イブール
イブールとは、ドラゴンクエスト5に登場するキャラクターである。
魔王ミルドラースの尖兵「光の教団」の大教祖。部下に片腕のラマダ、教団幹部のゲマを従える。ミルドラースを魔界の神として崇め、彼の予言に従って人間界で活動を開始。魔物の蔓延る世において「世界平和」を標榜とする光の教団を指導し、口当たりの良い教義で多くの人間をマインドコントロールし、その勢力を急速に拡大させ、多くの信仰者・支持者を生み出した。また、光の教団のありがたさを説くべく「イブールの本」を出版している。
また、教団の拠点となる大神殿を建造すべく、多くの人間を監禁し奴隷としての過酷な労働を強いたり、ミルドラースの勇者誕生の予言に従い、多くの子供を誘拐。「高貴な身分の下に誕生する」という予言に沿って、権力者や王族の子のみを誘拐した。
セントベレス山山頂にて完成した大神殿で伝説の勇者とその一族を待ち受け、ようやく姿を現した彼らを闇に葬るべく襲いかかる。
戦闘では彼の意思により馬車が呼び出され、交代制での戦いが可能となる。「かがやくいき」や「イオナズン」などの強力な技を繰り出すが、実は「かがやくいき→マホカンタ→痛恨の一撃→防御→イオナズン→いてつくはどう」とローテーションで攻撃をしかけてくるという穴が存在する。攻撃と防御を見極め対策を練れば、苦戦する事なく倒す事が可能。しかし、リメイク版では攻撃パターンが変化している為、しっかりとした対策が必要となる。
敗北後は主人公のマーサを助けるという目的に応えるべく、ミルドラースの力を借りて彼らを魔界へと送り届けようとするも、見捨てられて力尽きる。リメイク版では突如と現れたゲマから「人を寄せ集めるだけの形だけの教祖」であった事を明かされ、止めを刺されて死亡。こうして光の教団も壊滅した。
DQのボスとしてはミルドラースに次いで存在感の薄い、記憶に残らないボスとして挙げられる事が多い。ゲマのようにボスとしての存在感も無ければ、記憶に残るものも持ち合わせていなかったという事だろうか。
DQMシリーズには長い間出演していなかったが、ジョーカー2のプロフェッショナル版にて念願の出演を果たした。外伝作品でようやくの出演である。悪魔系のAランクで、なげきのぼうれいとアンドレアル、またはグレイトドラゴンを配合させると作る事ができる。
小説版では元人間という設定。エルヘブンの民であり、マーサを愛した人物であった事が描かれている。ゲーム版の存在感の無さとはうって変わって、こちらでは精密な描写が為されており、一読の価値があるといえる。
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最終更新:2021/03/05(金) 10:00
最終更新:2021/03/05(金) 10:00
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