レイテルパラッシュ ウィン・D・ファンションだ
敵ネクストを確認 排除を開始する
ウィン・D・ファンションは、ゲーム『アーマード・コア フォーアンサー』の登場人物。
GAの災厄と呼ばれた、インテリオルの女性リンクス
前線兵からは、ブラス・メイデンの蔑称で呼ばれることも多い
乗機レイテルパラッシュは、軽量ながら高い火力を誇り
容赦ない戦い振りと、完璧なミッション成功率で名高い
インテリオル・ユニオンに所属するリンクス。カラードランクは「3」で、現在のインテリオルにおける最高戦力。
ミドルネームは「ディー」とだけ読まれ、本名は不明。名前の元ネタはファンタジー小説『魔法の国ザンス』に出てくるカメレオンの魔法と推察されている[1]。続けて「ウィンディー」と呼ばれることもある。
本作のキーパーソンの一人で、いかにもな「高潔なる歴戦の女戦士」属性や「世界の現状を認識しつつもそれでも自らの正義のため足掻く」行動ゆえに、高いプレイヤー人気を博している。というか、ぶっちゃけ担当声優が同じ草薙素子(SAC)にだいぶ似ているので、プレイヤー間では「少佐」という勝手な通称が半ば定着している感がある。
ACシリーズの伝統として、アリーナプロフィール以外、一切の個人設定は不明。声の演技からすると推定年齢は30代くらいだろうか。
リンクス戦争後にインテリオルを離れた霞スミカの後継とされているが、戦闘スタイルは真逆で、高火力軽量機を駆る突出型の戦術を好む。その戦いぶりから「GAの災厄」、あるいは真鍮色の機体から「ブラス・メイデン(真鍮乙女)」などと揶揄され、同時に畏怖されている。
独立傭兵のロイ・ザーランドとは関係が深いようで、それぞれ「ロイ」「ウィンディー」と呼び合い軽口を叩き合うなどしている。
ミッション完了か
あれでリンクスとはな
粗製とはこのことか
(ワンダフルボディ戦後の所感)阿呆だな
まあいい、消えろ
興味もない
(パッチ,ザ・グッドラックの命乞いに対して)
歯に衣着せないストレートな発言が多く、回りくどいやり口や姑息な手段を嫌う直情的な女性であることが窺える。傭兵である故に命のやり取りには容赦が無いが、彼女には彼女なりの信念があるようで、ストーリー終盤にて登場した、民間人の犠牲も厭わぬテロリスト集団のことは好ましく思っていない。
どのような形であれ、全ルートのラストミッションに関係しており、ある意味では、「人類のために個人の犠牲を厭わない」マクシミリアン・テルミドールと対になる人物であると言える。テルミドールが「人類種の延命」を主としているなら、彼女は「今を生きる弱い人々」を守るために戦っているのだ。そのどちらが正しいのかという判断はプレイヤーに委ねられる事になる。
…当たり前だろう
そうでなければ、誰が殺しなど販げるものか…
場合によっては企業連の決定を無視し、民間人を守るため独自行動に出ることもある彼女の姿は、ある意味では「理想的な傭兵」とは程遠い。その矛盾もまた、彼女の魅力の一つである。
カラードのランク3
リンクスはウィン・D、支援企業はインテリオル
出撃数、成功率ともに完璧な、理想的な傭兵
突出型であり、支援に徹する協働が有効となる
インテリオルの新標準機「Y11-LATONA(ラトーナ)」をベースにした、超攻撃型の高機動機。本作唯一のフル・ラトーナフレームでもある。
「レイテルパラッシュ」とは西洋剣のひとつ。騎兵用の直剣である。
ラトーナの「低燃費・高積載・高機動」を体現した、防御力以外に欠点のないアセンブル。脚部の高積載性能と、軽量の新型ジェネレータ「I-RIGEL/G」のおかげで、武装ペイロードも十分に確保できている。レギュレーション更新のたびに太り、重量過多に陥るCPU機が多い本作だが、レイテルパラッシュは全レギュレーションで重量過多を回避している。
武装構成は腕部のレールガンとレーザーブレード、背部にパルスキャノンとデュアルハイレーザーキャノン(通称・少佐砲)と、全てEN消費型で固められている。元来、低燃費フレームを生かしたEN武器の運用というのがインテリオル機体のコンセプトとはいえ、なかなかにピーキー。
遠距離ではレールガンで牽制し、中~近距離ではパルスキャノンをばら撒きつつデュアルキャノンを叩き込んでくる。ブレードは積極的に振らないものの、パーツ自体は優秀。扱いこなした際の攻撃力は凄まじく、優秀なCPUのロジックも相まって、作中屈指の強敵としてプレイヤーに畏怖されている。
弱点は実弾防御力。拡散バズーカの直撃を喰らったり、マシンガンの砲火が集中するとあっさり沈むことも多い。また、ラトーナフレームの難点として隠しパラメータの空力性能が低く、オーメルのライールフレームには機動力で劣る。
