イダイトウとは (イダイトウとは) [単語記事]

イダイトウとは、ポケットモンスターに登場するNo.0902のポケモンである。初登場はPokémon LEGENDS アルセウス。

基礎データ
名前	イダイトウ	タイプ	みず　ゴースト
英語名	Bas culegion	高さ	3.0m
分類	おおうお	重さ	110.0kg
性別比率	♂:50.0%	特性	すいすい
性別比率	♀:50.0%	特性	てきおうりょく
グループ	水中2	隠れ特性	かたやぶり
孵化歩数	5120歩	捕捉率	水中2
世代	第八世代	努力値	HP＋3
カロス	#―	性別比率	♂:50.0% ♀:50.0%
アローラ	#―	性別比率	♂:50.0% ♀:50.0%
ガラル	#―	努力値	HP＋3
ヒスイ	#167	世代	第八世代
進化	バスラオ(白筋)→イダイトウ(反動技のダメージを合計294以上受ける)
図鑑データ
全国図鑑	#0902	図鑑の色	緑
ヒスイ	#167	パルデア	#195(キタカミ)

←ガチグマ　｜　オオニューラ→

No.0902	イダイトウおおうおポケモンたかさ　 3.0m おもさ　 110.0kg みずタイプゴーストタイプ

遡上の旅路にて　志半ばに　散った輩の魂を　まとう。　ヒスイ　流れし河川においては　敵う者　皆無なり。

種族値(オス)　合計530
ＨＰ	攻撃	防御	特攻	特防	素早
120	112	65	80	75	78

種族値(メス)　合計530
ＨＰ	攻撃	防御	特攻	特防	素早
120	92	65	100	75	78

図鑑説明

Pokémon LEGENDS アルセウス: 遡上の旅路にて　志半ばに　散った　輩の魂を　まとう。　ヒスイ　流れし　河川においては　敵う者　皆無なり。
ポケットモンスタースカーレット: オスのすがた
生まれた　川を　目指す　過酷な　道のりで　死んでいった　仲間の　魂を　体に　まとっている。
ポケットモンスターバイオレット: オスのすがた
凄まじい　ジャンプ力を　持つ。　死んでいった　仲間たちの　怒りが　体を　赤く　染め上げている。
メスのすがた
恐ろしい　幻覚を　操る。　仲間の　魂の　悲しみが　深いほど　体は　白くなる。

概要

https://twitter.com/poke_times/status/1427986608486240256

Pokémon LEGENDS アルセウスにて新規登場するポケモンの一体。
ヒスイ地方特有の白筋のバスラオに川の遡上の道半ばで斃れた群れの仲間の無念の魂が憑りついて進化した姿であり、その影響かゴーストタイプが追加されている。
魂は意思があるかのように攻撃を行う他、本体に推進力を供給する役目を持つ。このためイダイトウはどれだけ泳いでも疲れを見せず、敵意を向けた相手に対しては執拗に襲い掛かる。
バスラオの進化形態だが、進化条件はなんと「反動技のダメージを合計294以上受ける」という特殊なもの。憎し（にくし）のもじりである。バスラオは「すてみタックル」と新技の「ウェーブタックル」を覚えるのでこれを使う必要がある。なお一度ひんしにさせるとカウントがリセットされてしまうので、回復しつつ技を使うのを忘れないように。
ストーリーでは「群青の海岸」のイベントを進めるとライドポケモンとして呼び出せるようになり、水上を移動することが可能。水面をジャンプしている間にボールを投げようとするとスローになるので狙いをつけやすくなる。
同じ水・ゴーストタイプのプルリル系同様性別によって色が異なり、メスは進化前に準じた配色なのに対し発売前段階で公開されていたオスの方は赤筋に近い配色になっている。種族値にも違いがあり、オスは物理寄り、メスはやや特殊寄りの配分である。
レジェアルではゴースト物理技を一切習得できなかったが、第九世代では戦闘不能者数に応じて威力が強化されるおはかまいりを習得。ウェーブタックルの威力も120となり、てきおうりょくと相俟ってかなりの火力を発揮する。勿論、すいすいを活かして雨パでの採用もよい。元が中速帯なので素早さ倍化の恩恵は大きいが、クォークチャージを素早さにかけたハバタクカミはさらにその上を行くので注意。
モデルとされる生物は「𩹷(イトウ)」という北海道を中心に生息するサケ科の魚類。アイヌ民族の伝承にも登場する魚類であり、北海道の歴史において欠かせない生物である。ヒスイ地方にはヒメグマ系も生息している(𩹷の仲間である鮭は熊の獲物としても知られている)事から進化前を含めた両者の関係も気になるところ。