インパルスガンダム(ZGMF-X56S Impulse)とは、アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する架空の人型機動兵器、モビルスーツである。
型番 | ZGMF-X56S |
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頭頂高 | 17.76m |
本体重量 | 63.54t |
搭乗者 | シン・アスカ |
装甲材質 | ヴァリアブルフェイズシフト装甲 |
武装 | ●MMI-GAU25A 20mmCIWS×2 |
『SEED DESTINY』の前期主人公機。
パイロットはシン・アスカが務めた後、ルナマリア・ホークに引き継がれた。
ザフトが開発した新型モビルスーツ“セカンドステージシリーズ”の一機であり、デュートリオンビーム送電システムによる非着艦での充電機能を有する(ただし、弾薬や推進剤は当然補充されないため、戦闘継続時間に限度があるという点には変わりはない)。
前作の主人公機、ストライクガンダムと同様に、バックパック“シルエット”を換装することで複数の形態を取ることが出来る点が特徴。各形態ごとに機体本体のVPS装甲へのエネルギー配分が最適化されるため、機体の配色と装甲強度が変化する。
また、宇宙世紀ガンダムで言う所のコアブロックシステムを採用しており、上半身を構成するチェストフライヤー、下半身を構成するレッグフライヤー、そしてコクピットブロックとなるコアスプレンダーの3機が合体することでインパルスとなる。加えて、先述のシルエットも無人機“シルエットフライヤー”を使用することにより飛行中の合体が可能となっていることから、本機はこれらのパーツを状況に応じて適宜交換しながらの戦闘が可能となっている。
なお、ここで特筆すべきはチェストフライヤー及びレッグフライヤーの交換も可能であるという点にある。戦闘中のバックパック換装に限って言えばストライクでも行われていたが、本機の場合は四肢や頭部を破壊されたとしてもそれを破棄し、新たに射出されたものと再度合体することで即座に戦闘を再開可能となっている。この機能をフル活用した第34話『悪夢』は必見。
また、分離状態ではMSよりも小さいため、作中ではMSでは通れない狭い洞窟を分離状態で発艦、通過してから敵攻撃目標の目の前で合体、戦闘するという運用もなされていた。
外伝作品での描写では、フライヤー及びシルエットを量子通信によるドラグーン的運用で換装・補充することにより『あらゆる戦局に単機で対応し、かつ戦闘を継続出来る』という、パイロットの負担を無視したとんでもない計画もあった。
一部ファンの間で定着していた『本機が3機の戦闘機から構成されている理由』(下記)は、誤解が広まったものである。少なくとも2022年10月11日時点で「インパルスはMSではない。保有制限上でMSとしてカウントされない」と断定する公式資料は存在しない。
上記の説は、まず2006年1月13日にWikipediaに(編集者の)推測としてソース無しで記載され、4年後の2010年9月に(ソースの記載ないまま)断定形に編集され、2年後2012年10月に「電撃ホビーマガジン2005年2月号(2004年12月発売)がソース」と追記されたものである。これにより、当時ファンの間で「これは公式設定である」と広く誤解されていたのである。しかしその電撃ホビーマガジンでは、そもそも断定しておらず
『仮にインパルスを「合体システムを持つ3機の航空機である」と定義すれば、これはMS保有数制限の裏をかき、戦力を増強するための苦肉の策ということもできるのではないだろうか。
と、推測の形で記載されている。
余談だが、『各パーツが単独飛行可能かつコアブロック以外は無人制御』というコンセプトはVガンダムと近い。が、デザイン的には本機のそれはVガンダムに輪をかけて空を飛べそうにはないということもあり(特にチェストフライヤー)、ネタにされることもままある。
高機動戦闘用の“フォースシルエット”を装備した、エールストライクガンダムに相当する形態。
大出力のスラスターと放熱板兼用のウイングにより、大気圏内外で優れた機動性を発揮する。また、このシルエットにビームサーベルを装備するため、格闘戦能力も強化されている。
この時はシルエット非装備時と装甲配色は変化なし。
近接戦闘用の“ソードシルエット”を装備した、ソードストライクガンダムに相当する形態。形状的にも武装を除いたシルエット本体は非常にシンプルであり、機体の運動性をほとんど損なわない。
ソードストライクとは異なりビームライフルを装備するためある程度の射撃戦もこなせるようになっている他、肝心要の対艦刀も二振りに増設されるなど、ビジュアル的にもパワーアップが分かりやすい形態と言える。
また、作中でも初陣やタケミカヅチ撃沈などのシーンで使用され、比較的優遇された形態である。
この時は機体のVPS装甲は赤と白を中心とした配色になる。ちなみにVPS装甲は、赤い状態で最も優れた強度を発揮する(消費電力も最大)。