「ワンダフルボディ撃破」「不明ネクスト+ノーカウント撃破」において支援機として雇うことが可能。依頼料は報酬の50%と高額だが、その実力は確かなもの。
……が、実はこの2つのミッションの敵はレイテルパラッシュと相性が悪く、運次第で活躍してくれない場合もある。
前者ではワンダフルボディの拡散バズーカを貰ってあっさり退場することがある。
後者では、難度ノーマルは基本的に楽ちんなのだが、敵ネクストが追加されたハードモードではコジマ兵器で事故死する確率が跳ね上がっている。
彼女と肩を並べるからには、自分もその責務をしっかり果たそう。
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ここから先は、『ACfA』本編エンディングを 全て鑑賞後に閲覧することを推奨します。 |
企業はORCAを黙認する
その替わりに、企業首脳の生命を安堵し、彼らの過去を秘匿する今や、ORCAを止めるものは何もなかった
ただカラードに従わず、独自に動いたウィン・D・ファンションと
そのパートナーを除いて
企業連ルートでは『ORCA旅団本隊撃破』にて共同した後、『アルテリア・クラニアム防衛』の依頼人として登場する。企業連の意思に背き、ORCA旅団の最終目的を阻止するため、二人だけの防衛戦が始まる。ミッション開始後のデレ台詞に堕ちたプレイヤーは多いのではなかろうか。
心しておけ
お前たちの惰弱な発想が、人類を壊死させるのだと…人類など、どこにもいないさ
オッツダルヴァ
死にゆくテルミドール=オッツダルヴァにかけるこの言葉から、ウィンディーもORCAの正体を看破していたことが分かる。「人類」という「種」ではなく、一人一人の今を生きる「人」を見るウィンディーならではの弔いの言葉なのだろうか……。
逆にORCAルートでは『アルテリア・クラニアム襲撃』において「テルミドールを」排除した後、仇討ちを挑んできた首輪付きの前に立ちはだかる。
お客さんだぜ、ウィンディー
…予定通りのな
このルートで彼女に味方するのはロイ・ザーランド。このミッションにおける2人のやり取りは短いながらも、それぞれの想いを知ることができる印象深いものになっている。
彼女を撃破すると、歪み切ったこの世界への絶望を吐露しながら散っていく。
人類種の天敵ルートでは『アルテリア・カーパルス占拠』において、世界の敵と化した首輪付きとオールドキングを排除すべく登場する。
殺しすぎる、お前らは
彼女に撃破されると何の感情も感じさせない声で「死んだか、慰めにもならん」と吐き捨てられる。企業に反してさえ、クレイドルに住まう弱い人々を守ろうとしていた彼女からすれば、首輪付きたちが行った虐殺は到底許せるものではない。
掲示板
17 ななしのよっしん
2019/06/29(土) 20:04:34 ID: kvLDdnMcoy
流石にそれはないと思うけどな
ユニオンとオーメルって仲いいのかお互いに敵対しあうミッションがないんだよな。ついでにアンサラーも共同開発してるし。企業連がオーメルに牛耳られている以上、ユニオンがその総意に反した行動取るとも思えない
僚機に関しても企業の犬よりは独立傭兵頼るだろうし、そうなるとユニオン寄りでウィンディーと交流がありそうなロイかビッグボックスの襲撃で組んだ首輪付きに白羽の矢が立つのは自然
ネクストを動かす資本云々については、まあランク3だしある程度無理が効くとか、ウィンディーと同じく企業連の決定に不服な連中が融通してくれたとかそんな感じでひとつ
18 ななしのよっしん
2019/07/16(火) 01:04:20 ID: pwLZkkk0z0
クレイドルを犠牲にして宇宙進出を果たさねば人類は滅びる。
お綺麗な理想に従えば愚かな選択に。
修羅の道を受け入れれば賢い選択に。
ウィン・ディー・ファンションとはよく言ったものだ。
人類という共同体は存在せず、結局各々が独善的に行動する
のみだとする諦観の中で、彼女なりの答えを出したということだろう。
19 ななしのよっしん
2024/09/12(木) 18:11:31 ID: sHPMAfPjwq
AC6の選択の時、人類なんてどこにもいないさっていう彼女の言葉が思い起こされたわ
それと同時に自分で自分の首を絞めた人類への諦観みたいなのもあったのかなって思った
コジマ粒子もコーラルも争いの道具に使って自滅するような人類なら絶滅もしゃーない的な
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最終更新:2025/12/09(火) 23:00
最終更新:2025/12/09(火) 23:00
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