イセリア・クィーン

イセリア・クィーンとは、主にスターオーシャンシリーズやヴァルキリープロファイルシリーズ等、トライエース作品のゲームにて登場するキャラクターである。初出はスターオーシャンセカンドストーリー。

概要

容姿は作品により異なるが、基本的に女性の天使といった感じになっている。
スターオーシャンにて登場した最後の隠しボス「ガブリエル」から「ガブリエ・セレスタ」と彼女に分離し、その際にほとんどの力をこちらが持っていったという設定がある。

設定どおり、ガブリエ・セレスタの後に登場し、基本的にクリア後の最後の隠しボスとして君臨することが多い。
その強さはまさに人外で、文字通りの桁外れのステータスと苛烈な攻撃を連発してくるため、レベルアップによるステータスの底上げや、属性攻撃や状態異常への対策をきちんとした装備を整えずに真正面から突っ込むとだいたい一瞬で全滅する。

スターオーシャンシリーズ

スターオーシャンセカンドストーリー

下記は全てPS版に準拠する。

試練の洞窟最深部のボス、ガブリエ・セレスタを撃破すると貰える「白銀のトランペット」で作曲できる「悪魔の旋律」を、音感・リズム感のタレントを持ち、音楽のレベルが10のキャラクターで演奏すると出現する。(ちなみにレベルに応じて出現する敵は異なるが、多くが試練の洞窟のボスになっており、稼ぎに使えなくもない)

ガブリエ・セレスタと同じような外見を持ち、基本的にガブリエ・セレスタの強化版となっているが、元々ガブリエ・セレスタが強いのでこいつも半端無く強い。

自身がコマのように回転しながらフィールドを高速で駆け抜けたり(女王乱舞)、十字型の貫通・多段ヒットする衝撃波を飛ばしたり、属性対策をしておかなければほぼ確実に9999ダメージで全員即死するような紋章術を扱う。
また、こちらの物理攻撃をガードした際に必ず、防具であるクレスティアガードやスターガードを装備した時のような星屑+火の玉が発生して逆にこちらがダメージを受ける。威力は低いが、数が多いためかなりのダメージとなり、下手をすれば一発で消し飛ぶ。

そして恐ろしいのが、すべての物理攻撃に石化の追加効果があるということ。もちろん星屑等のカウンターにも乗っている。このため、石化対策を最低限前衛キャラ全員にはしておかないと文字通り瞬殺されるので必須である。

正面からかかっていく場合、準備として闇属性と石化に耐性を付け、バーニィシューズやヴァリアントブーツ等移動速度が上がる靴装備を全員に装備させる。前衛はエターナルスフィアや昂翼天使の腕輪、スレイヤーリング等で手数を増やしておく。可能ならばGTUSや命中も底上げしたい。パーティ構成は前衛3+レナが良いか。
あとはアイテムクリエイションでホーリィミストやフェアリィミスト、リヴァイバルカード等を大量に準備しておくと安心。

戦闘が開始したらまずはリヴァイバルカードをレナ→前衛の順に使い事故対策、レナは前衛に支援を掛け、あとは回復に徹する。

フェアリーライト以外の回復紋章術を予め全てオフにしておくと回復が遅れる心配が減る。
前衛は挟み撃ちにするなり壁際に追い込むなりして3人でボコれば余程ステータスが低いか運が悪くない限り、そのまま削りきれる。抜けられても一撃入れて喰らいモーションにしてしまえばこちらのもの。

難易度ユニバース(特定条件を満たすと選択できる最高難易度)では元々凶悪なステータスが更に底上げされて凄まじいことになる。特に回避率が尋常になく高く、Lv200くらいの前衛に補助をかけてもあっさりガードされ、そして星屑で手を止められたところに攻撃が飛んできて死ぬ。また、そのガード率の高さ故にアースやギャラクシーでは容易だった前衛3人による固めもあっさりと抜けられる。
また、それまであまり気になることの少なかったHPやDEFの上昇もガブリエ・セレスタやイセリア・クィーンレベルまでなってくると洒落にならないレベルで、与えられるダメージが少ないのにHP量は尋常じゃないので撃破にはかなりの時間を要する為、ジリ貧になることも多い。
正攻法での撃破は恐らく同難易度の真・ガブリエルと同等かそれ以上に困難となるだろう。

ちなみにユニバースだと、MPがオーバーフローを起こすのか、紋章術を使おうとするとMPが足りませんと表示され一切発動しなくなるバグがある(ガブリエ・セレスタも同様、スペクタルズで確認するとバグっているのが解る）。
そのため、属性対策が幾分楽になる。 

邪道ではあるが、全ての難易度において共通で楽に撃破する方法がいくつかある。
まず一つは初期出荷版限定だが、バブルローション等を使う。あっさりと即死してくれる為楽だが、ガードされた時の反撃で壊滅しないように注意する。
即死は流石にダメだろｗｗｗって人はスティンクジェルを使うといい。ローションほど楽ではないが、毒ダメージは上限が無い為、凄まじいダメージを継続して与えられる(ユニバースにてダメージ表記が0000と、明らかに5桁超えのダメージが入る) 。

