ウィリアム・カニンガム 単語

ウィリアムカニンガム

ウィリアム・カニンガム( William Cunningham, 1849〜1919)とは、イギリス経済学者である。

概要

ウィリアム・カニンガムは、イギリス大学において経済史というものを独立した学問の分野として確立するのに多大な貢献をした経済学者である。

その著作「イギリスの工業および商業の発達」はこの題の概略を述べ、方法を論じ、教育研究に大きな刺を与えた。

カニンガム1892年のエコノミックジャーナルに発表された「経済史の誤用」の中でマーシャル経済理論経済史の関係についての議論に疑義を差し込んだ。その他、経済学者育成における経済史の立場の点でもマーシャルカニンガムは敵対をする。

カニンガムは、ドイツ歴史学の人々と同じく「経済学説の相対性」を信奉していた。経済史の研究は、事実をもとに行うことであるので、経済学研究にとって最良の近であったからだ。

その上カニンガム大英帝国力や偉大や帝国に相応しい責務に確固たる信頼を寄せていたため、自習放任義へのかたくなな反対者であっただけでなく、保護義の唱者でもあった。

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