砲撃戦闘用の“ブラストシルエット”を装備した、ランチャーストライクガンダムに相当する形態。VPS装甲は白と黒、緑の配色となる。
ランチャーストライクと比較して、専用の格闘用装備を持つことからある程度の近接戦闘にも対応可能である点が特徴。
作中、印象的なシーンは専らフォースもしくはソードに掻っ攫われたためイマイチ影の薄い子。アビスを撃破したのはこの形態なんだけどねぇ……。
映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」に登場。「世界平和監視機構コンパス」が保有する、インパルスガンダムの近代化改修機。型式番号はZGMF-56E2。作中ではルナマリア・ホークが本機を使用。モルゲンレーテ社のエリカ・シモンズらが、カガリ・ユラ・アスハの要請を受け秘密裏に改修を施し、例によってオーブのアカツキ島地下に保管されていた。
熱耐性や防弾耐性を強化するためにバッテリーを最新型に換装、VPS装甲起動時にかかる電圧が変化しカラーリングも変わっている。フォースは若干くすんだ配色に、ブラストはカーキ系のミリタリー風配色に、そしてソードはルナマリアのパーソナルカラーに近い赤系の色へと変化するようになった。
さらに「デスティニーガンダムSpecⅡ」からデュートリオンビームによって電力供給も受けられるようになっており。フライヤーを装着したシルエットを随伴させ、戦場で換装を行うことも可能となっているようだ。
プラモデルではストライクガンダムと同じく、本体とシルエットを揃えれば換装を楽しむことが可能。
しかしながら、シルエットに対応した物がストライカーパックと比べると少ないため、換装に関してはバリエーションはストライカーパックに劣る。当然シルエットを変えても機体本体の色も変わらない。
ゲームでは換装機体という設定からか、Gジェネなどのシミュレーションゲームでは出撃前や出撃中でも母艦で換装することができることが多い。最近のスパロボでは機体枠を削るためか、シルエットそのものが武装扱いになっていたりもする。
ガンダムVS.ガンダム及びNEXTでは同コストのストライクガンダムと異なり換装はできず、フォース形態のみで戦闘する。代わりに分離射撃を行ったり、シールドにビームライフルを打ち込んで跳弾させたり、チェストフライヤーを射出させる、エクスカリバーで突進など原作『悪夢』を再現したフリーダムガンダム戦仕様。
EXVSシリーズではFBで復活参戦。NEXTまでと異なりストライクガンダムと同じく戦闘中に各シルエットに換装して戦うことができる。またコストが2500に上昇している。ストライクガンダムとの相違点は換装と同時に攻撃できることと、それを駆使して高火力のコンボを叩き込む事が出来る事。そのため状況に応じて換装するというよりは、フォース形態で立ち回りながら、隙を見て高火力の換装攻撃を叩き込んでいくという性能になっている。覚醒技(バーストアタック)は原作でフリーダムを撃墜したエクスカリバー突撃。発動した時のシルエットによって初段の攻撃が若干変化する。(フォースなら盾、ソードならフラッシュエッジ、ブラストならビームジャベリンを投げつける)初段を放った後、飛び上がってフォースに換装、同時にエクスカリバーを受け取り、突進して相手を串刺しにする。これで勝負を決めるとフォースインパルスでエクスカリバーを構える専用の演出になる。尚、NEXT以前の対フリーダム戦の攻撃はフォース形態で可能。(チェストフライヤー射出はできなくなった。)
家庭版FB以降はルナマリア搭乗版が使用できる。コストは下がって2000。コスト低下に伴いシン機と異なり弾数が減少し、機動力や攻撃力、体力が相応の物に引き下げられている。覚醒技はデスティニーガンダムを呼び出し突撃させるものへ変更された。(仕様はガナーザクウォーリアのインパルス呼び出しと同様。爆発させられるのも同じ。)
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掲示板
429 ななしのよっしん
2024/09/28(土) 17:01:02 ID: CBTTqs2y7r
でもぶっちゃけ、インパルスの玩具ってあんまり人気出ないんですよ、初見さん
430
2024/10/01(火) 12:43:06 ID: MIpeqV9HRV
はぁ? 昔から好きだけど? 悪い?
うるへー!!! あの頃子供だったからお小遣い貯めてもプラモ一つしか買えなかったんだよ!!
というか行動範囲にプラモ屋なんてねぇから買えねえし! 今じゃプラバン瞬殺だよ! 買わせてくれよぉ(嘆き)
431 ななしのよっしん
2024/10/01(火) 20:01:24 ID: EE5tLdLG03
他人にしょうもないレッテル貼りをしてないと自己を保てないような奴にわざわざ合わせんでええよ
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最終更新:2024/10/05(土) 07:00
最終更新:2024/10/05(土) 06:00
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