もう一つは前衛3人にブラッディアーマーを装備させて殴るという方法。こちらは後期出荷版やPSP版でも通用する。
ブラッディアーマーはHPが常にすごい勢いで減るが、無敵になるというもの。これを装備して前衛はひたすらに殴り、回復役がフェアリーライトを連発するだけで勝てる。 ノエルがいれば彼も装備できるため非常に安定する。なお、プリシスは装備できないので注意。
この方法の唯一の欠点は、撃破時に無敵が解除されて前衛が石化することがあるということ。経験値狙いならストーンチェックを忘れずに。ちなみに、ウィアードスレイヤーにはHP吸収効果があるため、チサトに装備させてチアーガス等で固めてしまえば1人でも勝てる。 但しユニバースでは前述の通り、ガードのされやすさとDEFの高さにチサトのATKの低さが重なり、安定しないので注意。

スターオーシャンブルースフィア

シレン遺跡の最深部にて、10の指輪の内9個を集めた状態でガブリエ・セレスタを倒し、10個目を入手すると連戦になる(選択肢で回避可能。また、ガブリエ・セレスタ撃破時に他の指輪が揃っていないと出てこないが、集めた後に再度ガブリエを撃破すれば登場する)

本作ではシレン遺跡は各フロアのボスが外に出るだけで復活するため、各フロアを攻略後に外へ出てセーブ、という手段がやや面倒になっている。だからと言って一気に進めて全滅してしまうとひどいことになってしまう。
ガブリエ戦前に一旦出るか、選択肢で回避して一度セーブをすることを激しく推奨する。
ちなみに、モバイル版であればシレン遺跡内でもセーブができる。 

本作においては完全にガブリエ・セレスタの上位互換となっている。ステータスが上昇しているだけで他に違いは皆無。
撃破後に入手できるグランスリヴァイパーがレナの武器の為、他の作品に比べ恩恵が少ない。 

スターオーシャン3

試練の遺跡クリア後のスフィア211の211Fにて登場する。ちなみに彼女の前にはレナスがボスとして出現する。

撃破後手に入る紅蓮の宝珠をウルザ溶岩洞にて使用するとフレイがボスとして出現するため、イセリア・クィーンのクリア後ラスボスの座はここで陥落した。

スターオーシャン4

七星の洞窟をクリア後にワンダリングダンジョンのB20から2階層下る毎に何度でも登場する。1戦目は羽が2枚、2戦目は羽が4枚、3戦目以降は羽が6枚となり、そのたびにステータスが強化される。

HPが60%以下になると、スーパーノヴァという技を繰り出してくる。この技は攻撃範囲が広く、攻撃が当たると戦闘不能になるため、対策をする必要がある。スーパーノヴァで全滅すると、ワンダリングダンジョンの仕様上、B1から仕掛けを再度解くことになり、イセリア・クィーンに会うまでの数時間が無駄になるため、プレイヤーの精神面へもダメージを与えてくる。

なお当作品では、トロフィー／実績が存在するが、彼女を倒すことで初めて条件を満たす項目が多いので、トロフィー／実績の事実上のラスボスと言える。

ヴァルキリープロファイル

セラフィックゲート最深部のボスとして登場。10回倒すと最強武器「咎人の剣"神を斬獲せし者"」を入手できる。

決め技として単体物理攻撃の女王乱舞、ファイナルチェリオ等の大魔法を使用する。
やはりガブリエ・セレスタの強化版といったイメージだが、HPが一定以下になるとスタンドを発動し発狂モードに入る。
発狂すると女王乱舞を連発してくるようになる。これは最強装備+トライエンブレム装備+ガードレインフォースを掛けた状態のレナス等でもないとまず耐えられない為、ガッツゲーとなる。

当作品の後半はガッツとオートアイテムゲーなので、しっかり装備を整えてしまえばあとはぶっちゃけ運ゲーと言ってもいいだろう。

ヴァルキリープロファイル2

セラフィックゲート第5層にて登場。彼女の次に本気ディルナがいるため、やはりクリア後ラスボスにはなれなかった。

神系の為、同フロアに出現するバハムートがドロップする魔竜の大角があると便利。
HPが減ってくると女王乱舞やファントムディストラクションを使用してくる。 

ヴァルキリープロファイル咎を背負う者

セラフィックゲート10Fにて登場。ガブリエ・セレスタのようにマジギレしたり遊びに来たりはしない。

ラジアータストーリーズ

歪みの回廊最深部にて登場
直前に出てくるガブリエ・セレスタがまさかの筋肉モリモリマッチョマンと化していた反動か、前髪パッツンのロリロリしい見た目となっていた。

が、見かけはロリでもやはりその強さは極悪。
42000という本作品中２番目の体力を誇り（１番目の珍龍ラジアンは防御力が0のため、実質的には1位と言ってもいい）、くらえばほぼ即死確定のハルマゲドンを使ってくる。
このゲームの仕様上主人公が死ぬとゲームオーバーとなるため、主人公はひたすら逃げに徹し、仲間に戦いを任せるのが攻略のポイント。

上記作品以外の関連動画

ボイスコレクション（台詞集）関連動画

関連静画

関連項目

隠しボス ガブリエ・セレスタ Mighty blow（桜庭統） The Incarnation of Devil

みんなのトラウマ スターオーシャンシリーズ ヴァルキリープロファイルシリーズ トライエース作品の関連項目一覧