イオリ・タケシとは (イオリタケシとは) [単語記事]

概要

主人公であるイオリ・セイの父親であり、イオリ模型店店長。
現在はガンプラの更なる普及のため、世界中を飛び回っている。
赤いシャツがトレードマークで、中学生の息子がいるとは思えないほど若い外見をしている。
ってかぶっちゃけ5年前から外見が変わってない。けしからん体の妻といい、なんなんだあんたら夫婦。

第2回ガンプラバトル選手権世界大会準優勝者であり、セイをガンプラの世界に引き込んだ張本人。
第２回大会では元祖RX-78-2ガンダムを駆り、卓越したガンプラ技術で世界中を熱狂させた。
ガンプラ心形流造形術の開祖・珍庵を始め、現在でもその名を知る者は多い。
その姿は今なおセイの心に強く焼き付いており、いつか父のように活躍したいという目標となっている。

上記のように世界中を飛び回っているため家に不在がちではあるが、夫婦仲や親子仲はむしろ良好な様子。
妻であるリン子は今なおタケシにハートマークが出るほどラブラブであり、お互いに「リンちゃん」「タケちゃん」と呼ぶほどである。爆発しろ。

普段は温厚な人物であるが、ガンプラの事となるとガラリと性格が変わるという生粋のガノタ。
ガンプラに夢中になっているときは目がしいたけになり、これはもはやイオリ家全員の特徴となっている。
(リン子の場合は恋愛絡みで発動)
ガンプラ普及のために世界を飛び回っているというのは伊達ではなく、スパルタながら初心者であるレイジ、アイラに見事な完成度をほこるガンプラを作らせてみせた。
普段からガンプラ制作道具を持ち歩いており、ちょくちょく普及相手にニッパーや紙やすりを配っている模様。
(セイはレイジがもらったニッパーをみて、一目で父の仕業だと気付いていた)
ちなみに普及活動の際にはめちゃくちゃ怪しい変装をしている。

あるときは場末の模型店店主、またあるときはガンプラ普及活動を続ける変なおじさんガンプラマニア。
しかしてその実態は、なんと国際ガンプラバトル公式審判員であった。仕事してたのね。
ガンプラマフィアであるCを一蹴し、軽々と逮捕してみせた姿からして身体能力も高い模様。ほんと何もんだアンタ。

ちなみに新OPでは左からタケシ、ラルさん、珍庵の順に世界大会会場で並んで立っているカットがある。
タケシが第２回大会準優勝者であることを考えると…？

使用ガンプラ

RX-78-2ガンダム　（ビームライフル装備）

……以上。ハイパーバズーカもハンマーもフルアーマーだったり『ジ・オリジン』のキャノンつきランドセルなんてもの一切装備しないプレーンな1stガンダムを愛機としている。

それでもガンプラバトル黎明期とはいえ第2回世界大会を準優勝した実力は確かで、ファイターであるタケシのまったく無駄の無い操縦と見た目には分からない仕上がりで、より多機能化された後世のガンダム作品機体にすら引けをとらない。ユウキ・タツヤも海外留学中に生で彼の操縦を目にし、憧れの感情を抱くことが外伝作『GBF-D』にて語られた。