アーケード版アメリカンバトルドーム

ポストを読み込み中です
https://twitter.com/aReflectorhAcl/status/1618179524960878598

アーケード版アメリカンバトルドームとは、ゲームセンターで遊べる業務用アーケードゲームである。

概要

名称の通り、『バトルドーム』をエレメカゲーム機化したものである。これまでにパンフレットや展示会映像などの資料が見つかっている。また、当時のアミューズメント業界紙から、複数のゲームセンターに設置されていたことが確認できる。

開発・製造元は『ジャンケンマン』で知られるサンワイズ。しかし1998年には既に倒産している。

ポストを読み込み中です
https://twitter.com/Flamingo_rabbit/status/1517469157205639168

設置店舗

• ネオジオランド江坂3号店^[1]
• ナムコ・ワンダータワー京都店2階^[2]

SFC版との関係

アーケード版の稼働日は1995年11月と、『SFC版バトルドーム』と発売時期が近い。

SFC版の広告や取扱説明書には、このアーケード版の広告が掲載されており、またアーケード版のパンフレットにもSFC版の紹介がなされている。

ポストを読み込み中です
https://twitter.com/game_tanteidan/status/1336311635003072512

仕様

• 稼働日：1995年11月上旬～
• プレイ人数：1～4人
• サイズ：1550×1550×1800mm（バトルドームの約32倍）
• 重量：約250kg
• オープン価格：128万円（バトルドームの約320倍）

搬入時、4つのステーションは取り外しが可能。

遊び方

基本的な遊び方は玩具と変わらず、色々な方向から攻めてくるカラーボールをフリッパーでシュゥゥゥーッ！！する。イエローボールは1失点、ブラックボールは5失点となる。手元には総失点などのスコアが表示される。時間内の失点が1番少ないプレイヤーの勝利^[3]。

また、アーケード版独自の機能として、

アーケードならではの電飾とサウンド

10人勝ち抜きモード（標準設定）

プレイヤーが4人未満の場合、残りをコンピュータが操作

といった「これまでにないゲーム性」が搭載されており、ひとりでも、みんなでも、さらにエキサイティングな体験が可能となった。

歴史

• 1995年
  • 9月13日～15日 - 第33回アミューズメントマシンショー（現・JAEPO）にて、『アメリカンバトルゲーム』を参考出品した。
  • 11月上旬 - アーケード版発売。
  • 12月8日 - SFC版発売。取扱説明書にアーケード版の情報が掲載されている。
• 1996年
  • 業界紙「ゲームマシン」の取材に対し、「AOU'96 アミューズメント・エキスポ」の展示内容の1つに『アメリカンバトルゲーム』を挙げた。
    
    • 同紙23ページ「話題のマシン」欄にて、アメリカンバトルゲームの紹介記事が掲載されている。また、同年5月1日付517号「話題のマシン総目録」にて再掲されている。
  • 12月 - ナムコ・ワンダータワー京都2階にアーケード版バトルドームを設置^[4]。
• 1998年
  • 3月6日 - サンワイズ倒産。

関連動画

ある日・・・・

4人でバトルをやってみた！

関連リンク

• 本当に存在するのか？「ムシキングのプロトタイプ」「アーケード版バトルドーム」【都市伝説】

関連項目

• ツクダオリジナル
  
  • バトルドーム - 超スーパーヒット商品　
  • SFC版バトルドーム - 3つのモードで楽しめる！　
  • バトルドーム関連項目の一覧
• ジャンケンマン

全国人気でプレイヤー急増中！

さあ、次はキミの番だ!!

PRESENT BY　　　　　　　　　　　

株式会社 サンワイズ

脚注

1. *『月刊アミューズメント産業』平成7年(1995年)12月号、202-203頁
2. *『月刊アミューズメント産業』平成9年(1997年)3月号、248-249頁
3. *『月刊アミューズメント産業』平成7年(1995年)10月号、134頁
4. *『月刊アミューズメント産業』平成9年(1997年)2月号、73頁