いている。なおかつ、その性格から来る生真面目さからか、やや天然な発言&行動も見受けられる。また、ベアトリスによって引きちぎられたエリカのぬいぐるみを修繕しているのは彼女のようだが、反面ファッションへの興味関心/ZERO、と女子力があるんだか、ないんだかよくわからない御仁。風の噂では、寝る時は全裸派なんだとか。
彼女のエインズワースに対する忠誠心はもはや心酔と呼べる域のもの。故に、敵対者に対しては情け容赦ない。だが、時として自分と相容れない者に対しては激情や憎悪を剥き出しにする場面も見受けられる。その筆頭格が美遊の兄であり、その間柄は因縁浅からぬものである。
相方のベアトリスが圧倒的暴力によりイリヤを絶望の淵に追い込んだのに対し、彼女はエインズワースの正義=滅びの運命を辿る世界にて、美遊という聖杯を用いることによる人類救済を説くことで、イリヤに非情な現実を突きつける。
しかし、揺るぎなき決意を胸に戦うクロの奮戦により、イリヤは「世界も美遊も両方救う」という答えを導き出す。
そんな彼女らに美遊を取り戻されてしまい、エインズワースの総力をもって彼女らを叩き潰しにかかる。
その驚異的な戦闘力で彼女らを圧倒するが、クロと救出され加勢してきた美遊の兄の二人を前に敗北。そのままエインズワースから見放される形となってしまう。
戦いが終わってからはイリヤたちに保護されるも、以前の冷徹さや威圧感はすっかり消え失せてしまい、機械的な受け答えばかりになってしまった。その様子は、文字通り人形そのものである・・・・
本名はアンジェリカ・エインズワース。
本作における宿敵にしてエリカの兄、そして美遊の兄こと衛宮士郎のかつての友人でもあったジュリアンの姉に当たる人物である。
より正確に言うならば、既に亡くなってしまった「アンジェリカ・エインズワース」という人格を置換されたドールズ。
そもそもドールズとは、エインズワースの置換魔術によって死者の人格を植え付けられた人形による兵隊。だが、それは完全な死者蘇生とは程遠く、むしろその人格に何らかの歪みが生じるという。
アンジェリカの場合は感情の喪失であり、既に九割が失われているという。前述の激しい感情の数々は単なる演技らしい。また、エインズワースによって細工が施されており、重要な情報に関しては強制的に黙秘、という形で情報の遮断を行なっている。
そうして正体が明らかになった彼女から告げられたのは、真の敵ダリウス・エインズワースの真実。
彼こそがエインズワースの祖であり、歴代当主はやがてダリウスに置換されていくという事実。当然、ジュリアンも例外ではなく、彼も次第にダリウスと化していっている。
「両方救う」と決意したイリヤに、アンジェリカは弟を救うよう頼む。その目から一筋の涙を流しながら・・・・
英雄王ギルガメッシュの力を宿したアーチャーのクラスカードの所持者。
夢幻召喚により、黄金の鎧を装備した姿となる。ちなみに、髪型はツインテール。おまけに、本家に比べて露出度も高く、大変素晴らしい御体を拝見することができる。
本人同様に、あらゆる伝説の原典とも言える宝具の数々を掃射する、という戦法を取る。また、これに加えて複数のカードを所持しているため、これを用いて宝具の真名解放を可能としている。
なお、そのギルガメッシュが子ギルとして顕現しているため、彼との戦いは同一の能力の保持者として宝物庫の宝具の奪い合いの様相を成している。
しかし、彼女の真価はエインズワース独自の置換魔術にある。
そもそも、置換魔術とは錬金術から派生した系統で、何かを何かで置き換える魔術。ただし、原則としては劣化交換にしか至れない下位の基礎魔術だという。
ここでは詳細を省くが、エインズワースはその置換魔術に特化した一族であり、同時にその在り方は特異そのもの。
アンジェリカはその優れた置換魔術の使い手であり、戦闘においても応用している。
以下は、作中にて彼女が用いた置換魔術。
これらを見れば、彼女の用いる置換魔術とギルガメッシュの主力である王の財宝との相性がどれだけいいか、わかるだろう。あと、雪合戦。
彼女の言動の端々からは、エインズワースであることに誇りを持っているような印象を与えるものが多く、ギルガメッシュの力よりも、こちらに重きを置いている節もある様子を見せる。
だが逆を言えば、その置換魔術に頼りきってしまっている、と言っても過言ではない。空間置換による転移を読まれたために、その死角からのクロの攻撃により大敗を喫する結果となってしまった。
彼女の戦力の高さや、イリヤたちの反撃が始まるまでは、ずっと エインズワースの ターン、と言わんばかりの展開であったために見過ごされがちだが、実は彼女の戦績はあまり芳しくない。
以下、彼女の戦いの履歴。
子ギル曰く「傲慢や慢心まで真似なくたっていいのに」とのこと。
流石の彼女でも、少なからず慢心王の影響を受けてしまったのかもしれない・・・・
ちなみに、ギルガメッシュのカードは使用すれば逆に乗っ取られかねないほど危険なもの。このために美遊はたった一度使っただけで乗っ取られそうになったが、その隙を突かれてカードがジュリアンの手に渡ってしまい、破棄されそうになってしまう。
最終的に無事子ギルの手元に戻ったが、AUOはどこにいてもAUOである・・・・
なお、美遊の兄に対しては、後に特定の男性に対して特攻効果を発揮する礼装にて一矢報いた(?)。
掲示板
掲示板に書き込みがありません。
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/23(火) 16:00
最終更新:2024/04/23(火) 16:00
スマホで作られた新規記事
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。